[開けっぴろげなのはベストの方だけであり、それなりにきちんと閉めていたシャツのボタンが開けられていく。(>>43)
ゆっくりとした動作はもどかしさを生むが、挑発にやすやすと乗ってしまうつもりはない。
体を好きにさせたまま、ルーカスの行動を目の端に映す。]
そうねェ。
ま、どっちかッつーとデカイ乳がある方が好みでね?
[首筋に感じる粘膜の熱さ。
吸い付く感覚で痕は残っていないだろうと推察する。
残されたところで困惑はしないのだが、その行為にルーカスの心情を覗き見るように考えを巡らせ。]
追われたいタイプでね。
求められりゃそれなりに対応はすンぜ“お客さン”?
[そう、返した。
指先が下方へと伸びてくる。
耳や胸元に与えられた刺激は、そこへ徐々に熱を集めていて。
服越しには伝わりにくいかもしれないが、欲は疼き始めている。
先の見ていた情事とは逆に、この男を後ろから突き上げたならどんな声で啼いてくれるのか…と。]
(112) 2012/09/10(Mon) 10時頃