[>>+54ベネットがペラジーの目論見通りに隊を分けるのを見て、少しだけ後ろめたかった。
彼らは、自分に誠実に接してくれていたから。
それでも、メディが自分を案じてのこと、彼を危険に晒す訳にはいかない。]
……、
[メディはセドリックの存在に気づいただろうか。
もし隙を見て逃走するとして。
自分の知り合いだと知れているセドリックを置いて行くわけにいかない。
話しをしている様子を見ていたなら、旧知であろうことは察してくれるかもしれないが…
そも、セドリックの解答を聞いて、赤国の情勢をかなり熟知していることがベネットに知れただろう。
ベネットはともかく、他の軍人たちは緑国に返すことを危険と判断しないかとはらはらした。]
荷物だけで済んで、怪我しなくてよかったね
[メディにそう言いながら、さり気無く合図を送る
『銀髪 緑国民 置いて行く 駄目』]
(+62) 2011/07/03(Sun) 23時半頃