人狼議事

315 【La Mettrie〜存在という機械が止まる時】


【人】 弁務官 ジャーディン

>>121 そうだな
オレに血ぃくれるって莫迦は
オマエ が 二人目だ
 けど 他の人じゃ やっぱりダメだった

[『     』を思い出せなくなっていく。
顔も、声も、香りも、肌触りも、指に絡めた髪の質感も、共に過ごした幸いの日々も、最期に啜り尽くした生命の味さえも。
別の誰かの味で忘れたくはない。

寄生主が渇望するのは、栄養となる人間の血のみ。
宿主(ジャーディン)が希むものは、――もう手に入れた。

目蓋の裏に、暖かみの濫れる食卓の光景が描き出される。
久しく忘れていた『幸せ』の色をしていた]

それでも
          あ ありがとう

[頭を掻きながら小さく小さく嘯く。
瞳だけでなく赤くなっているだろう顔を、俯き隠して]

(126) 2023/01/04(Wed) 00時頃

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