んーと、そんな感じかな。
[今日はお天気が良いからね、と取って付けたような理由を続ける。急に、ここで何しているの?なんて変だっただろうか、と今更不安になりながらも、彼>>54と話せたことを心から嬉しく思った。]
ーーえ、ほんとうに?
クシャちゃんの目、治るんだね……良かった……。
[嬉しそうに話す彼に、喜びとほんの少しの寂しさの混じった感情を抱く。彼の病気が治ったのはすごく嬉しいのに、一緒の転院先になれるとは限らないし、もし同じ場所に行けたとしても彼にはマリーが居るのだと思うと、素直に喜べなくて。わたしはなんて嫌な奴なんだろう、彼が本当に大切ならば心から祝ってあげなければいけないのに、と自己嫌悪する。]
わたしの髪より、もっと先に見なくちゃいけないものがあるでしょ?
[冗談言わないの、と笑いながら返すと、彼の顔を記憶に焼き付けるように見つめて。転院する彼に対してマリーの病気は治るだろうか、と考える。離れ離ればきっと寂しいはずだ。だからといって、何をしてあけられるわけではないのだけれど。]
(56) 2014/07/03(Thu) 01時半頃