−回想・花屋 ティソ、トレイルと−
[花屋の中に少年と入り、>>0:375冷たい飲み物をいただいて。店員が花を選んでいるのを横目に、大丈夫だと腕を振り示してくれる少年>>0:338にほっと一息。
>>340花が似合うと言われれば、少しだけ驚いたような顔をして]
そ、ぬいぐるみ。
髪や目の色、肌の色がやわらかいからかな、可愛いと思って
[肯定と共に軽い言い訳のような言葉を添えて。その返事>>341と共に差し出されたのは勿忘草。死に別れの恋人たちを唄う花は、可憐にくるりと一転させられ]
格好いいのは、行動でかもね
でも、花を差し出されたら少しときめいちゃうわ
[からかうような言葉と共に勿忘草を受け取って、笑う。自分に花なんて柄じゃないと思っていても、やっぱりうれしい物は嬉しいから。
そんな風に緩く少年と話していると、店員の青年が少年のための花束を持ってくる。丁寧な解説と一緒に世話の仕方も補足する店員は、なんだかとても生き生きとして見えて]
……素敵よねぇ
[ぽつりと呟く言葉は、自分が好きな仕事を見つけられたことに対する羨望のような憧憬のような。誰かの耳に捕らえられてしまえば少しだけ違う意味にとられてしまうかもしれないけれど]
(5) 2014/10/03(Fri) 01時半頃