銃ですか………僕が?彼女を。
[それは。耳打ちされた言葉にぱちりと瞬いた。
彼は知らない、知らないから、仕方無いのだが…]
紳士などではないよ。
でも、…妹を持つ兄としては守りたいな。
[浮かべたのは苦笑だ。>>126
そして、瞳には暗い光が宿りかけたのを、そう答えることで隠し。狙撃銃に良い思い出などあるはずもない。櫻子はとても、危うい。
それは置いてかれることを極端に嫌がった妹に似て。
小突かれた肩を擦っては、ふと、先立つペラジーの視線が>>119ジャンと名乗る男を見ていると気づく]
ああ、何かあったんだ。ジャンくん。
よかった、…君に会いたかったんだ。
[いかにも親し気な友人に話し掛けるような声をかけ。
渋い顔を見れば、にやっと人の悪い笑み一度だけ浮かべ。本心を口にしておく>>127
簡単に事情を、ペラジーが家出少年の事を話すのなら、君も来るかいと手招きするように手を見せて、点検口に向かうだろうか*]
(129) 2015/12/01(Tue) 23時半頃