人狼議事

91 時計館の魔女 ―始―


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ―鐘が鳴って暫く・自室―

[そろそろいい頃合いかと、ポットを持ち上げて軽く揺らした。
 カップをそばに置き、ストレーナーを翳す。さらさらと流れて行く琥珀は綺麗に透き通っている。
 ゆらゆら、と。揺れる焦げ茶の葉を見つめながら、二杯目はミルクティにするかと、新しいポットを出して移し替えることは、しなかった。

 やっと腰を落ち着けて、一口。喉を滑る暖かさと、舌の上に残る芳香はいつも変わらない。

 上々だと息を吐いた頃、顔を上げたエリアスの問い――否、願い>>124に片眉を上げる。]

  何も部屋の隅に寝ろと云う心算はないが。
  そのまま、そこに居ると良い。

  元より、その心算だ。独りにする気は無い、
       此処が嫌なら――君の部屋でも、構わないし。

[何を言い出すのか、とでも。言いたげな、不思議そうな顔で逆に問い返した]

(149) 2012/05/28(Mon) 22時頃

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