人狼議事


307 【突発R18】夏の終わり・宵越の一夜

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【人】 逃亡者 メルヤ

[横たえられて。>>18
優が顔を寄せれば、薄らと目蓋を上げる。

口付けとともに瞳を閉ざして。
彼が隣に寄り添うように隣に並べば、すう、と身体の力が完全に抜け、眠りに落ちてゆく。

絆創膏はもう取ってしまった額。
撫でられるそこに、傷跡はかすかにしか残っていない。
嫌がることもなく穏やかな吐息が零れる。


夢の中。

私は丘の上から海を眺めている。
嬉しそうに笑い、飛び跳ねるみたいに手を振っている。

視線の先には、波に揺れる漁船が一隻。

そこに立っているのは――、]

(25) saiki 2020/09/19(Sat) 00時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ



――ゆう、……、


[寝言は、彼の耳に届くのだろうか。


ずっと海の夢を見ることを恐れていたのに。
寝顔に浮かぶ表情はどこまでも柔らかだった。

夜空を眺めながら、星を繋ぎ、船乗りらしい言葉を紡ぐ優が、幾度かかつての父の思い出に重なっていて。
それは心の奥底が絞られるような切なさも齎したけれど、決して悲しいばかりではなかった。

だから、夢は、幸せなものになる。
その中で、大切に思う名前を呼んでいた。*]

(26) saiki 2020/09/19(Sat) 00時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

―宵越し翌日・任海家―

[養父と養母。そして義兄。
4人で食卓を囲んだ後、話がありますと切り出した。

父母は自分の宵越しにはやはり特段興味はないようで、これまで何も聞かれてはいなかったけれど。
その瞬間、もしや、と表情を変えた気がした。
村の風習の意味合いを知っていたから、続く言葉の予想ができたのかもしれないと、後から思うことになる。]


私のことを、迎えに来て来てくれる、と――。
そう言ってくれる人が、います。

だから、あの、……。
これからもご迷惑をかけてしまうとは思うんですが。

[真っ直ぐにそれぞれの瞳を見つめてから。
両親がいなくなってから、ここまで自分を育ててくれた人達と兄に向けて、正座し、ふかく頭を下げた。

本当にありがとうございました、と。]

(33) saiki 2020/09/19(Sat) 18時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[相手の名を伝えておくべきか。
注がれる視線に緊張しつつ、唾を飲み込んでいると、普段から寡黙な養父が最初に口を開いた。
彼とはこの家に来た日以来、数えるほどしか話したことがないような気がする。
何を言われるのかと鼓動が激しくなる。

怒られたりするのかな。
それか、居なくなって良かった、とか。
思われてしまうのかな。

掌に爪を立てていれば、――彼が口にした言葉は、どこか意外なものでもあった。]


『あいつなら、娘が決めたことに反対はしないだろう。
なら、俺から言うことは特にない。』


[あいつ。
血の繋がりのある死んだ父をそう呼んだ養父は、それだけ言うと、席を立った。]

(34) saiki 2020/09/19(Sat) 18時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[どこか困惑を残している養母は、ちらりと自分を見てから、ふっと息を吐き出した。]


『まぁ、この村ではよくあることね。』


[苦笑の滲む声だった。
兄は不機嫌そうな表情で何も言わないまま。
定食屋を営む養父に、下拵えでもしろと家の隣の店に引っ張って行かれるとき、此方を睨んできたけれど。

何を言っていいのか分からなくて。
でも、このままじゃいけないとは分かっていたが――その日の家族の時間はここで終わったのだ。]

(35) saiki 2020/09/19(Sat) 18時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[その日の夜。
こっそりと家を抜け出した。

秋の虫の鳴き声を聞きながら、歩き慣れた道をゆく。
片手に持った古びた懐中電灯を揺らしながら辿り着いたのは、海が見渡せる場所にある墓地だった。

夜の闇と波の音。
やっぱり、まだ足が竦みかける。
それでも進むことはできた。]


……お父さん、お母さん。
今日は天気がいいから、星が沢山見えるね。

[少し離れた場所にポツンと立つ墓石の下に、遺骨は収められていない。
彼らはふたりとも海へといってしまったから。

そこに座り込んで、流星を見上げていた。**]

(36) saiki 2020/09/19(Sat) 18時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

―夜―


え……? 優さん!

[なにかの気配に振り返る。
こんな時間に誰か? ――ああ、もしかして、なんて。

視線を巡らせた先にいたのは、優で。
驚きと安堵がない混ぜになった表情が浮かぶ。]


お参りに来てくれたんですね。

[手を合わせる彼をそっと見つめてから。
ほんのり嬉しげに微笑んだ。]

(42) saiki 2020/09/19(Sat) 22時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


あ、家に行ったんですか!?
どうしよう、黙って来てたんです……。

[というか、優にそう説明したのなら、自分が家を抜け出していることは気づかれていたのか。
これまでもそうだったのかもしれない。
時折耐えきれず、夜にここに来ていたから。]


――はい。キラキラしてて。
星たちがどんな願いごとも、叶えてくれそう。

……実は、今ひとつ叶いました。

[ふふ、と口元を綻ばせる。
優の隣に立って、波音の中、星空を仰いだ。*]

(43) saiki 2020/09/19(Sat) 22時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

―夜―

[星は願いを叶えてくれた。
この人とここで過ごす時間を、機会を、くれたのだ。

ここから先を願い、――叶えるのは。
彼と自分自身なのだと分かっている。

繋がれた手にぎゅっと力をこめて。
向かい合わせ、優を見上げて。
彼の瞳を見つめる。
その瞳は、夜空の色にも、夜の海の色にも似ていたけれど、どちらとも違うのは確かな熱が感じられること。
自分だけを映してくれていること。

それが何より心を震わせた。]

(48) saiki 2020/09/20(Sun) 00時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[自分はまだまだ子供で。
宵越しを過ごしても、心はすぐには大人になれない。

恋とか、愛とか。
はっきりと口に出せない。
本当は、よく分からないから。

でも、そんな自分にも確かなことがある。]


わたし、……、

私は、もっと、たくさん、優さんと一緒にいたい。

[たどたどしく想いを言葉にする。]

(49) saiki 2020/09/20(Sun) 00時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


誰より近くで、ずっと。

優さんは、特別なひとだから。
優さんのこと、大好きだから。

[くしゃりと笑って。]


……行ってらっしゃいって手を振って。
お帰りなさいって言えるまで、ずっと待っているから……待ってる、から。

[片方の手で目元を拭う。
それでも、視線は逸さなかった。]

(50) saiki 2020/09/20(Sun) 00時頃

【人】 逃亡者 メルヤ



――――はい。


[頷いたら、堪え切れなくて。
結局涙が落ちてしまう。*]

(51) saiki 2020/09/20(Sun) 00時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[将来の不安がないと言えば嘘になるだろう。
こんな自分が嫁としてやっていけるのか、とか。

でもそれ以上に優先したいことがあった。
彼の願いを叶えたかったし、自らの願いをさらに重ね、ずっとずっと、手を繋いでいたかった。]


お父さんとお母さんは、きっと祝ってくれます。
私がそうしたいと願っているし――相手が優さんだもの。

驚いてはいるかもしれないけど。
私、そういう話、全くしたことがなかったから。
……ふたりとも、安心してくれるかな。

[夫婦という響きは慣れなくて。
気恥ずかしくも、嬉しさで胸が熱くなる。

抱き寄せられればあたたかい。
この温もりが自分をなにより安心させてくれるのだと、昨日知り、今日また実感する。]

(54) saiki 2020/09/20(Sun) 00時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[近づいてゆく距離に。
潮風に吹かれる髪を耳にかけ、そっと目蓋を伏せる。

視界が閉ざされて。
そばには優しかいない。

そのはずなのに、ふと、ふたりぶん。
気配が現れたかと思えば、頭を撫でられたような――すぐに消えてしまったけれど、それは、まるで。]


……優さん、好きです。


[誓うように言葉を紡いで。
ほんの少し背伸びして、唇を寄せた。*]

(55) saiki 2020/09/20(Sun) 00時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

―宵越しの深夜・早希と― >>57>>58

[アイスを口にする早希と隣同士。
少しひそめた声で、穏やかに言葉を交わし合う。]

そっかぁ。
島の外だと、学校に何百人も生徒がいたりするんだよね。
仲良しの友達作るのも大変そう……かも。

[女の子らしくお洒落な子も多そうだ。
早希は素のままでも可愛いと思うが、周りに合わせないわけにはいかなかったのかもしれない。
それでもやはり、どこか輝いても見えたけれど。]

早希ちゃんなら、これからも、きっと大丈夫だよ。

[無責任な!と言われたりして。]

都会のどんな子だって、あんな高いところに登れないし、飛び降りられないだろうし。
私にとって早希ちゃんは最強だもの。

(61) saiki 2020/09/21(Mon) 04時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[自分へのカエル100匹はトラウマものだとは思うが、あれをわざわざ用意しただろう早希に驚きすぎて、なんとなく良い思い出ですらある。
その辺は口には出さないで。]

……時々強がってないかなーとか思ってたけど。

[くすりと悪戯っぽく目を細めて。]

私、都会に出た早希ちゃんのこと、時々考えてた。
どうしてるかなって。

渡くんとか、心配してたんじゃないかなぁ。
瑠璃ねぇも、かな。

[早希を見て、微笑む。]

(62) saiki 2020/09/21(Mon) 04時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[問われたことには。
窓の外の夜空を見上げてから、ぽつりと。]

島の生活……ちょっとしんどかったんだ。
出ていきたいって、少し思ってた。

[不思議なほど素直に言葉が溢れていった。
早希が今村に住んでいないことと、なにより、彼女がなんてことない様子で聞いてくれたおかげだった。]

でも、ね。……今夜で、変わった。
島に居たい理由ができたよ。


宵越し、来て良かったなって、おもう。
早希ちゃんは、――どうだった?

[彼女の首元の赤い印。
それが彼女にとって良いものであることを願いながら。*]

(63) saiki 2020/09/21(Mon) 04時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

―宵越しから数日後―

[色んな意味で慌ただしくなった日々。
それでも、優と夫婦になることが村中に知れ渡る前に、自分の口から伝えたいなと思って。

優にも予め伝えておいただろう。
宵越しから数日後、本格的な引越しの前、お礼兼手土産の袋を抱えて瑠璃の家を訪れることにした。]

ごめんください。

[ベルの音を鳴らして。
瑠璃が出てきてくれたなら。]

あの、ちょっと、お話ししたいことがあって。
いえそれより先に、……この前の宵越しでは引率してくれて、ありがとうございました。

[ぺこりとお辞儀をする。]

(64) saiki 2020/09/21(Mon) 16時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


これ、良かったら。
あまり上手く焼けなかったけど……。

[差し出した袋の中にはクッキーが入っている。
早朝台所を借り、ここ数年ご無沙汰だったお菓子つくりなんてものに挑戦したのだ。

宵越しの前、島を出たいと零した時。
それよりもどこか晴れやかで柔らかな表情を浮かべ、瑠璃へと笑っているだろう。*]

(65) saiki 2020/09/21(Mon) 16時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

―次の週末― >>59>>60

[本格的な引越しは青空の広がる日になった。
優のそば、軽ワゴン車の隣で眩しげに目を細める。

荷運びは、優の妹である成海も、手伝ってくれるらしい。
遠慮がちながらも嬉しげに礼を言う。
後部座席に座ると、ガタゴト道を走る音と共に、運転席と助手席、兄と妹の会話を耳にして表情を緩めていた。
なんだか聞いているだけで心がほかほかする。

大好きな人と、その家族。
仲良さそうなのって素敵だなと思うのだ。]


……え、健一兄さん?

[そうして成海の口から飛び出たのは予想外の名前。
きょとん、と目を丸くする。

面白そうに語られ始めた様々な過去の顛末を、表情をころころさせながら聴くことになるのだった。]

(66) saiki 2020/09/21(Mon) 17時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


そんなことがあったんですか。
全く知らなかった……。

[そう、自分はあの兄のことを殆ど知らない。
話しかけられたら怖いと、苦手だと思うばかりで、返事をするより早く逃げたいばかりだったから。

成海の語る兄は、なんだか少し親しみやすく感じた。
すぐに彼への印象は変えられないかもしれないけれど、これから先への希望が見えた気がした。]

成海さん、ありがとうございます。
教えてくれて。

これから……少しずつ。
兄とも話していけたら……いいな。

[ほんのり眉を下げて微笑む。
関係上は自分が義理の姉になるのかもしれないが、年上の彼女のことを姉のように慕い始めていた。**]

(67) saiki 2020/09/21(Mon) 17時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

―数日後― >>68

[瑠璃に、良いこと、と言われて。
素直にこくりと頷いた。]

瑠璃ねぇに、私から伝えたかったの。

[お世話になってきたお姉さんだから。
そして、彼の、優の大切な幼馴染なのだと思っているから。

ほんの少し言葉に迷ってから。]


私、優さんと、家族になれることになりました。

……えっと、結婚、……します。

[実は結婚の2文字が気恥ずかしくて。
耳まで真っ赤になっていく。
結局、なんとなく締まらない報告となったのだった。*]

(69) saiki 2020/09/21(Mon) 23時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

―宵越しの深夜― >>70>>71

[早希が、良かったじゃん、と言ってくれるから。
じんわりと嬉しそうに表情を緩める。

早希の語る都会の生活は大変そうだったし、そこに至るまでの村の生活でも色々あったのだろうと察せられた。
謝罪の言葉には、そっと首を振る。
それでも彼女はここに来て、共にキャンプの時間を過ごし、今もこうして隣り合って話してくれている。
それが嬉しいなと思う。]

そっかぁ、早希ちゃんも一緒なんだね。

[変わった、という彼女の顔は明るいものか。
そっと見上げて微笑む。]

早希ちゃんも、よかった。

[心の中があたたかかった。
ガキ大将な彼女も好きだったが――時々ついていけなかったり泣きべそかかされたりもしたけれど――、今の彼女も好きだなと思う。
誰かを想っているみたいな、表情。]

(74) saiki 2020/09/22(Tue) 14時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


あ、流星?
うん、また話そうね!

[何か思い出したかのような早希に笑って手を振る。
宵越しを過ごした相手と約束をしたのかな。
というか、相手って、限られて――。]

っ、え? な、それ、

[優兄の感想、とは。

ある意味当然なのに、思いっきり色々バレていることを今更認識し、一気に真っ赤になると。
冷たい飲み物を一気飲みし、早希を見送ったのだった。

最後に爆弾、さすが早希ちゃん。
ふと昔の彼女の姿が脳裏を過った。**]

(75) saiki 2020/09/22(Tue) 14時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

―数日後:瑠璃の家― >>72>>73

[祝福の声に、嬉しそうに。
そして少しだけホッとしたように表情を緩める。

瑠璃が祝ってくれないのではと思っていたわけではないが、ほんのり、緊張がなかったわけじゃなかった。

彼女にとって優は大切な幼馴染なのだろうし。
長い付き合いの中で色々あるのだろうし。

でも、姉のように慕ってきた彼女は、
自分を祝う言葉をくれた――心がぎゅっとする。]


あっ、結婚式!

[そういえば引っ越しなどで精一杯で、式を挙げることについてあまり考えが及んでいなかった。
自分は彼と共にいられることが第一だったのだ。]

(76) saiki 2020/09/22(Tue) 14時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[呼んでね、という言葉に勿論と肯く。
真っ先に招待状を送ろうと決定したのだった。]


瑠璃ねぇ、ありがとう。

[勉強を教えてもらっていたあの頃から数年が経ち、お互いに様々な変化があったのだろう。
けれど、同じように素直に礼の言葉を伝えた。**]

(77) saiki 2020/09/22(Tue) 14時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[高鳴る鼓動をどうにか押さえつけて。
ドレス姿に、慣れないヒールの靴で彼の元へと進む。
気を抜くと転んでしまいそうで。
でも手を取られたら、それだけで不安定な気持ちは掻き消えて、ただただあたたかな想いだけに満たされる。

名前を呼ばれて、優を見上げる。
ベール越しの黒い瞳。
それが自分を見つめてくれるのが、何よりも好き。

タキシードもとても似合っていて素敵だけれど。
結局のところ、優ならばなんでもいいのだと思う。]


うん、――誓います。

[ふわりと笑った。

一歩を踏み出す、優と一緒に。**]

(80) saiki 2020/09/23(Wed) 00時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

―宵越しから、数年後―

[春の日の朝。海の見渡せる高台。
両親のお墓から少しだけ離れた大きな木の根本。

定期的に訪れては、朝のひとときを此処で過ごす。
それは優と結婚してからも変わらない。
今朝もまた、幹に寄りかかりながら座って、書き終えたばかりの便箋を読み直していた。]

早希ちゃん、どうしてるかな。
瑠璃ねぇと会ったりしてるんだっけ……。

[手紙は瑠璃と早希に宛てた2通。
宵越しから時折、季節が変わったり行事が終わると、なんて事ない内容のものを送ったりするようになった。

早希宛のものには、渡に頼んで一言添えて貰った。
さてどんなことを書いてくれたのか。
微笑みながら確認して、よし、と鞄に仕舞い込む。

そろそろ時間だ。]

(85) saiki 2020/09/23(Wed) 06時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[立ち上がれば、潮風にスカートが舞い上がる。
今日が最後の制服だった。

すでに結婚している自分だが、卒業のこの日は何か、節目のようにも感じられていた。]


よかった、少し風はあるけどいい天気で。

[崖のギリギリに立ち、春の風に目を細める。

空と海の色。その間。
もう何度も何度も探してきたものだから、目的の存在はすぐに目に飛び込んでくる。

じんわりと笑顔が浮かぶ。]

(86) saiki 2020/09/23(Wed) 06時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[瞳に映るのは一隻の漁船。
そこにいるのは――たった1人の特別なひと。

きっと数年後には、何人かの子供の手を引いて、ここから船を眺めることもあるのだろう。
あれにお父さんは乗っているんだよって。
1人目はそう遠くない未来だと良い。
卒業したらって、自分から彼にお願いしたのだから。]



―――― 優さん、おかえりなさい!


[聞こえなくても声を張り上げて最愛の人の名を呼び、手を上げて大きく振った。

海から、私の元へと帰ってきてくれること。
それを毎日信じ続ける。

心と身体を通わせたあの夜から、それは変わらない。
これからも、ずっと。**]

(87) saiki 2020/09/23(Wed) 06時半頃

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