……あ、ああ。
そうだな。
[ませた口調>>+11に曖昧に返す。分け合う良さというのはいまいち分からなかったが、彼女が満足したならそれで良い]
――にゃーにゃ?
[何の事だと思わず聞き返すが、少女の抱えた猫のぬいぐるみが目に入れば、合点がいったという様に首肯いた。ぬいぐるみをまるで生物(正しくは友達だろうか?)の様に扱うのは、ディーンからしたら奇異に見えたが、彼女にとっては当然なのだろう]
……いや、私はいい。
少し疲れた。部屋に帰る。
[最初こそ院内を散策するつもりだったけれど、彼女と会話していたら比喩で無く疲れてしまった。子供相手はやはり変に気を遣う。……それでも不快ではなかったのは、自分自身でも不思議だったが]
片付けは私がやっておく。
さっさと行ってこい。
[少女が重ねた器を自分の方に寄せて、しっしと手を動かす。別に急かすつもりは無いのだけれど。気遣いというのはかくも難しいものだ。
彼女がそれを諾としたならば、特に見送る事はせずに食器をカウンターに返して、その足で自らの病室へと帰るだろう]
(+13) 2014/07/01(Tue) 18時半頃