………おや。君も此処に来たのか。
御機嫌よう、"女王様"。
そう言えば……、"こっち側"には、女王は居なかったのかな。結局見かけなかったが。
[未だ空席なままの、ティーカップの置かれた席。そこへと向いた視線を振り返り、少しだけ意外そうに眉を持ち上げる。
嗚呼、それにしても。"鏡の国"の女王は見れど、"不思議の国"の女王は結局見かけることが無かった、と。
もう一人の女王はせめて、本当に"女"王ならば良いのだが、と少しだけ残念そうに呟いたのなら、卵へと向けられたチェシャ猫の言葉>>+22に同意するように目を細めた。]
君は分かっているな。珈琲はブラックに限る。
"不味い"珈琲なら、その限りじゃあ無いが。
[砂糖とミルクをテチ込まなければ飲めない珈琲なんて、出来れば飲みたくないものだ、と。
そんな思いとともに、何とも可笑しなお茶会の中で珈琲をもう一口。]**
(+27) 2015/06/27(Sat) 15時頃