人狼議事

223 豊葦原の花祭


【人】 花売り メアリー


[ 不恰好に蹲っていた。

それは初めて彼と出会った時のように。
ただ違うのは、深みを帯びた空の下では自分の影さえもよく見えなくて。

まるで、世界にひとり取り残された気分になった。

一緒に歩いていた頃は、初め騒がしかった心臓も言葉を交える度に穏やかになりつつあったのに。

理不尽な文句を撒き散らす子どもを受け入れてくれる優しさ>>64にずるずると付け入る自分に、自己嫌悪していた。

彼が木々を見上げていたことを知らないぼくは、声>>65がかかってもつま先を眺めていて。

でも、その先に一羽が止まれば、はたっと容易く呼吸が止まってしまう。

 惚けたように、向けられた視線を真っ直ぐ見つめ返したんだ。 ]

(69) 2015/04/21(Tue) 02時頃

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