人狼議事

56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――


【墓】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[理由を問われて、一瞬口ごもる。
数少ない国費留学生として、学生生活の様子――実質、赤国の市民生活をレポートに書いて送っていた。
特に大公周辺の情報に関しては、時に自ら率先して収集に当たったこともあった。それは円卓会議に、そして女王に読まれることもあっただろうか。
だが、それ以前に]

 街中にあんだけ顔が溢れていれば気付くっつーの……。

[片手を挙げられて、はあっと溜息を吐く。
そのまま2人の処遇について聞き]

 どうやら、お前がイイヤツなのは分かった。評判通り、だな。

[開戦派が騒ぎ立てる良くない噂から、大公とその息子が穏健な人物であることは推測していたが。]

 でも、あんな騒ぎ起こして、その上で客人だなんて。
 お前が良くても、諸侯が黙ってないんじゃねーのか。

(+118) 2011/07/04(Mon) 23時頃

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