[銀色とイエティの方はよく見えないながら、
二人の指や動きは何となく視界の端を掠めており。
肯定と頭を撫でる手>>49には見えない尻尾を揺らめかす。
溢れてくる汁は苦いし生臭いが気にせず音を立てて吸い、
顎が疲れてくれば一旦口を離し、熱い頬を擦り付ける。
意地悪な質問をしてきた金犬の方>>47を一瞬眺め、
ぷい、っと拗ねた風に視線を逸らしてしまう。
あんなアホ>>48ですら経験済みだなんて、世の中理不尽だ。
犬から美味しそうだと思われていたことは知らないが、
悲鳴を上げる顔>>50すら、美味しそうには見えてしまい。]
ん、んんぅ……
[一緒に気持ち良くなりたいが、肘を突いた腕は動かせない。
代わりにひっきりなしに口の中を満たす汁をすすり、
飲み切れなかった唾液とが口端から垂れ、首筋を伝い、
その感触すら気持ち良くてふるりと体を揺らす。]
(54) 2016/06/12(Sun) 00時頃