俺がですか。
……別に構いませんけど。犯罪者にはなりたく無いんですけどね。
[僅かに沈んだ声音>>38を気にする風も無く、ともすれば相手の神経を逆撫でするような事を言う。
病の進む彼の余命は、カルテの情報によれば残りひと月も無い。笑いたくとも笑えず、泣きたくともその顔を歪める事も出来ず。その苦難からの行動ではあるのだろうが、病を患っていない自分からしてみればそんな"意味の無い"行動はどうにも理解出来ない。
どうやっても知る事の出来ない彼の苦しみを想像する事は早々に諦め、そんな事をしても何も変わらないのに、と胸中でそっと呟いた]
ディーン。そんなに嫌ですか。
[まるで凍り付いたように動かぬその顔を覆うその手に手を伸ばし、小さく小さく聞こえた言葉にそう返す。
視線を少し外し、握った相手の手の指を軽く弄びながら次の言葉を探す]
(43) 2014/06/24(Tue) 23時半頃