[グロリアが発した承諾の言葉はシンプルで、イアンには美しくすら感じられた。 囁きに応えるのは、おんなの鎖骨に額を寄せたままのイアンの溜め息。言葉の通りならば、イアンの胸の裡はグロリアには届かないのだ。 笑う余裕も無く、ただコクリと頷く。 髪に絡まる指の感触を味わいながら、息を吸い込んで応えた。]もちろん。[片腕の力を緩め、上質のドレス生地の上から手のひらを滑らせる。 ひざまずくようにして膝下に腕を差し入れ、両腕でグロリアを抱きあげた。 スリットの隙間からこぼれる大人のおんなの脚を、イアン自身の視線から隠すようにドレスの裾を伸ばし、寝台のある薄暗い部屋へ向かう。その場所へ向かうまでの時間、イアンは心臓の音までを、腕の中のたおやかな女性に支配されてしまった心地がした。]
(+40) 2010/04/09(Fri) 05時頃
sol・la
ななころび
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