[意地悪な、という言葉には眉尻を下げる。…ああ、狡い自分の考えはきっと彼に透けてしまっているのだろう。返ってきた言葉には眉尻を下げて]
……すみません。…結局のところ、誰かに頼りたいのかもしれません。……もう、何も考えたくなくて……、
[そう言うと黙り込む。……ああ、でも自分では決められそうになくて……。
確かフィリップの悲鳴が聞こえたと彼は言っていたか。それなら、ヨアヒムのこの姿を見たのだろうか、なんて考え。…ああ、でも彼に会わなければ本当のところはわからない。
それに、ここに彼はいない。それでも、彼がこんなひどいことをしたようにも思えない。]
……っ、ごめんなさい、フィリップさんを…探してきます……!
[思い立ったのはその考え。引き止められることがなければその場を離れればフィリップを探しに歩くが……まさかリーの部屋にいるとは思わず、会うこともなかったかもしれない。
探しながら、まとまりのない頭で考えて導くのは………イアンを*した時にその場にいなかった人か。意見を得れなかったなら、おそらく【ネル】を疑うだろう。]
(65) 2015/08/26(Wed) 23時半頃