[階段を降りて、処置室の前を足早に通り抜ける。
治療の時間じゃないのはわかっているけれど、お医者さんにあったら注射されてしまいそうで、何と無く怖くて、半分走り抜けるようにパタパタとスリッパを鳴らす。
一気に通り抜ければ廊下の端っこ、ここの角を曲がればすぐに食堂だ。
さっきあんなにご飯を食べたのに、少しだけお腹が空いたようで、くぅ。と小さな音がする。]
〜〜!!!
[恥ずかしくてお腹を押さえた時、後ろから優しい声>>+10が聞こえ、満面の笑みが浮かぶ。]
あー!キラキラのおねーちゃんだ。
おねーちゃんも、こっちのびょういんにおひっこししたの?
[知っている人にまた会えたことが嬉しくて、レティーシャに抱きつこうと、精一杯手を伸ばす。
抱きとめてもらえば嬉しくて頬を寄せるし、抱きとめられなかったとしても、洋服をグイグイ引っ張ってこう尋ねるだろう]
あさがおね、これからしょくどうにいくの。
キラキラのおねーちゃんもいっしょにくる?
[都合が合うなら、そこで読んでもらおう。と強く手紙を握りしめた。]
(+16) 2014/07/03(Thu) 15時頃