[生い茂る木々の中、あの最初の世界で成し得なかったお茶会だとでも言うように、お茶の広げられたテーブルを覗き。
聞こえた"卵"のぼやき>>+13には眉を持ち上げつつ、少しだけ拗ねたように眉を持ち上げてみせた。]
傷だらけの私に向けて、塩の槍を降らした奴の言う事か?
塩が傷に染みて、染みて、染みて。…あの痛みは忘れてない。
[憎々しげにそう言ったのなら、眉と唇を下げて肩を竦め。
それでも席を勧められれば片手を挙げて、"どうも"、と椅子を引こうと手を掛ける。
しかし"三月兎"が男が席に着くのを拒もうとした>>+11のなら、"席なら沢山あるじゃあないか"と答えつつ。
それでも直ぐ後に続いた言葉には、肩を竦めて同意を示す――全くだ、いつまでこの服を着ていなければならないのやら。
あの広場で会った時以来だろうか、此処にいると言う事は、きっと彼も男と同じく"死んだ"のだろう。
小さく崩れた表情にはちらりと視線を寄越しはするものの、それだけだ。彼の胸中を推し量れる程、男は彼を知りはしない。]
(+15) 2015/06/27(Sat) 13時頃