[ 兄の異様な声>>123に 僕は顔を曇らせる。 そしてそれが、梟の足が向かう筈の方向なら尚の事。 降りようか降りまいか、兄だけ呼ぼうか、行くべきか。 迷いによって ぎりり、と締めあげられた桜の枝は 本物だったのなら木肌が剥けて 樹皮の匂いがする筈が ぱらりと微かに壊れるだけ。 僕は両手で枝にぶら下がりながら 歩くには到底向かない足で地面へ降りた。 ( 兄さん…… ) 不安に渇いた舌の上が ざらりと嫌な感触を立てて 僕は土に爪の鋭利な先を埋めながら 恐る恐る 兄の声のした方へ。 もしかしたら、騒ぎの渦中 よく知らぬ 別の影に会ったかもしれないが。]
(127) 2015/07/09(Thu) 23時頃
sol・la
ななころび
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