そうですか。
[まだ捜索らしい捜索はしていない、と。
ディーンの言葉>>121にはそちらを見る。
他に書庫に足を踏み入れた者からの反応はあっただろうか。ディーンが捜索の指示を出して居ない事から、口を開いた。]
このまま会議を続けても、決め手が得られるとも考えにくく思います。腹芸に長けている方も多いでしょうし。
ユ・シハ師団長の仰る、「師団長の仕業である」と言う事を全員が了承できるか。
ハミルトン師団長の仰った、「容疑者を拘束する」旨を了承するかどうか。
――……自身が拘束されるとなった際に、異を唱えないかどうか。
容疑者を拘束するとして、その容疑者をどうやって決めるのか。
その辺りの決が取れれば、解散して書庫を調べに行く方が、実がありそうに思います。
事件も争いも、会議室では無く現場で起きている…と、古い格言にもありますし。
[告げて、埋まる14の席を眺める。キリシマとミケが此方を見、身を強張らせたり首を傾げたりしているのには、表情変えぬまま問い返すように首を傾げた。]
(125) 2011/03/23(Wed) 22時半頃