やあ、メレディス。
[当の本人の姿を見かければ、淡々と挨拶をする]
うむ、皮肉が過ぎた事は謝ろう。
私としては君の文字が即座に読めない事に心から劣等感を覚えているのだよ。
君の文字が芸術などと持ち上げたかのようにその実貶すような気は毛頭ないが、君に比べれば私の字は面白みひとつない字でな。一時は丸文字などという装飾に試した事もあるが、あれは癇に障る。
それに比べれば君の字は読み辛いし汚いとは思うが、見てて私の頭は痛くならない。ならば読解するには読み手の能力が問われると思っているわけだ。
悔しいが、バードマンが第一人者であろうとするならば私としては後援を惜しむ気はない。
が、先ほど述べたようにバードマンでさえ読解力を要するのであれば、今はその時ではないだろう。
メレディス。
君もあの学長の気まぐれを目にしただろう?
今は時間をそちらに優先する方が、利点であると私は思うのだがな。
[対抗するようなグレッグとフィリップを交互に見ながらも、ノートは手にしたまま聞き返した]
(94) 2013/01/20(Sun) 15時半頃