186 夏なんです【Sheeps' monologue project】
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運命は薔薇∴十字 ススムの役職希望を村人に決めた。
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が5人、占い師が1人、人狼が1人いるようだ。
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ちゅー!
ちゅー!
がりがり、がりがり。ケージの縁をひっかくと、うろうろ、うろうろ右へ左へ駆け回る。木の洞に目もくれず、夜中じゅう走り続けるのだった……
(0) 2014/07/22(Tue) 06時頃
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/* あれ占い師いる。自由設定にし忘れた?
(-0) 2014/07/22(Tue) 06時頃
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/* まあいいや、おやすみ………
(-1) 2014/07/22(Tue) 06時頃
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[とたたたたたん。]
(1) 2014/07/22(Tue) 07時半頃
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********** なゆたのことは、わかった? まあ、だいたいそんなかんじ。
じゃあ、ワタシは? ワタシは、えーと。なんだったかしら。
そうそう、おもいだした。 ワタシは、でんしてきなゆうれい。 ねっとわーくをただよう、だれかさんのざんぞんしねん。
もうずっとながいこと、でんぱにのって、 うちゅうをただよっている。 **********
(2) 2014/07/22(Tue) 07時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/07/22(Tue) 08時半頃
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――10年前――
午前中の夏期補習の終了を告げるチャイムが鳴り響いた。 私は一つ伸びをすると、お弁当を食べようと幼馴染二人のところへと向かった。 この後は久しぶりに部活だ。 三人で所属している天文部は、あまり活発な部ではなく、多分今日の出席も三人だけ。 三人のうちの一人、カズだって私達が行かなければきっとサボる、という選択をするだろう。
「カズ、タカ、ご飯食べよ」
教室の隅につるんでいた二人に声をかけ、手近な席に座る。 席の主に手を振ると、お弁当の包みを開いた。
(@0) 2014/07/22(Tue) 10時半頃
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********** からから、からから。 あしもふが、まわりぐるまを、まわします。
そとはなつのけはい。 きおくのすみっこにある、せみのこえ。あめのにおい。 うしなわれてしまった、なつかしいおもいでにひかれて、 ワタシはここに、よびよせられた、のでしょう。 **********
(3) 2014/07/22(Tue) 11時頃
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********** なゆたがでかけていってから、きっちり、 ななふん。 きっと、おみせに、ついたころ。
うとうと、うとうと。 まわりつかれたねずみは、まどろみのなか。 **********
(4) 2014/07/22(Tue) 11時頃
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「今日部活だけど、和樹、覚えてたか?」 「ゲ、忘れてたわ」 「まったく、そんなことだろうと思った」
やっぱりね、と軽口を叩きながら、汗をかいたペットボトルから水を飲んだ。 今日も暑く、憎くなるくらいに快晴だ。 一日こんな天気だと、テレビのお天気キャスターが言っていた。
「今日の部活なにやる?」 「うーん…多分他の奴らはこないよなあ。 そろそろ文化祭のための準備もしないといけないけど」 「めんどくせーなー」
(@1) 2014/07/22(Tue) 11時頃
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至極面倒くさそうに、カズがコンビニのサンドイッチを齧る。 そう言いながら、決まってしまえば一番楽しむのは彼だ。 また今年も、完成した暁には感動して泣くのだろう。 幼い頃からそうだったように。
「それで、テーマどうする?」 「うーん…ちょっと出てこないなぁ。」 「去年のテーマが――」
去年は初めての文化祭にも関わらず、先輩方は掛け持ち先に集中してしまい、実質三人で展示会を行った。 評判は悪くなかったものの、準備不足が目立ったもので 今年こそはと思っていた。 しかし、なかなか良い案も出ず、昼食の時間が終わっても尚、三人で額を集めている状態だった。
その時だった。
(@2) 2014/07/22(Tue) 11時半頃
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「なあ、今夜、星見に行かねえ?」
ずっと黙っていたカズが突然声を上げたのもあって、私とタカは驚いてそちらを見た。 彼が自らそういうことを言ったことはなかったからだ。 意図が見えず、首を傾げる。
「なんでまた、突然に」 「いや……、ほら、行き詰まってんだろ? 星でも見てさ、気分転換しねえかなーって」 「へー。和樹もたまにはいい事言うんだな」 「たまにはってなんだ、たまにはって」
(@3) 2014/07/22(Tue) 13時頃
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/* 地味に15行の制限に引っかかる系ハルカ
(-2) 2014/07/22(Tue) 13時頃
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/* 早く時間軸夜にしようぜハルカちゃんよ
書いた先から落としてるのでなにか齟齬が出てきそうだな…まあその時はその時だ…
(-3) 2014/07/22(Tue) 13時頃
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二人の会話を聞きながら、今日はなにかあったっけ、と思い出す。 流星群があるとか、そういう日ではない。 じゃあ、単純に星が見たいのだろうか。 ずっとつるんでるから入部しただけで、さほど興味がなさそうに見えたのに。
「で、ハルカも行くよな?」 「おーい、ハルカ?」
私がぼうっとしている間に、もう星を見ることは決定していたようだ。 反対する理由もなく、頷いた。
「今日はいい天気だから、きれいな星が見えそうね」
(@4) 2014/07/22(Tue) 13時頃
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窓の外を見る。 相変わらず太陽は強く照りつけていて、運動場で活動している生徒たちの肌を焼いていた。 ずいぶんと生ぬるくなったペットボトルの水を飲み込むと、唐突に決まった星見会の話に頭を戻す。
「どこで見るの?屋上借りる?」 「今からじゃ申請通らないし、いつもの丘の上でいいだろ。 望遠鏡だけ借りようぜ」 「そうね。じゃあ、それの申請だけしてこないと。 ……いつもの時間に集合で、いい?」 「りょーかい。 もう帰ろうぜ、部活日誌は隆也に任せた」 「はいはい、やっておくよ」
仕方ないな、という顔でタカが立ち上がる。 日誌を部室に取りに行くタカと別れ、私はカズと職員室に貸出手続きを取りに向かった。
(@5) 2014/07/22(Tue) 13時頃
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職員室に向かう途中。 ちらり、ちらりと、視線を感じる。 静かな廊下には私達しかいないから、それは確実にカズのもの。 でも、カズのほうを見ると、視線をそらされてしまう。 それを何度か、繰り返した。
結局、なにも会話を交わすことのないまま、貸出手続きを取り、部室に望遠鏡を取りに行った。 タカは既に日誌を書き終えており、提出するのを見届けてから共に帰路についた。 その間、私とタカ、タカとカズ、という会話はあっても、 私とカズの間には会話がなかった。
それがどうしてだか、10年経った今なら分かる。 しかし、その当時の私には知る由もなく、直接聞けるわけもなく、分かれ道で二人に別れを告げた。
(@6) 2014/07/22(Tue) 13時半頃
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星の数を数えようとして 指折り疲れる前に諦めた 都会の空には 数えるほどしか星がない そう言ったら 見えていないだけだと笑われた
星で埋め尽くしたノートで埋め尽くした本棚で埋め尽くした図書館で全ての陸を埋め尽くした星よりもなお 多くの星が 宇宙にあるよ 僕は一ページ分の星さえ 知らない
ほんの一欠片の星の名前を 君が教えてくれたけれど 僕のノートに書かれた言葉は 意味のないものばかりで
ひと呼吸 ふた呼吸 吸って 吐いた 風が吹いた 大切なものは 五感が知っている
(5) 2014/07/22(Tue) 13時半頃
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[畦道は続く。]
『夏休みさ、花火しようぜ』
[集団の中、影が跳ねる。 甲高い歓声が青空を伝う。 みずみずしく田の緑は揺れる。]
『斎木ん家、花火も売ってたろ?』
「ああ、うん」
[あったな、と少年は呟くように答える。 影は叫ぶ。]
(6) 2014/07/22(Tue) 14時頃
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『やりぃ!今度買いに行くから、キープしといてくれよ』
「あいよ」
[毎度あり、と応える少年は、影が、彼の友人らが、きっちり代金を払うことをよく知っている。 そのことに、一定の信頼を置いている。]
『皆で浴衣着てさー、公民館、あそこなら打ち上げもできんじゃね?』
[影の言葉に、集団が再び歓声を上げる。 その中で同じように笑う少年を、少女は嬉しそうに見つめている。]
(7) 2014/07/22(Tue) 14時頃
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<あなたを見ている>
『毎度あり』
<店番をしているときと同じ調子で、あなたは言う> <好きや嫌いや、そんな話じゃなくて、ここでの暮らしはあなたの当たり前> <皆の中で、楽しそうに笑うあなたを見ていると、わたしも嬉しい>
(8) 2014/07/22(Tue) 14時頃
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夜に集合しても、相変わらずだった。 そっと顔を伺っても、普段通りに見える。 けれど、時々影が過るように見えるのは、どうしてなのだろう。 陽は落ちたのに、じっとりと汗ばむような空気の中、 私達は三人で丘の上に登った。
いつから一緒だったか、もうわからない。 気づいた時には共に過ごしていた、幼馴染。 ここにも、何度も一緒に来た。 街の明かりが遠く、星がよく見えるから。
(@7) 2014/07/22(Tue) 14時半頃
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「天体観測日和だなー」
上を見上げて、カズが呟く。 つられて、私も空を見た。 水平線はまだ赤いが、頭上には真っ暗な世界が広がっていて、 雲ひとつない空には無数の星が瞬いていた。
「デネブ、アルタイル…、あれ、ベガどこだ」
声につられて、私も、と三角を探す。 はくちょう座のデネブ。 わし座のアルタイル。 天の川を挟んで、反対の、
(@8) 2014/07/22(Tue) 15時半頃
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「ほら、あそこだよ」
タカが指差す先にあること座のベガ。 あれかー、と頭をかくカズをみながら、ふっと思った。
織姫と、彦星と、鵲と。 自分たちを例えたら、どうなるのだろう。
(@9) 2014/07/22(Tue) 16時頃
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[私にとって姉は半身。 何者にも代え難い、ただ唯一の私の太陽。 向日葵は、太陽が無くては生きて行けないのです]
「 昔話でもお一つ如何でしょうか 」
[ ふうわり、誰かが投げた紙風船が空を飛ぶ。 からん、ころん。 からん、ころん。
誰かの下駄の音が、風に乗って届く]
『 ……と、いいますと? 』
[ 私は笑って 口を開いたの ]
(9) 2014/07/22(Tue) 16時半頃
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不可侵条約でもあるかのように、三人の関係は恋愛事には発展していない。 かと言って、私の知る限り、三人の誰にも、恋人がいる期間はなかった。
タカもカズも、それなりにモテていたように思う。 ラブレターを渡してくれと頼まれたこともあったし、 それとなく仲介を、と言われたこともある。 幾度と無く告白もされているはずで、でもそのどれもを断っていた。 曰く、興味が無いから、と。
かくいう自分も、興味が無いと断った過去がある。 そんなことよりも、星を見ることのほうが楽しかったし、 なにより三人で過ごしている時間が心地よかった。
でも。 それもいつかは崩れてしまうのだろうか。
(@10) 2014/07/22(Tue) 17時頃
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