人狼議事

191 忘却の箱


【人】 お針子 ジリヤ

[鍵のかかっていないドアを開けると
 書棚の林立する光景が目に入る

 見渡せば本を読むためだろう
 革張りのソファ、数脚の椅子と机が置かれていた

 サナトリウムに来てすぐのこと
 医師のスティーブンに好きなもは何かと問われ
 『素敵な物語』と即答すると
 ここがあるのを教えてもらった経緯がある

 そのスティーブンの名前も覚えたそばから
 するりと記憶の中から消えて行った

 自分のつけてた記録を見た限り
 消えやすいのは人の名前なのだろう
 まるで、初めて物語を読むかのように
 そこには知らない名前が上がっていて

 いつしか意味を感じなくなった]

(33) 2014/09/02(Tue) 17時頃

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