人狼議事


296 ゴールイン・フライデー

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アーサー1人が投票した。
マリアンヌ9人が投票した。

マリアンヌは村人の手により処刑された。


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?


村人も、人狼も、妖精でさえも、恋人たちの前では無力でした。
必ず最後に愛は勝つのです。


【人】 甲板員 デリクソン

[ もう、夕方を通り越して夜だ。
 朝の早い時間や夕方の斜陽が刺す時間なら兎も角
 日差しも強く無いのにサングラスに頼る。
 こんな使い方があるなんて知らなかった。
 偏光の買い換えを面倒がっていたままで、良かった。

 暗い夜の帳と視界を悪くする着色が輪郭以外同化する。
 批難の顔を思い描いて怯え駆け出すのでは無く
 人影に肩を震わせるだけで済む。

 ――――靴先は惑う。

 家に帰ろう、とても飲める気分では無い。
 こんなやり口で視線を避けるような状態なのだ
 人の出入りが多い店なんて向かうべきでは無い。 ]

(0) LARK 2019/05/23(Thu) 07時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

[ ―――でも。せめて、そう。
 店の窓から覗いて。
 丸く張った背を眺めるだけはしたい。

 でなきゃ、来週からまた一週間を
 掻きむしりたくなるような寂しさで
 過ごさねばいけなくなる

 窓の前で立ち止まり。
 人影をいくつも探す ]** 

(1) LARK 2019/05/23(Thu) 07時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[雨風の強い日は留守番を命じたが、
 それ以外は外出の支えとなっていた革靴は
 連れ帰ったばかりの野良猫めいて慣れなかった。
 
 外回りの営業マンならまだしも、
 家と通勤する車、駐車場と職場程度の距離では
 休日に出歩かず過ごすのと変わりない。
 靴の値段の高さを気にして、
 滅多に履かない訳ではないというのに
 足の一部となってくれるまで暫く掛かるだろう。

 大事に大事に、けれどしっかりと履き続けて
 靴底が穴が空いてしまった靴を手にし、
 今履いている靴と比べながらブラシ掛けをする。]

(2) 鯖 2019/05/23(Thu) 23時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[買った店には靴を作った職人がおらず、
 機械的に直すのも難しいと断られてしまい。
 適当な店で修理することも考えたが、
 そうなれば違う靴になるのでは、と恐れた。

 そうして一月、半年、十年、十五年。
 まさか、同じ人の作る靴に再び出会うとは。]

  こうして見ると、似てるな。お前ら。

  ……値段はちーーー、っとも似てないけどな。

[もう履いていないのだから
 汚れも埃も付きにくくはなっていても、
 履けない代わりにと飾っている分、
 表面に纏いやすくなった埃をブラシで払う。

 クリーナーを塗り、手入れし続けた本革は
 先輩風を吹かして深く円やかなブラウンを湛え
 経年劣化をどうにか防いでるように見えた。]

(3) 鯖 2019/05/23(Thu) 23時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


[バイトが来られないから代わりに、という、
 金曜夜の残業は随分と心を干上がらせてくれた。

 どうにか職場を抜け出し、
 心のオアシスことタヴェルナに着いたのは
 なんとラストオーダーの数分前。

 残り少ない客を見ても、当然彼の姿はなく。
 もう帰ってしまっただろうなとやさぐれ、
 しかし車で来た以上は酒も飲めず。

 運転代行を呼ぶ金はここへ落としてやろうと
 迷った末に適当なメニューを指差した。]

(4) 鯖 2019/05/23(Thu) 23時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[そういえばあの人、
 珍しく今日は来なかったのね。と、
 心配そうに独り言を漏らした女主人。]


  何かあったんですか?
  ……いや、実は俺も、気になってまして。


[あの人が誰を差すのかも知らない癖に、
 苦笑いして話を合わせたのは第六感の賜物。
 知り合いだと勘違いしてくれたのか、
 個人情報に厳しい彼女の口が僅かに緩んでくれた。]

(5) 鯖 2019/05/23(Thu) 23時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[先週、客の一人が急に帰ってしまい、
 急用だからとは言っていたけど
 今思えば体調でも崩してしまったのではないか
 引き止めて話を聞いてやれば良かったのかと
 不安と後悔による、彼女らしくない吐露。

 その客が注文したメニューが、
 ちょうど自分が選んだものと同じだったらしい。

 そして溜め息を吐く彼女の視線が落ち、
 貴方みたいに立派な靴の人だったわ、なんて、
 そこまで聞いて憶測は確信に変わった。]

(6) 鯖 2019/05/23(Thu) 23時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[店に来ていたのは知っていて、
 けれどアーサーに挨拶している僅かな間に
 霧のように消えてしまったあの人。]

  ……これから、暑くなるから、
  体調が悪くなったのなら
  出来るだけ早く元気になってもらいたいね。

[貴方が良く素敵な靴を履いていたから、
 真似をするように、また革靴を履き始めたのに。

 それを快く思わなかったのだろうか。
 別の何かがあったのだろうか。
 けれど、彼とはこの店だけが唯一の接点。
 どうしたって、会って、話すことなど、とても。]

(7) 鯖 2019/05/23(Thu) 23時半頃

【人】 山師 グスタフ

[……後輩、のような存在に呼び出され、放置されて久しい別荘の中で、すごく……すごいグランドピアノと対面する。

辛抱強い子なんだねとオブラートに包んだ感想を言えば、すごくカビ臭くていっそ燃やしてあげた方がしあわせなピアノだねって言っていいんですよ!と後輩が。

……これからフリーランスでやっていくなら、常に穏やかな気持ちと表現の慎ましやかさを忘れない方がいいよと苦言はしたけども。

彼女は、佇まいに惚れたと言って、使命感と半分以上の趣味心でこのピアノを修復すると決めたのだ。
誰か一人でも見捨てないと決めたなら、そして若さで光輝く彼女の力なら……きっと息を吹き返すのだろう。
何年かかったって、根気強く手を入れ続ければいい。それが一番難しいけど、動機が「惚れた」なら仕方ないのだ。
きっと調律が終わったあとの音を聴けば、誰もひどい状態だったなんて信じないくらい、誰もが羨むくらい、魅力的な音を鳴らすのだろう。]

(8) icon 2019/05/24(Fri) 19時半頃

【人】 山師 グスタフ

[……音なんて、表層的な部分でしかない。でも、その表層的な美しさを保つための、苦労や複雑さを知っている。当たり前の一音が、考えられた丁寧な行程と、奇跡のもとに鳴り響くと知っている。
だからこそ、音の裏側に思いを馳せる。隠された何かを感じ取って、静かに……それが無事に続く音であるよう、祈る。

だからなおさら、メフィストワルツを始めとした複雑楽曲は勘弁してほしい。モーツァルトとかにしてほしい。
と、愚痴を言えば、タイムマシンを作ったら作曲家をはったおしにいきましょうねと笑われた。]

(9) icon 2019/05/24(Fri) 19時半頃

【人】 山師 グスタフ

[ついでにとベアラオホ摘みを手伝わされた。この山は穴場なんですよ!と弾む彼女の声。
シュパーゲルよりも短い期間しか楽しめない春の味は、ぴんとして緑に輝いていた。ペーストにしてスープにするもよし、パスタソースにするもよし。
……俺は山師じゃないんだけど、と摘みながらぼやきはしたものの、収穫することについつい血湧くのは、この国の民族の習慣みたいなものだ。
……根無し草なんかじゃない、俺はここに根差している。
大地を強くふみしめた。

とはいえ、自分では料理しないし……仕込みの時間を見計らって、女主人に連絡を。
だって、今日は金曜日だ。オープン前に届けたいです、と告げて電話を切った。]

(10) icon 2019/05/24(Fri) 19時半頃

【人】 山師 グスタフ

[この街の工房は後輩に貸し渡すし、他にも仕事の引き継ぎをいくつか。ずっと帰ってこなくてもいいですよ!なんて生意気な言葉には絶対帰ってくるからとムキになった。
そういえばローカルなラジオが面白くて、と彼女が言うので、最近は聞いてなかったけどと言いつつも同意した。
いちファンとしては、これからも長く活動してほしいところだけど、たまに危なっかしいので、打ち切られないといいなんて苦笑したりして。

"でも、人間あれくらい正直な方がいいと思いません?時に先輩は夜の営業でコンサートチューナー勝ち取ったんですかっ?あのピアニスト、ゲイだって噂ですもんね!"

"プロとしてはどうかと思うけど、きっといろいろあったんだろうね。……そうだ、懇意にしてるマダムの案件も引き継がないとな。若くて可愛い女の子に目がないんだ。……きっと「目覚め」させてくれるよ"

"いやです!!"

"新しい世界を知って少しはおしとやかになるといい"

"ごめんなさーい!!"

車を運転しながらの、いささか低俗な会話で、げらげら笑う後輩につられてこちらも忍び笑いがもれる。]

(11) icon 2019/05/24(Fri) 19時半頃

【人】 山師 グスタフ

[人間だって、ずっと平常にはいられない。もうこれ以上は音を鳴らせないと行き詰まって逃げ出すときもあるだろう。
そして、誰かが手をさしのべて、再び持ち直すことだって、いくらでもできる。

……自分はただのファンで、たまに同じ空気を共有するだけの間柄でしかないから、たとえ彼がくじけても、何もできることはないけれど。
この街に帰って来たときに、また快活な音が聞けるよう、楽しみにして、続くことを信じるばかりだった。]

(12) icon 2019/05/24(Fri) 19時半頃

【人】 山師 グスタフ

[金曜日のタヴェルナには、この街を発つまでにあと何回これるのだろうか。
いまさら名残惜しくて、寂しくなって、早く帰ってきたいと今から思いながら、一つ姿を探してる。

そうして彼を見つけたら、話しかける言葉は決めていた。]

(13) icon 2019/05/24(Fri) 19時半頃

【人】 山師 グスタフ

この間はありがとう。あなたがこの酒をおごってくれたと聞きました。

[手には二つのグラス。自分と相手の分で、カウボーイと言われるカクテルの、その意味は知らないが……。
アクアヴィテ……命の水を使ったその飲み物は、立ち上がれなくなったあの時の自分に活力を分けてくれた、そう、救いだしてくれたもので……。]

しばらく前に、怪我をされていただろう?
今は快方に向かっているかな、そうなら……今日は、祝い代わりに俺におごらせてください。

[そんな風に、レスキュー・ヒーローへ声をかけるのだ。]**

(14) icon 2019/05/24(Fri) 20時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

─ Alles hat ein Ende, nur die Wurst hat zwei. ─

[どれだけ足が重く感じようとも、遅かろうとも、歩き続ける限りいつか目的地に到着する。どれだけ回り道しようと、試行錯誤しようと、考え続けている限り、いつかひとつの結論にたどり着く。

ラジオ番組に寄せられた投稿と、其れに乗せて吐露された想いと、ここ数か月、常に頭の何処かにある存在と自身の想いが混じって、絡んで、窒息しそうに苦しい。

苦しく感じるのは、羨ましい、と思うからだ。
あんな風に堂々と、誰かを──同性であっても好きだと言い切れる強さが。]

(15) mumriken 2019/05/24(Fri) 20時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

[慣れた手順で白筒の穂先を焦がし、深呼吸の要領で紫煙を吸って、吐き出す。

何度繰り返し考えても、今の自分には無理だ、と思う。
想いを伝えることも、想っていることを匂わせることも怖くてたまらない。男相手というだけでほぼ玉砕しているのだから、わざわざ波風を立てる必要なんてないじゃないか。

これまでずっと直視することを避けてきた、特定の性癖の持ち主にだけ生えている尻尾を自覚したからって見せ合うなんて、多感で無謀な10代、20代の頃にだってできやしなかったのに。

ざっくりとした赤褐色の髪を見つけられたらそれでいい。
隣に寄り添う姿がないことに安堵を覚えるけれど。猫とのじゃれ合いを想像するだけで其処を変われと言いたくなるけれど。言いたいわけじゃない。

うじうじと背中を丸め、憧憬と思慕を抉らせる存在を、知られたいわけじゃない。]

(16) mumriken 2019/05/24(Fri) 20時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 ……よう。繁盛してるな。
 いつものカウンター、空いてるか

 今日は──…お、仕入れてくれた?ありがとさん
 ならそれと……

[じっとりと汗ばむ掌を腿で拭い、潜る扉の先。
普段見かける顔が少ないことに気づいても、そういう日もあるだろうと定位置に着く。

今宵のシュパーゲルは、Schwarzwälder Schinken。茹でたて熱々の乳白色の身に薄紅の肉を纏わせると、余熱で肉の脂が緩み、燻製独特の香りが立つ。肉と野菜の甘味と塩気が咥内で絡み合う瞬間だけは、今日まで生きてきたことを素直に喜べる。

──そうして今夜も、春を謳う野菜のような、瑞々しくて甘くて、ほんの少し苦い夜を過ごすのだろう。

あの人はこれを食べたことがあるだろうか。肉が好きでビールが好きなら、恐らくハズレとなることはないだろう。
季節が終わるまでに、口にする機会があればいい。]

(17) mumriken 2019/05/24(Fri) 20時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

[もう少しだけ、少なくとも今は。
ドラベルが鳴った先に、希む姿があれば、それでいい。]**

(18) mumriken 2019/05/24(Fri) 20時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

[ 窓から眺める先に、あの客がいる。

 いつもの様にカウンターに向かう姿を息を飲んで見守り
 店員と何かを話している様子が見て取れた。
 自身が先に訪れる事もあればそうでない事もある。

 だが、いつも心臓の鼓動が煩くて
 直視できるのは合間合間だけだから。
 消えたりしない煙草や身につけた状態から変わらない服装
 頼む食事、口に運ぶ細やかな所作を覗き見れても
 席に座る些細なやりとりまで凝視出来た事は無い。

 誰かを探しているような素振りが見えた気がして
 待ち人でも居るのかとサングラスの内側の目を瞬かせ。
 フレームを少しだけずらし、店内を見守る。 ]

(19) LARK 2019/05/24(Fri) 23時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

[ 普段はもっと客足がある筈の時分だけれど
 テーブル席がある程度空いているので
 距離はあるが、視認はしやすく感じられた。
 その背や料理の皿をカウンター越しに受け取る
 一連のあらましを背景と同化しながら双眸で追いかける
  ――ああ、やはりシュパーゲルが好きなのだろうか ]

 ……なんでアイツが食べてると美味しそうにみえるんだろ

[ この店に通い、春を迎えて出回りだした其れ。
 トマトやニンニクみたいに
 野菜そのものの風味が強い食材は好きだが
 缶詰物しか口にした事の無かったシュパーゲルは
 ふにゃっとした食感で薬品の香りが強く、苦手だった。
 それに、昔は貴族の食べ物だったとか野菜の王だとか
 洒落たものを口にするより食べ慣れた野菜や
 好物の肉やチーズのメインにばかり目が行き
 出されたシュパーゲルにフォークを刺しもしなかった ] 

(20) LARK 2019/05/24(Fri) 23時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

[ 段々茎が弱り旬の時期を過ぎるなんて話も
 まるで、そう、自分を見ているようで嫌だった。

 旬だ王様だと持て囃されても根っこが萎れたら
 あっという間に見放され――
 無機質な缶詰に突っ込まれるしか未来が無い。


 若ければ、そう、若い頃であれば。

 あちこちに飛んでスタジオに詰めたり
 声優業でヒット映画の吹き替えもして
 イメージに合うと持て囃されたっていうのに。

 最終的にはつまらない仕事なんかしている。
 どうでも良い見ず知らずの他人の恋話を
 盛り上げようと必死になったり
 代わり映えの無いラジオ局で缶詰になって――  ]

(21) LARK 2019/05/24(Fri) 23時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

[ アイツが、旨そうに齧り付くのを見てからだ。
 
 お綺麗にすました客でもない。
 身なりを整えて訪れた客でもない。

 油の染みた作業着を腰に巻いているような
 労働階級の代表みたいな肉体労働者が
 野菜の王様に容赦なく牙を立てて食い荒らす。
 
 その横顔は、まるで獲物の息を止める獣のようだった。

 上品な彩のドレスに包まれた無垢な乙女が
 中年男に貪られていく様に目を見張り
 何故か心が震えて、目が離せなかった。
 ソースの染みた茎が消えていく束の間の時間が
 まるで永遠のような長い時間に感じられた。 ]

(22) LARK 2019/05/24(Fri) 23時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

[ 食いつく前の期待や、咀嚼する間の満ちた瞬間
 もう一本と誘われる後味がそこにあるのか
 新たな獲物がフォークの餌食になる――

 ああ、なんて。

 美味しそうなのだろう。
 そんな風に食べる姿を見てしまったら
 苦手だ、格好つけた食物だと鼻で笑えない。
 
 缶詰の中で死んでいた水浸しを食べて
 こんなもんか、なんて分かった気でいたのに
 自分の知っている世界がいかに小さくて
 不貞腐れたものだと突きつけられた気分になる。 ]

(23) LARK 2019/05/24(Fri) 23時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

[ 夢を、見てしまった。
 あの客のように、春の風物詩を幸せに食べたい。


 そして、夢は叶った。
 缶詰物は偽物だったのかと驚くくらいに
 ふっくらとしているのにソースを吸い込む其れは
 ありえないほどに美味しくて。

 …いつまでかはわからない。
 再現ビデオのアナウンスの仕事や吹き替えも
 今はもう手が届かないくらい遠くなってしまった。
 この恋も、この感動も、いつかは遠くなるかもしれない

 でも、いくつになっても夢を見てしまうのだから

 あの客が食事を取る風景に出会う限り
 きっと俺は、恋に縛られてしまうのだろう。
 きっと、俺は――――… ]

(24) LARK 2019/05/24(Fri) 23時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

 い゛っ………!?

[ 不意に、裾が引かれた。
 なんだと思い身を捻れば、小さな小僧が見上げていた。
 直ぐ後ろで買い物袋を下げて
 話し込んでいる女性が二人、保護者と知人か。

 ――ねえ、おじちゃん。
 ――お店に入りたいんでしょう?ずっと見てるもん ]

 あ、いや……そうじゃない、入らないんだ
 ちょっと見てた……だけさ。

[ 現実に戻されて、
 足元が崩れるような恐怖感が胸を焼き。
 震える手で慌ててサングラスをかけ直す ]

(25) LARK 2019/05/24(Fri) 23時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

[ 挙動不審な中年の有様を目の当たりにしても 
 少年は、にっこりと微笑んだ。

 ――しってる?
   ランチがある日にね。
   ラジオを聴きながらこのお店で食べるんだ。
   明るいおじちゃんの声と一緒に食べると
   シュパーゲルが美味しくなるってママが言ってたよ]

(26) LARK 2019/05/24(Fri) 23時半頃

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ウツギ
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ホレーショー
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ルパート
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カガ
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デリクソン
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犠牲者 (1人)

キャサリン
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処刑者 (1人)

マリアンヌ
0回 (4d) 注目

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