人狼議事


254 東京村U

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【人】 青い鳥 デメテル

― 夕方:株式会社 黒い鳥 新宿オフィス編集部 ―

『出目ァ。お前、今日は泊まらねェで帰れよ。』

[横柄な態度の編集者が、出目照子を睨み、怒鳴るように言いつける。
本社時代から辣腕を奮った尊敬すべき先輩だが、彼は不機嫌を他所に放出せずには居られない性分だ。]

え?

あっ……そっか。
そうですよね……。

[普段は帰れなどと口が裂けても言うような男ではない。
しかし明日はビルの点検日。早朝から、そもそもこの場に立ち入れないのだ。]

(23) 2016/09/29(Thu) 02時頃

【人】 青い鳥 デメテル

[つまり、家に帰らなければならないという意味だ。
そしてそれは出目照子にとって、少々都合が悪かった。

出目は少し考えて、重い足取りで喫煙所へと足を運んだ。
この会社でサボリは許されないが、喫煙者が喫煙のために席を外すことにお咎めはない。
そんな会社だから、出目はとうとう今年、25年間一度も吸わずにいた煙草の味を覚えてしまったのだ。

喫煙所に立ち入ると、河馬のような面構えの男が視界に入る。
営業部長だ。本社にいた頃から、女性関連で常に不穏な噂が付きまとう男。
彼は出目を『気に入って』いるものだから、事あるごとに手垢をつける機会を伺っている。
先ほど淹れたたっぷりのコーヒーで満ちた腹を揺らしながら、出目を見ると下卑た笑みを浮かべた。]

『デメちゃん。どうしたの?俺に会いたくなっちゃった?』

(24) 2016/09/29(Thu) 02時頃

【人】 青い鳥 デメテル

[その問いかけに、出目ははにかんで見せる。]

そうなんですぅ。ちょっと……寂しくなっちゃって。

[来るとわかっていた問いかけに、用意していた言葉を読み上げるだけ。この男を嫌悪する一方で、御しやすさを感じているのも事実。件の企画を通す際も、この男は後ろ盾として大変有用に動いてくれた。
少し迷ってから……次の『台本』を読み上げる。]

あの……部長。
今日……部長の家に……

[ここで俯き、もじもじと言いよどむ仕草で5秒溜め。]

…………お泊まりさせてもらえませんか?

(25) 2016/09/29(Thu) 02時頃

【人】 青い鳥 デメテル

― 夜:新宿駅前付近 ―

[とぼとぼ、一人、外を歩く。
隙間なくステッカーが貼られたキャリートランクを引きずりながら。

結果は……敗北だった。
男は浮かれた素振りで、嬉々として受け入れる姿勢を見せたものの……
男に用事があったために、宿場は確保できなかった。

さては惚れたか、部長の俺に取り入る気か、などとズレた事を言ってくる。
明日なら空いてるよ、などとズレた事を言ってくる。
今日が、今が大事なのに。

どちらにせよ、服を取りに帰らなければならない。
その場しのぎでネットカフェばかりを使っていたが、そろそろ、色々と限界だ。]

……帰りたくないなあ。

[疲れを見せる顔色にもかかわらず、目的地を見失い、ふらふらと彷徨う。
幼く見えるその風貌も相まって、傍目には家出少女のように見えるだろうか。それでも構わない。誰かに声をかけられるのを望んでいたのかもしれない。**]

(34) 2016/09/29(Thu) 03時半頃

青い鳥 デメテルは、メモを貼った。

2016/09/29(Thu) 04時頃


【人】 青い鳥 デメテル

─ ??? ─

……っ、はぁっ……。
はい……いずまです……っ。

[コール音が鳴る間も待たずに、受話器からは出目の声。(>>106)
ひどく荒い息に、憔悴しきった声色。その声の裏からは、風の音と往来の声が聴こえる。屋外の人通りの多い場所に居るようだ。]

ふっ……、っ……。
……よかった…………。
どうしたの、キルロイちゃん……。

(109) 2016/09/29(Thu) 23時頃

【人】 青い鳥 デメテル

え……へへ……。
大、丈夫……。ちょっ……とね、走ってた、だけ。
ごめんね。息が整うまで、ちょっとまってね……。

[とんとん、と胸を叩く音。伸びをする音が聴こえる。
先ほどより明るい声色を『作って』受話器へと問う。]

……ほい、おまたせ!
ごめんごめん。さっきの件だよね?
何かあった?

(114) 2016/09/29(Thu) 23時頃

【人】 青い鳥 デメテル

今?
今は……新宿だよ。
サーティーワン通り過ぎた。駅に向かってる。

ごめん、あたし電池がやばいの。
待ち合わせはちょっと不安かな。

[わずかに、声が震える。]

…………。

……キルロイちゃん。ごめん。

(120) 2016/09/29(Thu) 23時半頃

【人】 青い鳥 デメテル

そっち………………
行ってもいい…………?

(121) 2016/09/29(Thu) 23時半頃

【人】 青い鳥 デメテル

大丈夫、場所知ってるし……。
徒歩で行くから、たぶん、15分ちょいくらい……。

…………いや、やっぱり10分で行く。すぐ行く。
家にいてね。お風呂とか入っちゃ嫌だよ。

[言葉が終わる前に、再び走り出したようだ。
靴音が電話越しにもよく響く。
電池が危ないと言いながらも、会話が終わったにも関わらず、自分から電話を切ろうとはせずに。]

(126) 2016/09/30(Fri) 00時頃

【人】 青い鳥 デメテル

― 夜:新宿六丁目・アークレジデンス新宿前 ―

[――時間は少し遡る。

出目照子は、重い荷物を転がしながら、鎖を引きずるような足取りで自宅の前へとたどり着いていた。
最後に家を出たのは、もう5日も前のこと。その際、戸締りと火の元、そして電気は何度も確認したはずだが。]

(134) 2016/09/30(Fri) 00時半頃

【人】 青い鳥 デメテル

[……自分の部屋があるはずの場所からは、光が漏れていた。

出目照子は、一人暮らしである。]

(135) 2016/09/30(Fri) 00時半頃

【人】 青い鳥 デメテル

[ある人が言った。ベッド下に気をつけろと。
……あれはいつの事だったか。

ある日を境に、出目照子は帰り道、誰かに尾けられ始めた。
近くの店へ入ってみたり、走って逃げたり、回り道をしてみたり、人通りの多い場所へと出てみたり。
その時その時はやり過ごせたけれど、帰宅のたび、何度も何度も夜の街を追われた。
そんな日を何日も過ごし――やがてその気配は、彼女の家へと辿り着いてしまった。

いたずら電話が来た。玄関前にゴミが置かれた。深夜にドアを何度も叩かれた。
そしてとうとう、家へと立ち入られた。部屋中が荒らされ、家具が散乱していた。
ベッドの下を覗くと、そこには黒い髪の毛がごっそりと抜け落ちていた。
出目照子は、金髪である。

それが、5日前のこと。

やがて出目は、会社へと入り浸るようになった。
トランクに着替えを詰められるだけ詰めて、会社か周辺で夜を明かし、ネットカフェでシャワーを浴びる。
そして今日、会社を追い出され、帰ってきたら……、電気が、点いていたのだ。]

(137) 2016/09/30(Fri) 00時半頃

【人】 青い鳥 デメテル

[背筋が凍りついた。

あの家に、人が居るのだろうか。
今も部屋を物色しているのだろうか。
それとも……あそこに、住み着いているのだろうか。
もしかして、今は外へと出掛けていて、まさにここへと戻るところなのかもしれない。
ここに居たら……すれ違ってしまうかもしれない。見つかってしまうかもしれない。

周囲を見渡す。誰も自分のことを気にする素振りはない。
六丁目とはいえ、ここも新宿。まばらながらに人の姿もある。
道行く人々の存在に安堵し、自室を 見上げ る と

ベランダには 人が  立って    いて

目が        めが

      合っ]

(138) 2016/09/30(Fri) 00時半頃

【人】 青い鳥 デメテル

[夢中で走っていた。人の多いところへ。三丁目。いや、新宿駅へ。
東口には交番がある。駅まで着ければ どうか 駅まで。]

はっ……はっ……はっ……!!!!!

[三丁目にも交番があることなど、とうに頭から消え失せていた。
引きずっていたトランクは、家の前に置いてきてしまった。
肩にかけた鞄の存在に気付く。携帯電話を取り出す。
怖い。怖い。怖い。とにかく、怖さを紛らわす何かを。]

(139) 2016/09/30(Fri) 00時半頃

【人】 青い鳥 デメテル

デメテル @demeter_17yearsold
やばい。

デメテル @demeter_17yearsold
いつのまにか、自宅に妖精が住み着いている(笑)

(140) 2016/09/30(Fri) 00時半頃

【人】 青い鳥 デメテル

[足が痛みを訴えて、早足へと戻った頃には、ピカデリーを抜け、新宿駅もすぐそこにあった。
少しだけ、落ち着きを取り戻す。
ふと画面の右上を見ると、電池残量は5%を切っていた。
突然、画面に着信の表示が現れる。
『木露 流衣』の名前を見て、考えるよりも早く、緑色のボタンを押していた。]

……っ、はぁっ……。
はい……いずまです……っ。

[涙が零れていた。怖かった。とても、とても怖かった。

交番に行くべきという事は分かっていながらも……
折れた心は、あの場所へ戻りたくない、という気持ちに屈して、人のぬくもりを求めた。]

そっち………………
行ってもいい…………?

(141) 2016/09/30(Fri) 00時半頃

青い鳥 デメテルは、メモを貼った。

2016/09/30(Fri) 00時半頃


【人】 青い鳥 デメテル

― 夜:代々木 ―

[顔が暑い。汗でひどい事になっているに違いない。
夜道を歩いているのが不安で、結局ずっと走り続けてしまった。足が痛いし、肺も痛い。なんとか呼吸を整えて、木露宅前の通りへと入る。
目的地まで歩いて1分ほどの場所。電池残量は、残り3%。
なんとなく呼び鈴を鳴らすよりも電話で呼んだ方が気楽な気がして、ついついスマートフォンへと発信してしまう。]

着い……たよぉ。入れてぇ………………。

(144) 2016/09/30(Fri) 01時頃

【人】 青い鳥 デメテル

おっ邪魔……しまぁす……。
あはは……。
なにかおみやげ買ってこようかなとも思ったんだけど……手ぶらだ……。

[汗だくの姿で胸を上下させながら、おぼつかない足取りで敷居をまたぐ。]

……ほんとにごめんね。こんな時間に。

(149) 2016/09/30(Fri) 01時半頃

【人】 青い鳥 デメテル

ありがとう、助かる……。

[玄関でぐったりと座り込む。案内されれば、そちらに着いて行くだろう。]

はぁ〜………ありがとう……本当に……。
お客としてじゃなくて雑に扱って……勝手に転がり込んできたんだし……。

っていうか、いち編集者が作家のプライベートにここまで干渉してるの、バレたらヤバい……。

(152) 2016/09/30(Fri) 01時半頃

【人】 青い鳥 デメテル

水道水でいいのに……

[クッションまで小走り、ぽてりと体重を預ける。]

心配かけちゃって、ごめんね。
それで……

そっちは、何があったの?**

(157) 2016/09/30(Fri) 02時半頃

青い鳥 デメテルは、メモを貼った。

2016/09/30(Fri) 02時半頃


【人】 青い鳥 デメテル

ありがと……。

[緑茶を喉へと流し込む。
中身を飲み干すと、貼り付いた喉が癒される心地がした。]

もう!
心配してくれるのは嬉しいけど、人の顔を観察しないの!
いま顔ヤバいでしょ、絶対……。

[視線に気付くと、慌てて片手で目元を隠す。]

(191) 2016/09/30(Fri) 14時半頃

【人】 青い鳥 デメテル

…………。

[可愛いと言われ、手の隙間から覗き返す。
むくれた顔で睨んでみるが、眼力に圧されてあっさりと根を上げた。]

……わかったよ。あとで言う。
包み隠さず全部、正直に。
ちゃんと約束するから。

(232) 2016/09/30(Fri) 18時半頃

【人】 青い鳥 デメテル

……うん、ごめん。
頼りにしてるよ。本当だ。

[頼りないはずがない。だから頼った。けど、これ以上迷惑をかけるのは……
心の中で紡ぐべき言葉の原稿を書く。そしてそれは読み上げられることなく、丸めて心の奥底へと放り捨てられた。
グラスに口をつけながら、続く言葉を待つ。出てきたのは、意外な人物の名前だった。]

入間祥子さん?
知ってるけど、今日は……会ってないね。

[仕事で二、三度顔を合わせた程度の間柄だが、顔も名前もよく覚えている。自分と、名前、似てるもんね。木露と仕事上の交流があることも知っている。
しかし何故、このタイミングでその名前が出てくるのだろう。そして、何故、会ったかどうかなどと聞いてくるのだろう。]

え……。
もしかして榛彬堂白明社となんかトラブった?

[確かに、急に重い依頼を投げかけてしまった。
あちらにとっては少し、いや、かなり都合が悪かったかもしれない。
企画中止のシナリオまで頭に浮かび、次の言葉に身構えてしまう。]

(251) 2016/09/30(Fri) 20時頃

【人】 青い鳥 デメテル

……盗み聞き、しちゃった。

[どうやら入間祥子さんの行方がわからないらしい。
あちらの声までは聞き取れなかったが、僅かに漏れ聞こえる声色と、木露の話し方、クラスメイトという言葉から察するに、通話相手は女生徒。娘さんだろうか?
『場所を特定されるかも』という言葉は、事件性を連想させるには十分だ。]

入間さんに、何があったの?

(302) 2016/09/30(Fri) 23時頃

【人】 青い鳥 デメテル

……………家に、

知らない人間が。

[背筋にまとわりつく、薄ら寒い感覚。
それがどれほど恐ろしいことかを、出目照子は知っている。
なぜなら、まさに先ほど、その体験をしてきたばかりなのだから。]

(305) 2016/09/30(Fri) 23時頃

青い鳥 デメテルは、メモを貼った。

2016/09/30(Fri) 23時頃


【人】 青い鳥 デメテル

それは……………
間違いなく、事件だよね。
それも、かなりヤバイ系の。

……キルロイちゃんが、事件に首をつっこむタイプだったとは、知らなかったな。

[厳密には入間の一件は違うかもしれない。
自分宛に電話が来たとあっては、無視を決め込むわけにもいかないだろう。
しかし自分の一件は違う。出目照子は、彼に危うさを感じた。
他人の事件に足を踏み入れると、切り上げ時を見失って破滅してしまいそうな。]

危ないこと、しちゃヤだよ。
お人好しなのか好奇心旺盛なのか知らないけど、出目は心配です。

(316) 2016/09/30(Fri) 23時半頃

【人】 青い鳥 デメテル

そんなだから、出目の案件にも
あんまり突っ込まない方がいいんじゃないかな〜……なんて、思ってみたり?

[もちろん、そう言われて引き下がるとは思っていないのだけれど。]

(320) 2016/09/30(Fri) 23時半頃

【人】 青い鳥 デメテル

ですよね……。

[肩をすくめて、苦笑い。]

……話すよ。約束だもんね。

(322) 2016/09/30(Fri) 23時半頃

【人】 青い鳥 デメテル

あー……言いにくい。
ほんと、あんま心配しないでよ?
これでも大人なんだし、明日はちゃんと警察行くから。

えーっとね……ちょっと、さっきの話と似てるんだよね。

あの……居たの。あれが。あたしの家にね、

……知らない人が。

[少し前から、誰かに尾行されていたこと。
家が見つかって、荒らされたこと。
家の中に、立ち入られたこと。
5日前から、家に帰っていないこと。
そしてついに、今日、対面してしまったこと。
夢中で逃げて、駅前までたどり着いたところで電話を受け取ったこと。
そこで荷物を置いてきてしまったこと。
要領を得ない、原稿の用意が間に合わない話し方。
記憶を手繰り寄せながら、自分でも少し混乱しているのだろう。
すべてを話し終えて、二杯目を飲み干したときには、目尻にわずかに涙が浮かんでいた。]

(323) 2016/10/01(Sat) 00時頃

【人】 青い鳥 デメテル

……個人的には相談したかったけど、あたし達、編集者と作家だよ。
逆の立場でキルロイちゃんがもしストーカーに悩まされたとして……あたしに相談してくれた?

[手で目尻を拭う。さっきよりちょっと鼻声だ。]

見えなかったよ、顔は。
部屋の明かりで逆光だったし、外の光は暗かったし。
追い回されたときも、顔は見なかった。

……キルロイちゃんを危ないことには巻き込みたくない。
ストーカーに付きまとわれた女が頼る男の人なんて……いかにも狙われそうな立ち位置じゃない。
大丈夫。これ以上は。ちゃんと自分で解決できるから。

でも…………。

(331) 2016/10/01(Sat) 00時半頃

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