[思ったよりもあっさり覚悟を決めた様子のベネット>>126に、少し驚いておどおどと]
な、なんかごめんね、リィンのわがままで……
『わがままじゃないってば!この人には何かあるわよ!』
[リィンがおかしな事を言うのは、いつもの事。しかしそのスケールと危険さに、さすがに暫し混乱する。
やや逡巡するも、やがて小さく頷いた。]
うん、じゃあ……
[そう呟いて鍵を取り出し、何かを探そうときょろきょろと見渡すと、再びベネットの小さな叫び
が聞こえた>>128。
そして日本地図らしき痣に、更に黒ずんだ染みが広がる。苦悶に歪む表情に、何とかしてあげたいと思うも手が出ない。]
あ、あの、リンデルさん。ベネットさんの傷って……
[僕みたいに治せませんか、と声をかけようとそちらを向くと。
突然。彼女の頭上に、白い猫が降って来た。**]
(129) 2010/03/17(Wed) 13時半頃