[全てお見通しであろうヤニク(>>87)に対してクシャミはニハハと笑ってお菓子を拾うのを手伝った]
(本当甘い人だなぁ)
[隣の少女も目の前の医者も何か察していても詮索しなくて自分に合わせてくれている。そこが申し訳なく感じつつも居心地良く思ってしまった]
(ずっとこんな生活ならここも悪くないんだけど…)
[宣告された寿命。明日生きてるかもわからないこの命でいつまでこんな幸せな生活が出来るだろうか。落ちたお菓子の一つであるグミを口の中に入れるとくすんだ色からは不釣り合いな爽やかな酸っぱさが口に広がった]
…酸っぱいにゃー、ニハハ
ニハ、ニハハハハ。それじゃあ食堂までしゅっぱーつ!
[世界の色が無くなっても見えなくなったわけじゃない。それなら、いくらでもやりようはある。そう楽観的に考えると大半のお菓子を抱えて食堂へと歩を進めた]
(93) 2014/06/21(Sat) 14時半頃