―― 少し前 ――
[その場の唯一の男性であるノックスが黙って聞いてくれているのに甘え、女子トークに片足が突入しかかってしまったので、申し訳ないとぺこりと頭下げていたら、声が挟まれて>>110、一瞬言葉を見失う。]
! …
あ…、ありがとう。
[気遣いと、お節介や無神経は紙一重だと思うから、
空回ったときの居た堪れなさは内心厳しいものがあるのだ。
正直なところ先刻関わってしまったことも、若干の気まずい後味が残っている気がしていたので、>>19自分の行いを肯定してくれるかのような言葉に不意を打たれたというか。]
えと……なんだろう、
そう表現してもらうと逆に照れちゃうけど
でも、あーだこうだ考えてた気持ちが少し楽になる、うん。
…わわわ。ラディスセンパイまで。
[同様の言葉を重ねられたのにも>>19わたわたと胸の前で手を振って、けれど、少し恥ずかしそうに二度目のありがとうを紡いだ。
珍しく神妙で、なんだか謝罪のように深いお辞儀になってしまったのは、顔を見られないようにで*]
(37) 2016/08/25(Thu) 23時半頃