人狼議事

246 朱桜散華


【人】 半の目 丁助

─ 夜中 ─

[そうして足元に横たわる香月の亡骸。
鳩尾の辺りに匕首を突き立てられて絶命しているその顔は、夜の闇が覆い隠し表情をうかがい知ることができない。

彼の、最期の言葉はなんだっただろうか。
丁助にはもはやそれすらも思い出せないでいた。
ただ、志乃を失った悲しみとその痛みすらもすぐに消えてなくなりそうな己が変容に恐怖し、かつて兄と慕ったこの男に縋ったことだけはハッキリと覚えている。
そして今、丁助の心には幾分かの平穏が訪れていた。]

さすが香兄だな。

[胸を押さえて呟くように]

香兄はいつだって俺を助けてくれたよな。

[そして祈るように]

ありがとう───さようなら。

(0) 2016/04/25(Mon) 00時半頃

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