人狼議事


307 【突発R18】夏の終わり・宵越の一夜

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【人】 倫理委員会 アトレイユ

 
 ――っ、 っ、ふ ……ぅ 、

[ 熱く潤った柔肉の中に己自身を沈めれば、
 更なる快感を覚えて吐息が洩れすのも自然なこと。
 よく熟れた女の胎内を、何の隔てもなく行き来していく。]

 ……っ、 気持ち、いい、ぞ…… 恵瑠、っ、

[ 自らの快楽だけでなく彼女の反応も探りつつ、
 あるいは激しく、時には穏やかに。
 幾度身体を重ねたとて、一度も同じ交わりはないのだから。声には出ない会話を、身体を通じて交わすよう
にして。]

 ……恵瑠、っ、 …… 恵瑠 …… っ !

[ 愛している、と言葉で伝える代わりに、
 目を見つめ、唇を重ねて。
 想いと同じだけの熱量を彼女の胎内に放っていくのだった。]**

(84) Hermes 2020/09/23(Wed) 01時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

―宵越しから、数年後―

[春の日の朝。海の見渡せる高台。
両親のお墓から少しだけ離れた大きな木の根本。

定期的に訪れては、朝のひとときを此処で過ごす。
それは優と結婚してからも変わらない。
今朝もまた、幹に寄りかかりながら座って、書き終えたばかりの便箋を読み直していた。]

早希ちゃん、どうしてるかな。
瑠璃ねぇと会ったりしてるんだっけ……。

[手紙は瑠璃と早希に宛てた2通。
宵越しから時折、季節が変わったり行事が終わると、なんて事ない内容のものを送ったりするようになった。

早希宛のものには、渡に頼んで一言添えて貰った。
さてどんなことを書いてくれたのか。
微笑みながら確認して、よし、と鞄に仕舞い込む。

そろそろ時間だ。]

(85) saiki 2020/09/23(Wed) 06時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[立ち上がれば、潮風にスカートが舞い上がる。
今日が最後の制服だった。

すでに結婚している自分だが、卒業のこの日は何か、節目のようにも感じられていた。]


よかった、少し風はあるけどいい天気で。

[崖のギリギリに立ち、春の風に目を細める。

空と海の色。その間。
もう何度も何度も探してきたものだから、目的の存在はすぐに目に飛び込んでくる。

じんわりと笑顔が浮かぶ。]

(86) saiki 2020/09/23(Wed) 06時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[瞳に映るのは一隻の漁船。
そこにいるのは――たった1人の特別なひと。

きっと数年後には、何人かの子供の手を引いて、ここから船を眺めることもあるのだろう。
あれにお父さんは乗っているんだよって。
1人目はそう遠くない未来だと良い。
卒業したらって、自分から彼にお願いしたのだから。]



―――― 優さん、おかえりなさい!


[聞こえなくても声を張り上げて最愛の人の名を呼び、手を上げて大きく振った。

海から、私の元へと帰ってきてくれること。
それを毎日信じ続ける。

心と身体を通わせたあの夜から、それは変わらない。
これからも、ずっと。**]

(87) saiki 2020/09/23(Wed) 06時半頃

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