人狼議事


301 十一月うさぎのないしょ話

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視点:


【人】 剪毛工 レナータ

ー商店街・緑川書店ー

お疲れ様でした。
お先に失礼します。

[高校を出て、大学生になって。
渡されるお金は結構な金額になって通帳を温めているけれど、それとは別に始めたアルバイト先は21時半クローズ。
本当は浮きに浮いていたお金できょうだいのように家を出ようかと思ったのだけれど、ちゃんと何かを食べて生きているのかを不安がる気持ちもわかるので今はまだ、言い出せないまま。
今日は一日授業のない日だったから、オープンから入って、夕方まで。
一緒に上がったバイト仲間に一緒にご飯でも、なんて誘われたけれど]

…ごめん、このあと用事あるから。

[本当は用事なんてない。
やっぱり、何かを食べたい気持ちにならないだけ]

(34) 2019/11/23(Sat) 14時半頃

【人】 剪毛工 レナータ

[とは言ったものの、途中まで帰り方面が同じ相手にこのあと遭遇する可能性も気まずい。
途中のドラッグストアでバランスブロックを一箱だけ買って鞄に押し込むと、いつもは入らないような路地に足を踏み入れる。

見たことのない店、路地に咲く花。
新しいらしい建物の壁は煙で焦げた焼き鳥屋の横に突然現れるピュアホワイト。
もくりと上がる煙が空に広がって、空の色を濁らせる。
聞こえてくる野球中継、わっと盛り上がる歓声と悲鳴。

知っているのに知らない街のにおい。
まるで、ちょっとした冒険。
長くなった三つ編みの先が、少し揺れる。
帰り道が分からなくなるのは困るけれど、もうすこしだけ──]

(35) 2019/11/23(Sat) 14時半頃

【人】 剪毛工 レナータ

[そんな中、ひょっこりと。
進路の斜向かい、見えたのは兎の描かれた扉。
自分が小さい時に読んでいた児童書の表紙を思い出す。
病気で亡くなった母がたくさん読んでくれた。
森にある、ちいさなレストランの話。

父が再婚して、二人目の母ときょうだいができて。
でも、あの本を自分はどうしてしまっただろう。
父と二人で住んでいた部屋を出た時に]

(…どうしたっけ)

[忘れてしまった。
父は、あの家での荷物はほとんど処分してしまったと言っていたから、きっとその中に入っていたのだろう]

(36) 2019/11/23(Sat) 14時半頃

【人】 剪毛工 レナータ

…懐かしいな。

[ぽつりと呟いたら、肺に滑り込んできた空気はあまりに冷たくて少しびっくりする。
それと同時に、自分はどれぐらいそこに立っていたのだほう。
気がつかないうちに店の前に増えていた人の影、車の音。
あの扉の奥は、何の店なのだろう。

そろりと視線を人影の増えた扉から横に滑らせて、見えたのは窓越しの景色に落胆する。
飲食店──それも、ちょっとお高そうな。
一見さんお断り、というよりも、出してもらった食事に手をつけずに帰るのは至難の技に見えた。

溜息が、あふれて、落ちた*]

(37) 2019/11/23(Sat) 15時頃

剪毛工 レナータは、メモを貼った。

2019/11/23(Sat) 15時頃


【人】 剪毛工 レナータ

[どうせ、入っても何も頼めないならさっさと諦めて帰るしかない。
いや、諦めるということ自体がおかしいのだ。
自分は、何を期待しているのだろう。
わからない。
早く、帰らないと。
立っていても無駄なのに、離れがたいようなこの気持ちの理由がわからない。

バイトが終わればまっすぐ帰る予定だったから、夜の冷えの対策なんてもちろんしていない薄手の上着を通り越してやってくる寒さに小さなくしゃみが一つ。
身体も早く帰るべきだと訴えているのだからそうするべきで]



[ようやく気持ちに踏ん切りがつけられそうだと思った矢先、目が合う>>45
とても、とっても、気まずい。
やはり早く帰るべきだったのだ]

(73) 2019/11/23(Sat) 20時頃

【人】 剪毛工 レナータ

[ちらほらと、店の前に滞留していた人影>>41が動き出す。
もしかして開店待ちだったのだろうか。
自分のバイト先も、小さいながら本以外にも文房具やオーディオ、マニアックなアイテムなんかも置いているので話題性のあるものなんかが新しく出る日には見かける光景だ。
飲食店ならば、きっと人気があることの証明だろう。

目があった女の人と一緒に入っていった眼鏡の人>>58には声までかけられてしまった。
巣穴って、なんだろう。
そういう名前の店なのか。
それとも、自分が読んだことがない本にそんな言い回しがあるのだろうか。
まるで蛍を誘う水の歌みたいな響きだけど、生憎もう蛍はこの季節生きてはいけない]

(74) 2019/11/23(Sat) 20時頃

【人】 剪毛工 レナータ

[帰ろう。
店の前に誰もいない今なら、何ものにも気まずさを感じずに去ることができる。

──けれど、二度あることは三度あると言ったのは誰だろう]

……ど、どうも。
ええと、そ、の…

[ほら、やっぱり早く帰ればよかった。

腕を摩りながら出てきた姿>>53は見覚えがある。
たまにバイト先でレシピ本やら料理系雑誌を手にしているお客さんだ。
食べ物ほどではないがそこそこ対人関係にも希薄さを感じる自分でも覚えている頻度でお買いあげいただいている。
これは、まずいことだ。非常に、気まずい]

(75) 2019/11/23(Sat) 20時頃

【人】 剪毛工 レナータ

…ちょっと、いつもと違う道で帰ろうと……迷いまして。

[正確には理由あって探検していたのだけれど、今はそのことはいう必要はないだろう。
今は食べ物関係の買い物が多い理由を理解しつつ、そのお誘いをどうマイルドにご辞退するべきか頭を悩ませる。
ここで断ったら、店で買い物してくれなくなってしまうのでは、と。
電子書籍と違法アップロードが氾濫するこの世の中でちゃんと紙の本を買ってくれるお客さんは貴重なのだ。

悩む思考を支えるように鞄のハンドルを持ち直せば、トートタイプのその中でバランスブロックがその明るい色のパッケージと硬さを主張主張していた。
バランスブロックに言われなくてもわかっている。
食べ物はどうせまともに食べる気になれない]

…いいんでしょうか。

[飲み物だけでも。>>54
飲み物なら、何とかなるだろうか。
財布の心配はしていない。
心配なのは残してしまうことだった*]

(76) 2019/11/23(Sat) 20時頃

剪毛工 レナータは、メモを貼った。

2019/11/23(Sat) 20時頃


【人】 剪毛工 レナータ

[バイト先でただ売り買いを通すだけだった相手>>86にお疲れ様、なんて言われるのは不思議な気持ちだった。
確かに疲れたことは事実だけれど、それは彼に労ってもらうほどの価値があるのかちょっとわからない。
もちろん、バイトだって遊びではないけれど]

…おじゃま、します。

[爽やかな笑顔>>87が、罪悪感に満ちた今の自分にはとても辛い。
扉の兎が可愛いだけに、その気持ちが余計に募った。
ただ店の扉を潜るだけなのに、まるで断頭台に立たされるかのような気持ちになる]

あ、あの、未成年なんで、その。

[お酒のことなんて頭にかけらもなかった。
飲んでみたい、とおもうような思考さえも]

(104) 2019/11/23(Sat) 21時半頃

【人】 剪毛工 レナータ

[店の中は、当たり前だけど食べ物の匂いがたくさんする。
スパイス、オイル、香ばしい、甘い、たくさんだ。
バランスブロックに頼るようになってから、ずっと遠くなってしまったものたち。
キッチンの喧騒、食事と酒を共にしながら笑い合うひとたち。

暗くなり始めていた路地から入ったからだろう。
柔らかい照明に彩られた店の中はキラキラとしていて何処か眩しかった。
預けるほど立派でもない上着だが、おにいさん>>88にお願いすることにした。
火と湿度のせいなのだろう、ワンピースとブラウスといった服装でも店の中は程よく暖かい]

じゃあ、テーブルで

[カウンターは賑やかそうだったし、ちょっと雰囲気が大人びすぎて自分にはちょっと足が向かなかった。
二人がけのテーブルがあいているようだったのでそこにしたいと意思表示する]

(105) 2019/11/23(Sat) 21時半頃

【人】 剪毛工 レナータ

ひえ。

[テーブル席を選ぶ少し前。
カウンターを見やった視線がこちらに手を振るおねえさん>>94に気付いてしまった。
みっともないくらい動きが固まってしまって、ちいさく頭を下げてからそそくさと視線を外した。
カウンターにいる姿がとても絵になって、こういうテイストの広告が雑誌にあったなと思い出す。

カウンターの向こうから伺う視線>>108に気づけばまた小さく呻いた。
接客のあるバイトをしているはずなのに、何でこんなに気持ちが辛いのか。
きっと断頭台送りにされたフランス貴族だってこんな気持ちだったに違いない。

けれどとっておきのギロチンを持ち構えていたのはおにいさん>>112だった]

(122) 2019/11/23(Sat) 22時頃

【人】 剪毛工 レナータ

…メニューが…ない……?

[それは時価というやつなんだろうか。
温まっているご飯代通帳の金額を思い出す。
大丈夫、この間7桁目まであったことは覚えている。
大学生の学生証についているデビッド機能に紐付けである通帳だからそっちは気にしなくても何とかなるだろう。

いや、そうではない。
多分問題はそこじゃない。
客の【食べたいもの】に合わせて。

つまり、食べたいものがない自分はどうにかして捻り出さないとこの店を出られないのではないかと言う仮定。
血の気が引く時の音を砂の流れる音に似せて表現する文章はよくあるが、あれは本当にそういう音に感じるのだと、どうでもいいようなことを実体験として得てしまったわけで。

ぐるぐると回る思考。
おしぼりはあたたかくて、おにいさんの名前はうつぎさん>>115
伶菜という自分の名前を辛うじて口走ることはできたものの]

(123) 2019/11/23(Sat) 22時頃

【人】 剪毛工 レナータ

(どうしよう)

[ぐるぐる。ぐつぐつ。
カウンターの向こうで煮込まれている鍋と、自分の思考と、どちらが先に煮詰まってしまうのだろう*]

(124) 2019/11/23(Sat) 22時頃

【人】 剪毛工 レナータ

[カウンテーで大の大人たちがプリンに躍起になっている頃、離れたテーブル席では目に見えないメニューとの戦いが続いていた。
咀嚼感がダイレクトに伝わるようなものは惹かれないから肉は無理。
鮭もダメ。
もちろん貝もだ。

そうなると明確に示されているボードに残るのは蕪とプリンなのだが遠目に見ても切り分けられている分量は食べきれる気がしない]

(145) 2019/11/23(Sat) 23時頃

【人】 剪毛工 レナータ

蕪…。

[かぶ、かぶ、頭の中ではおじいさんの背中を引っ張る行列の最後尾に猫がつこうとしてる。
ネズミが出てくるまできっともう間もない。

やっぱりあの時、帰りますと言えばよかった。
後悔しても後の祭りだと分かっていても思わずにはいられない。

ああ。かぶ。かぶ。どうしてお前は蕪なのか。
他の根菜なら、人参やジャガイモなら、キャロットスープとかポタージュとかさらっとした、飲んでごまかせる代物に]

…。
……?

[蕪は、そういう飲み物兼食べ物には変身しないのだろうか?
ちゅう!と、頭の中では猫の背中をネズミが掴んだ]

(146) 2019/11/23(Sat) 23時頃

【人】 剪毛工 レナータ

…あの、

[近くにオーダーをとってくれそうな店員はいただろうか。
躊躇い、その後、蕪でスープのようなものはできるか尋ねることにした。
食感についても、その時に頼むことにする。
それからアイスティーも。
食べ物に関しては希薄さこの上なかったが、飲み物はまだマシだ。
水も、お茶も、コーヒーも、自分から口にできる。
飲み物だけでもいいと言っていたのを今更思い出したけれど、聞いてしまったらもう引っ込みはつかない。

戦わなくては、蕪と]

(148) 2019/11/23(Sat) 23時頃

【人】 剪毛工 レナータ

[聞こえたネズミの鳴き声は、頭の上から降ってきた声>>153に変わる。
何が食べられないか、で絞っていくならもう、それは自分にとって選択肢などないのだ。
だって自分が何を食べたいのか、何を食べたくないのか、もうそんな気持ちはとっくの昔に思い出せなくなっている。
だから日持ちもして、一箱食べれば自分としては一日に十分なカロリー源になるバランスブロックに頼り切りだった。
キッチンからわざわざ出てきてくれた乙坂の声はありがたく、続いた言葉に思わず視線が仰ぐ]

…ポタージュ、できるんですか。
蕪なのに。

[初耳だった。
お粥、の言葉には首を小さく横に振った。
米も、自信がない。
けれど、カップスープくらいの分量であるならきっとポタージュは飲めると思ったのだ。
だって、飲み物だし*]

(157) 2019/11/23(Sat) 23時半頃

【人】 剪毛工 レナータ

…あまり、量は食べられなくて

[食べられないのは事実だ。
量を少なくしてもらえるらしいことを知り、そんなことまで客の希望に合わせてくれるのかと驚きもする。
出来るという言葉を残してキッチンに戻っていくその背>>163を長めやるとその奥にこちらを気にしてくれていたと思わしき視線>>164を見る。
何だか、気恥ずかしくて、でもそのままただ座って待っていられるほど心臓に毛深さはない。

そのまま無為に待っているのも憚られてちいさなノートと消せるペンを取り出す。
めくってたどり着いたページにはイラストと書き込み。
バイト先では月に一回幼児向けのイベントをやっている。
新刊にちなんだ工作だったり、季節の童話のお話し会だったり。
来月はクリスマスが近いからくるみ割り人形はどうかという話をしていたが何せ日本人にはあまり馴染みのない人形でどうにもメンバーの間でも話が盛り上がらない。
だからといってサンタの話をダイレクトにやろうともならず。
料理のことから少し切り離してなにか考えるのに、ちょうどいい題材だった]

(180) 2019/11/24(Sun) 01時頃

【人】 剪毛工 レナータ


あ、はい。
すみません。

[ノートから顔を上げて、ペンを挟み鞄にしまい直す。
消しゴムをかけたわけでもないので机の上はひどく汚れているわけでもないが何となくばつが悪い。
頭上から降ってくる声>>173と共に、目の前に供されるカップの中には兎がいた。
対峙する相手にとって不足はないが]

…かわいい。

[思わずこぼれた。
そう言えば店の扉にも兎がいたから、この店のアイコンなのだろう。
まじまじと見つめ合うことしばし。
すっかり冷えたお手拭きで手を拭き直して、マグカップのつるに指をかけて。
うさぎのラインが崩れないようにそっと息を吹きかけて冷まし恐る恐る──ひとくち*]

(182) 2019/11/24(Sun) 01時頃

【人】 剪毛工 レナータ

ッ。

[思わず唇を噛み締めた。
まさかだって飲もうとしていたところでうさぎのアテレコをされるなんて。
しかも裏声で>>186

口に飲み物が入っている時でなくてよかった。

本当に。よかった]

(190) 2019/11/24(Sun) 12時半頃

【人】 剪毛工 レナータ

──いただきます。

[見守られる事に圧を感じながら、ゆっくりと、カップを傾ける。

舌が最初に感じたのは牛乳によるまるみ。
それからとても甘い。
とろっとして、柔らかくて、あたたかい。

もうひとくち。
ほのかに塩気を感じる。
何の香りだろう。

もうひとくち。
味が変わった。
草みたいな味がするのは、何でだろう。
理由が分からなくてカップを覗き込めば熱で姿のとろけた兎]

(191) 2019/11/24(Sun) 12時半頃

【人】 剪毛工 レナータ


───あ。

[ホロリと声が落ちた。

飲めている。
あんなに、心配だったのに**]

(192) 2019/11/24(Sun) 12時半頃

剪毛工 レナータは、メモを貼った。

2019/11/24(Sun) 13時頃


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