……、名を名乗るのは、余り好きじゃあないんだ。
[珈琲を此方へと渡したのなら、今度はカタカタと椅子を揺らし始める三月兎>>+28に眉を寄せ。何ともせわしない奴だな、と呆れつつも珈琲をもう一口。
しかし此方を覗き込まれ、じっと目を合わされたのなら少し気まずそうに眉を持ち上げ。
……久々の一口で、思いの外気が緩んでいたらしい、と。それが少し可笑しかったから、ふ、と苦笑を漏らした。]
あぁ、美味いとも。この珈琲を淹れた人物は実に良く分かっている。
君は、珈琲は嫌いかな。
[尚もカタカタと椅子を揺らして遊んでいる様にまたひとつ苦笑を漏らしつつ、何とは無しにそんな事を。
正直な所、その音はあまり心地の良いものではなかったけれど、どうやら何か思い耽っているようだったから、水を差すのはやめておこう。
――と、思ったのだけれど。
椅子ごとひっくり返る様>>+29を見れば、嗚呼やはり注意しておいたほうがよかったのかもしれない、なんて。]
(+44) 2015/06/28(Sun) 01時半頃