人狼議事

191 忘却の箱


【人】 露店巡り シーシャ

―廊下―

[腕に少女を抱いて、裸足のままリノリウムの上を進む。しんとした廊下に、ぺたぺたとどこか間の抜けた足音が響いて、その滑稽さがまるで今の自分のようで。
時折、詰まる息を短い咳でやり過ごしながら、ゆっくり、ゆっくり、歩いていた。

背後について来るヤニクから、代わろうか、気遣う声がかかる。>>7 聞き慣れたはずの声がやけに低くて、きっとそれは彼も何かを堪えているからで。]

…いい。
オマエじゃ危なっかしくて、オレがおちつかねえよ。

思う傍から霧散する思考では、返す言葉も上手く見つけられず。結局、いつものような軽口が、温んだ夕方の空気を揺らした。

もうすぐ日が暮れる。
夜が来て、明日も。明後日も。
花は咲いて、散って。いつか。]

(8) 2014/09/09(Tue) 18時頃

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