あー、しまった俺袋とか持って来てねーよ?
[幾つか摘んだ青白い花を左手に掲げて、二人を振り返る。
入れられる袋を持っているか聞きながら、雪に冷えた指先に視線を向け。頬に触れたモニカの手の温かさ>>65を思い出して、目を細める。
出発前に包帯越しに頭に触れたジリヤの手。
診療所でぐりぐりされたマユミの手。
ぺちりと何度か叩かれたミナカタの手。
触れる手はそれぞれに温かく、優しい。さみしいという感情は、そういうものの記憶を温められないことなのだろうか。
いや、その温かさを知っているからこそ、与えられないのが、欲しがっても手に入らないことが──哀しく、つらい。そう、いうことだろうか]
え、あ? モニカレシピ貰ってなかったっけ?
[>>71どれ?と問う声に思考は戻り、見れば既に解決していたようで]
しっかし、これでメンバーが俺とブローリンと先生だったら、
むさすぎて苦行だったな、それだけでモニカ誘って良かったわ
あんがとな、来てくれて
薬作ったらまたカフェにでも行くか。弁当の礼に奢るし
(74) 2013/12/21(Sat) 01時頃