お前の魂、私が引き継ぐ。
[これから行う行動の結末。それは、仮に脳で感じていなくても、この状況を彼女が感じていれば、察することができる内容だろう。
だから、本当に告げたかった言葉は、その後に続くこと。
人型魔物の一撃で吹き飛ばされる小さな体は、強いとは言えないのかもしれない。
大言を吐きながらも望みを達せられない>>87力の無さも、強いとは言えないのかもしれない、けれど]
私は強い。だから、決してそれを無駄にはしない。
[そうであり続けると示すことが、ヴェラにとっては人である矜持。
背負い方や、行動の起こし方は、人それぞれ違う>>47だろうが。
相手の真意は分からなくても、それが慰めになるかどうかも分からなくても。
狼では認識できない『魂』>>2:143にとって、ヴェラが強くあり続けていることが、せめてもの慰めになる>>1:138だろう、と信じて]
(108) 2013/06/18(Tue) 19時半頃