>>145
[一瞬だけ唇に触れた感触がやけに残る。そこへ注がれる視線に意図はないだろうが、相手の指の名残と共にいたたまれなさを感じて硝子下の瞳をそっと伏せて。感触を誤魔化すように、相手の視界から隠すように、自分の指先を唇に押し当てながら吟味するように噛み締めた甘さを舌で転がし。金平糖は既に溶けて消えてしまった]
……いや、僕はあまり…
[相手が言う程の効果はあまり感じず。ほんの少し落ち着かなさは自覚出来たが、金平糖ではなく相手の言動からの感情だろうと予測。自己分析に意識を割いていたが為に相手の手の動きへの反応は若干遅れ、呆気に取られたように目を瞬き。やけに真剣に見えるオスカーの視線を改めて意識すれば向けられ慣れない視線に困ったように相手を見返し]
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行き過ぎな感じ、で了解しました。
その友情度が寧ろラ神の導きだったのか……
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(148) 2013/06/11(Tue) 12時半頃