[その嬉しそうな顔>>54を、ちょっとオスカーに話しかけていた隙に見逃していたと知ったらリーは悔しがった事だろう。だけれどその後の笑顔はバッチリであった。
共に屋台に向かい、自らもシャシリクを注文する。]
——ん?友達?
もちろん、いいよ。俺もメルヤちゃんと友達になれるなら嬉しいし!
[メルヤの問い>>55にちょっとはしゃいだように返事をする。]
やー、俺は結構負けてるよー?寒さ。ここんとこはずーっと家ん中から出てなかったしさー。
でもお祭りはさー、やっぱ、楽しいしな。
[そう言って照れくさそうに笑う。南から来た、という言葉を聞けば目を丸くして]
へええ。南の方かー。そりゃ驚くよな、この寒さ…
…そっか。遠く——か。
[どこか遠い目をして呟く。いつかどこか遠くまで届くほどの大きい事。未だ、それは行動に至っていない。遠くから来たという少女がとても眩しく見えた]
(61) 2015/05/25(Mon) 22時頃