人狼議事

241 線路上の雪燕


【人】 看板娘 櫻子

 素敵な殿方ですこと。

[紳士の背>>130を見送って、母国語で小さく呟いた]

 ……でも。なぜか無理をされているように見えましたわ。

[大丈夫ですよ、と微笑む紳士の唇の端が。
一瞬、びくりと引き攣ったのを。
決して櫻子は見逃さなかった。

お嬢さん、と呼びかける貴公子然とした甘いテノールの囁きが。
何かを言いかけるように、微かに震えていたのを。
決して櫻子は聞き逃さなかった]

 本当に、不思議なお方。

[無性に紳士のことが気になった。好奇心、と言ってよい。
もう少しだけ、話をしたいと思った。
皆の期待に応えようと、常に気を張った兄の背中を思い出して。
なんだかとても、懐かしい気持ちがしたのだ]

(136) 2015/11/28(Sat) 22時頃

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