[>>3振り返ってきた涙目の顔に、愛想よく口を横に広げて。
尖った犬歯を見せながら、逃げようとする腰をがっちりと掴みなおした。
御主人のペニスを咥えたまま、尻をこちらに向ける姿は先程からテレビで流れている人間の交尾の様子とよく似ていた。
柔らかく熱い舌が、ざらり、と自分の唇を舐める。
熱で喉がたまらなく乾いてるときとよく似た情欲は、ほとんど身動きできてない獲物に対して向けられていた]
大丈夫大丈夫、怖くないですよ!
むしろ気持ちいいですよ。きっと。
御主人とおんなじ、人間のからだなんですから。
[>>5余裕のない御主人にも、ねえ?と同意を求めて微笑む。
周りの状況もわかってないようによがる御主人の姿に、目を細めて。
人間の雄はきっと、雄同士の交尾によって容易く快楽を得ることができる種族なのだな、と認識をしておく。
そうしながら、ぐ、と力を込めて。
差し込んだ熱で、ヴェラの内腿を擦った]
(16) kaisanbutu 2016/06/12(Sun) 22時頃