[モグモグとステーキの後に更に追加した軽食を食べつつの事だった。
響いてきた放送。何事だろうと、自然にスピーカーのある方へと視線が向いた]
あっ、ああ、悪食、ですか……?
[自分はこの通り、皆よりも多めに軽食まで腹に収めたところだ。何事だろうと周囲を見渡したが皆の反応はどうだったであろうか。
おどおどしながらも、自分にもその症状が現れれば厄介かとサイモンとやらの部屋に向かう。
その時にリー>>0とは鉢合わせたかもしれない。此方はサイモンの鍵の開けられた部屋に辿り着くと、コンコンとノックしてみせた]
そ、そそその、さ、サイモンさん?
あ、ああ開けますよ…?
[そっと扉を開けば蒸せ返る何かの匂い。嗅ぎ慣れぬ不快な匂い。そして目に飛び込んできたその色に、男は蒼白となり腰を抜かして床に尻をついた]
えっ、えええっ、うああ……?!
[なんだ今のは。驚きに言葉にならず、しかし込み上げる吐き気に襲われて再度確認もできず、口元を抑え顔を歪めた]**
(1) 2015/08/25(Tue) 08時頃