人狼議事


296 ゴールイン・フライデー

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視点:


アーサー食いしん坊 マリアンヌに投票した。


マリアンヌ竜騎兵 アーサーに投票した。


グスタフ竜騎兵 アーサーに投票した。


セイルズ竜騎兵 アーサーに投票した。


ウツギ竜騎兵 アーサーに投票した。


ヌヴィル竜騎兵 アーサーに投票した。


ホレーショー竜騎兵 アーサーに投票した。


ルパート竜騎兵 アーサーに投票した。


カガ竜騎兵 アーサーに投票した。


デリクソン竜騎兵 アーサーに投票した。


アーサー9人が投票した。
マリアンヌ1人が投票した。

アーサーを処刑するには畏れ多かったので、取りやめた。


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?


現在の生存者は、アーサー、マリアンヌ、グスタフ、セイルズ、ウツギ、ヌヴィル、ホレーショー、ルパート、カガ、デリクソンの10名


【独】 放蕩者 ホレーショー

/*
ひぇっ更新ギリギリ

(-0) 2019/05/21(Tue) 07時半頃

【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
どこにいくわけもねえわ王子様だった。
アーサーを処刑するなんて畏れ多いよな。うん。

(-1) 2019/05/21(Tue) 07時半頃

【独】 放蕩者 ホレーショー

/*
片思い先結構ばらけてんのかなぁ
わかりやすい人とわかりづらい人がいるからなんとも

(-2) 2019/05/21(Tue) 07時半頃

甲板員 デリクソンは、メモを貼った。

2019/05/21(Tue) 09時半頃


公安部 カガは、メモを貼った。

2019/05/21(Tue) 10時頃


放蕩者 ホレーショーは、メモを貼った。

2019/05/21(Tue) 13時頃


【独】 甲板員 デリクソン

/*
ラジオの事拾われている…?優しい皆さんだ
ありがとうございます(>_<)

(-3) 2019/05/21(Tue) 15時半頃

【独】 宇宙原理衆 ウツギ

/*
まさかの両片想い2組で、
ルパート→ホレーショー
ウツギ→ルパートはまぁバレてるとして
ホレーショー→グスタフ?で
グスタフが誰だろうなぁ、という印象。

延長4回まで、との上の表記を見て、へぇ、となった。

(-4) 2019/05/21(Tue) 19時半頃

公証人 セイルズは、メモを貼った。

2019/05/21(Tue) 19時半頃


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[久々の休日はやることが多い。
 溜まった洗濯物を乾燥機にぶち込んで、
 四角い部屋をひとまず丸くだけでも掃除機を掛け、
 冷蔵庫と冷凍庫の食材の備蓄をチェック。

 なかったとしても帰りに店に寄ればいいが、
 疲れた日は簡単に茹でたパスタにトマトソースと
 バジルを適当に混ぜたもので済ませたい。
 食欲がなくてペッパーを塗したキューブチーズに
 酒で誤魔化すにも、生憎と腹の脂肪を気にする頃。

 そうやって脳内で作ったメモを頼りに、
 百貨店に赴き、日を跨いでタヴェルナに出向いた。]

(0) 2019/05/21(Tue) 20時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[自分は、靴に拘りは無い方だ。
 仕事場へ向かう時は足に負担のない車であり、
 仕事中は支給された革靴を履く。

 普段は二束三文のスニーカーを履き潰し、
 少しフォーマルな場なら昔買った革靴がある。

 酒場タヴェルナへはバスを使うから、と、
 履き慣れたスニーカーを履いてばかりいたが
 昨日は少し背伸びし、真新しい革靴を下ろした。]

(1) 2019/05/21(Tue) 20時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[店で見つけたブラッチャーのフルブローグ。
 靴の名称などスニーカーと革靴程度だったが、
 靴に詳しい店員が熱弁するから覚えてしまった。

 何でも、珍しい手縫いの靴であり、
 職人が減りつつある今、稀少品なのだという。

 メダリオンの穴の大きさの差異がセクシーで
 どこを見ても均等な縫い込みは靴への愛情がと
 客を置き去りにした言葉の雨を聞き流し、
 ひょい、と裏返して靴の重さと靴底を確認。

 ───…値段を見ずに選んだ靴は、
 手縫いに相応しい価格で通帳に打撃を与えたが
 遠い昔に初任給を握り締めながら買いに行った、
 一目惚れしたあの靴と同じマークを見て、
 買わないという選択肢はなかった。]

(2) 2019/05/21(Tue) 20時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[髪色より少しだけ明るいブラウンを足に纏い、
 靴に合わせて新調したボトムスも相俟って
 軽くなった足取りで窓際に案内してもらった。

 酒場で他人の足元を見る客も店員もいまい。
 けれど、何だか嬉しそうだと看板娘に指摘され、
 君こそデートは楽しかったかい?と、
 聞くのも野暮な質問で彼女の赤面を誘う。

 思わぬ出費をした分、暫くは節約を、と思うのに
 一番の出費の種である紫煙は手放せず。
 足を組んで、近くなった爪先の穴模様を見つめる。

 なぁん、と擦り寄ってくる看板猫も、
 靴の価値が分かるのか、新品の革の匂いを好むのか
 単にお零れを強請りに来たか定かではないが
 いつもより長い時間、傍に寄り添っていてくれた。]

(3) 2019/05/21(Tue) 20時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[残念ながら、頼んでいたのはオッソブーコ。
 髄を啜った後の骨はくれてやるにも大きすぎ、
 脂なら、と差し出した指は気持ち良く無視された。

 気ままな猫らしい行動だ、と笑って、
 指背で撫でさせて貰った毛の感触がまだ残っている。

 記憶を馳せて伸ばした指の爪を見て、
 そろそろ整えるか、と爪切りでぱちり、ぱちり。

 夜空を切り取る鋭い月が、いくつも量産されていた]*

(4) 2019/05/21(Tue) 20時半頃

【独】 宇宙原理衆 ウツギ

/*
あれちょっと待った。
海外に爪切り存在したっけと焦る。

(-5) 2019/05/21(Tue) 20時半頃

【独】 宇宙原理衆 ウツギ

/*
ちゃんと存在しているが海外曰く日本製が凄い。
30年前のものが今でも使えている。
切った爪が中に収納されるのは日本製だけらしい。

なんであんなに綺麗でキュートなの?
買ったけど可愛くて使えてない…。などなど。

今日の土砂降りは全国的に酷かったですね。
連勤後の休みでよかった。

(-6) 2019/05/21(Tue) 20時半頃

【人】 公安部 カガ

[土曜日。

 カーテンが揺らめくと同時に頁が捲れた。
 花屋に向かうか悩んで結局やめてしまった。
 昼に酒でも買うかと思いながらも
 瞼を伏せれば思い出すのは昨日の事]

(5) 2019/05/21(Tue) 21時頃

【人】 公安部 カガ


[扉の前でため息をつく。
 外まで漂う酒と料理の香りに足が竦みそうになった]

  あー……と。席は、どこでも。

[意を決して踏み入れいれば別世界。
 既に馴染みの客として定着しつつあるのに
 ぎこちない挨拶を繰り出した。

 視線を彷徨わせる。
 あの人はいただろうか。
 余所見ばかりするから前方には気付かず
 うら若い女性と肩をぶつけてしまった]

(6) 2019/05/21(Tue) 21時頃

【人】 公安部 カガ


  ああ、失礼。……怪我はない?

[咄嗟に抱きとめつつ支える。
 ふと視線を移せば一冊小説が落ちていた。
 手を離せば本を拾い彼女に差し出す。
 その瞬間表紙を見て目を見開いた。

  「もしかして、この小説お好きなんですか?」

 女性は目敏く気づき目を輝かせた。
 曖昧に頷いたのは自作の小説だった為。
 此処で否定すれば良かったのだが
 怠った結果女性は食いついてきた]

(7) 2019/05/21(Tue) 21時頃

【人】 公安部 カガ

[恋をする描写がいいだとか
 仕草に対する文章が好みだとか
 主人公の心情に共感出来るだとか。

 痛々しいことに自分自身を映し出した小説を
 褒められる事が羞恥を煽るものだとは想像だにせず。
 耳まで赤くして困ってしまった。

 それが端目から見て困ったように映るのか
 それとも照れたように映るのか
 それは分からないままではあったが
 何とかいつもの定位置に移動する。

 彼の視界のギリギリに入る場所に落ち着き
 ふと、頼んだのはいつものワインではなく]

(8) 2019/05/21(Tue) 21時頃

【人】 公安部 カガ


  ベルベットハンマーがひとつ欲しい。

[今宵もあなたを想うなんて――
 今日も彼の真似をして頼むお揃いのディナー。
 莫迦らしくてピッタリだと思えた]

(9) 2019/05/21(Tue) 21時頃

【人】 公安部 カガ


[偶然を装った必然に今は気付かないよう蓋をして
 もう少しこの夢のような時間を楽しんでいたい]

  今日もあの人とお揃いがいいな。

[開き直ってしまって困ったように笑った。
 未だに後の事など見据えられておらず
 今も尚困ったな、どうしようと悩むも

 ひとつだけ、先に選んでしまった]

  マロングラッセなんてあると最高だけど
  ないだろうからティラミスへ。

[言葉の意味が彼に伝わればいいのに。
 洋菓子店でもない癖にお願いしながらも
 またひとつ、ひとつ重ねてしまう。

 食べ物や花に込めた思いが全部伝わればいいのに]

(10) 2019/05/21(Tue) 21時頃

【人】 公安部 カガ

[珍しく、真実を込めてまた覗き見た。
 瞬きの瞬間にまたアルコールは揺れた。

 結局その後瞼を伏せてしまったのは此方側。
 居ても立っても居られなくなり、
 席を立てば逃げるように会計を済ませた。

 急ぎ足で立ち去った為に彼の様子は見れていない。
 ただ、彼の傍らを通る時だけ緊張に耳が赤らんだが。
 それも些細な事だろうと思いつつも思い返し
 また一つ自己嫌悪の波にさらわれるも
 先延ばしにした答えにまた揺らいだ]**

(11) 2019/05/21(Tue) 21時頃

【人】 甲板員 デリクソン

 ラジオネーム賭場の主さん
 「最近気になってる相手が中学…」! …これパス!

[ レターは基本的に箱から一通一通引き抜くという
 原始的なシステムを好み
 見るからに冷やかしな内容は
 引いても弾いて別を引き直し読み上げるようにしているが
 今日は注意力がいつもに増して散漫な土曜日。

 昨日の事がどうにも頭から離れない。
 顔色の塩梅が悪く見えたのは
 真横に座ったわけでもなし、
 気のせいであるかもしれないが
 いつもの服装で無かった事に妙な邪推をしてしまう。
 
 詮無き事だと分かっているのに。
 顔が曇り、レターの箱に手をがさこそと突っ込みながら
 いつの間にか一分も無言のまま考え込んでしまい。
 ディレクターの掲げたプラカードで
 慌てて意識を戻す ] 

(12) 2019/05/21(Tue) 21時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

[ この地域ならもしかしたら放送を聞いていたり――

 そんな妄想を働かせはしたが、
 他人の恋愛事情を流してあれこれ語るような持番だ。
 虫の良い話を頭から追い出して次のレターを抜き出し ] 

 おホン、失礼しましたー
 
 ラジオネーム読書家さん
 「恋愛相談とは少し違うのですが…。
  結婚を控え、見守ってくれている大切な家族に
  感謝の気持ちが伝わるような
  お礼をしたくて迷っています。
  オススメがあれば聞かせてくれませんか?」

 おー読書家さん、御成婚おめでとうございます!

 こういうのもたまには良いよねぇ
 家族愛も愛のひとつだもん。

(13) 2019/05/21(Tue) 21時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

 何でも喜んで貰えると思うけどなぁ。
 今何を表すかではなく、
 これから、どう表していくかだと思うんだよな。
 
 でも普段は顔を合わせて語らう家族なら
 あえて手紙なんかを添えるのも良いかもね。 
 品だけじゃなくて一生心に残るからさ。

 俺は普段から酒飲みだから洒落たグラスとか
 記念に文字でも入れて…どうだろうね? 

[ チョイスする曲は、大切な家族の感謝を歌ったもの。
 
 その曲を聞きながら頬杖をついて考える。
 そういえば自身と遠からぬ年齢であれば
 あの客はデートどころか結婚していてもおかしくない ]
 

(14) 2019/05/21(Tue) 21時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

[ ああ、不毛な恋だ。
 なのに、通ってしまう、目で追ってしまう。
 アーサーを撫でている様子を脳裏に浮かべて
 我が家のフライデーともうひとりのフライデーが
 戯れあっている想像をし、眦が下がってしまう
 まとめて抱きしめてやりたいと望みを抱いた時
 そんな日が来る事は無いと浮かれた心に冷水が注す。
 
 どうして男って生き物は、こんなに馬鹿なのだろう。

 スケールの大きさは変わってしまったけれど
 いつまでも夢ばかり追いかけてしまう ]**

(15) 2019/05/21(Tue) 21時半頃

【独】 宿屋 ルパート

/*
ウツギさんを応援したいと思っていたら背中に矢が刺さっていて、宇宙猫顔になった。こ、此処へ!?
いや、想われるのは嬉しいけど此処!?

(-7) 2019/05/21(Tue) 22時頃

【独】 宿屋 ルパート

/*
と言うか、想像以上に矢がぶつからなくて驚いている。
ももてんのてんは野暮天のてんなんですが、
意図的にぶつけないようにしてたりしたんだろうか…?

(-8) 2019/05/21(Tue) 22時頃

【独】 宿屋 ルパート

/*
いや、でもこう、ウツギさんの片想いっぷりも凄い好きなんですよなぁ。
一方通行拗らせ部の部長としてはミスの多い後輩タツミ(仮)>>1:7とかで脈の無い矢をつがえたいですもん。

(-9) 2019/05/21(Tue) 22時頃

【独】 公証人 セイルズ

/*
あ、ベルベットハンマー出された(
昨日の奴の候補に入れてたけどなんとなくで外したんだよな、あれ

(-10) 2019/05/21(Tue) 22時半頃

【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
>>12
ヨアヒム……。

(-11) 2019/05/21(Tue) 22時半頃

【人】 竜騎兵 アーサー


 にー…

[黄昏時をトボトボ歩く。
 末の娘は今週もデートだった。

 ずっと一緒に育ったのに、あんな顔は知らなかった。]

(16) 2019/05/21(Tue) 22時半頃

【人】 食いしん坊 マリアンヌ


 あら、おかえりなさい。アーサー。
 キャサリンと一緒に帰ってくるかと思っていたわ。

[丸い身体をころころゆらし猫を抱える。
 今日は沢山歩いてきたらしく若葉が頭に乗っていた。]

 そんな顔しないで、蕾だって綺麗じゃない。

 ―――― さぁさ、いらっしゃい。うちの王子様。
 今日は貴方の好きなものをたんと作っているの。
 お腹が満ちれば少しは心も満ちるわ。

[葉っぱを払うようにアーサーの頭を撫でて慰めた。]

(17) 2019/05/21(Tue) 22時半頃

【独】 山師 グスタフ

/*
アーサー王子さま……抱き締めさせて……(逃げられる

ところでホレーショーさんの淫夢におじゃましてしまったんでしょうか?死を願われててツボにはいってしまいましたwww
たしかホレーショーさんは受け希望のRPをしていたのでグスタフが攻めなんでしょうね。

(-12) 2019/05/21(Tue) 23時頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2019/05/21(Tue) 23時頃


【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
>>16
かわいい。かわいい。
アーサーにもいい娘が見つかるといいのにな
うちのフライデーなんてどうだ?雌か雄か知らんけど

(-13) 2019/05/21(Tue) 23時頃

【人】 山師 グスタフ

[冷たいシャワーであやまちを流れ落として、備え付けのインスタントコーヒーのあまりのまずさに顔をしかめた。

……金曜日なのでタヴェルナへ。

仕事があったわけでもないのに、店に入った時間は、どうしてどうして、先週より遅くなった。]

(18) 2019/05/21(Tue) 23時半頃

【人】 山師 グスタフ

[自家製と注釈付きのクロスティーニは、女主人の気分とサービス精神に応じてパンの上に乗るものが変わるので、それは密かな楽しみだ。
その日はご定番の鶏レバーもの。ベリーソースを垂らしてかじりついて、甘酸っぱくも気取らない味に喜びを覚えた。

この店が好きだ、落ち着いて食事ができるここが好きだ、特に誰かと会話がなくとも、受け入れられていると感じられる空気が好きだ。

……だからこそ、この場所を……この寄る辺をなくしたくないなら……

……きざしかけた思いは、ただの肉欲のそれだったから、だから恋なんかではない。心の傷が治癒して、萎えていた欲が起きてしまったから、それで勘違いをしかけたのだ。
ああ……そうでしかない。そうだとも。]

(19) 2019/05/21(Tue) 23時半頃

【人】 山師 グスタフ

[ボトルキープのボンベイサファイアを、冷凍庫から出してもらい、ストレートでもらった。
とろりとした液体を、少し揺らして眺める。

いままでさんざん本音を言わずにやってきたし、これからもそうしていく。嘘をついている当人がそれを真実だと思い込めば、どんな嘘も真実になれる。
……自分の考えにまるきり自信はないが、勝ちたいと意気込む気概もない、誰かに受け入れられなくても、居て良いのだと思える場所さえあればいい。
それでいい。それでいいんだ。

そのために自分の心を犠牲にしろとは、なんとも易いじゃないか……。

逃げ出してきたグスタフの滞在を許し、傷にかさぶたができるまでそっとしておいてくれたこの街を、……再び殺した恋の墓場として、無関心に眺めるものにしたくない。

だって、そんなことをしたら、今度こそどこに行けばよいのかわからない。
……風来坊気取りも、歳を取ると弱いな、なんて。思わず笑ってしまうけど。]

(20) 2019/05/21(Tue) 23時半頃

【人】 山師 グスタフ

[グラスに口をつけ、一息で飲み干した。

先程まで使い果たした喉の奥に、いやにしみた。]**

(21) 2019/05/21(Tue) 23時半頃

【独】 山師 グスタフ

/*
どこまで現実にあるものをひっぱっていいのかなって悩んでいますが、ボンベイサファイアは許してほしいです!

(-14) 2019/05/22(Wed) 00時頃

【人】 公証人 セイルズ

[金曜の夜の外食は、元々は一週間働いた事への自分への労いで
あちこちの店を食べ歩いていた物だった。
安くて美味い店があると聞いて訪ねたタヴェルナは評判どおりで
その時は幾つかある候補の一つに加わるだけのはずだった。

そこで、運命と出会わなければ。

何度目の訪問だったかは覚えていない。
居酒屋風の店内はいつもざわめいていて、静かに食いたいときには向かないかもしれないなんて思いながらグラスを傾けた、その先

そこだけ、空気が違って見えた気がした。
喧騒の中、その席だけが何故か静寂を帯びているようで
一人、食事をする姿に視線が止められた気がした。
他の客と雰囲気が違うから目立ったんだろうとその時は思って

なのに、店を出てからも、その姿がちらついた。]

(22) 2019/05/22(Wed) 00時頃

【人】 公証人 セイルズ

[それから幾度か足を運んだ、理由なんかわからないまま。
そうして、初めて見かけたのと同じ金曜日にその姿を見つけた。

また会えたと胸がざわついた、同時に不安も
それが、年甲斐もなく落ちた恋だなんて
気付いたのはもう少し後の事。

一方通行の逢瀬を重ねるようになったのはその時からだった。*]

(23) 2019/05/22(Wed) 00時頃

【人】 公証人 セイルズ

[ゆらり
土曜にしては早い時間に目が覚める。
いや、実際はあまり眠れなかったと言っていい。

目を閉じると、昨夜のあの人が浮かんで
いつも以上に胸が痛むから。]

(24) 2019/05/22(Wed) 00時頃

【人】 公証人 セイルズ

[席についてから数度目のドアベルに視線を投げて、見えた姿に無意識に安堵の笑みが浮かぶ。
視線を彷徨わせる様子と、女性に話しかけられて顔を赤らめる姿に胸が騒いだ。
そうだ、あの人はきっと女性にも人気があるに違いない……男の俺に思われても、なんて考えながら口にしたトマトの味はわからなかった。

いつものように視界の片隅に姿が落ち着くのを見届けて
いつもより疲れているような、憂いているような様子に目を細めた。
もう少しあの人に近い存在なら、声をかけることも出来るだろうに
その頬に触れて宥める事だって出来るだろうに
その理由を知ることが、どこか怖かった。

注文をする口元の動きに目を奪われかけ、気付かれないように手元の料理を見た。
それでも、あの人の元に運ばれる物が同じと気付けば自然、口元が緩み

一つ、違うものがあることに気付いて目を止めた。]

(25) 2019/05/22(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ

[ワイングラスではなく、少ししっかりしたグラスに注がれたその色で幾つかの名前を巡らせる。
カルーアミルクよりは濃く、アイリッシュコーヒーよりは淡いその色に、一つ思い至って]


 まさか、なぁ


[きっとそれも偶然だろう、だって、そうだとしたら都合がよすぎて。
俺に向けたものじゃないかも知れないだろう、と自分に言い聞かせて
テーブルに並ぶ偶然は必然? 鼓動が早くなった気がして平静を装って料理を口に運ぶ。

どうか期待させないで欲しい、そう思うのに
もしかしたら、なんて
いっそこの気持ちを曝け出してしまえたらいい
だけど、この楽しみを失くしたくはない
ゆらり 揺れる
グラスワインと映る姿と俺の心とを混ぜて飲み干してしまえたなら。]

(26) 2019/05/22(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ

[考える最中に、向こうのテーブルに皿が増える。
一足先に運ばれたドルチェは、俺がいつも頼むジェラートではなく
意味深な名を持つそれを目で追えば
こちらを伺うように、だけど真っ直ぐ見詰める瞳とぶつかった。

これは偶然? それとも
浮かんだ期待はきっと隠せていないだろう。
探るような視線、外したのはあの人の方。

揺れるグラス、揺らぐ視線
僅かに表情を歪ませて席を立ち、通り過ぎるその姿を目が追いかける。
ほんの僅か朱に染まる耳元に、カタリと椅子を鳴らして立ち上がりかけ

だけど
呼び止める一言は口に出せないまま
主をなくし残された、感情のパズルピースを眺めていた。]

(27) 2019/05/22(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ

[ベッドに転がったまま何度目かの溜め息をつく。
気付かれてしまったのかもしれない、年甲斐もない邪な俺の気持ちに。
明確な拒絶ではないから、それでもまだ期待は捨てきれず

なによりも
重ねられた偶然、秘められた意味と重なった視線の向こうに見えた色。
気のせいにするにはあまりにも鮮明で、だからこそ手を伸ばすのを躊躇った。

もしかしたら、もう会えなくなるかもしれない
そう考えたら背筋が冷えた。
呼び止めていれば、手を伸ばしていれば
どんな結果であれ知ることができたはずで……知るのが怖くて動けなかった。]


 ……なさけねーなぁ


[こんな時に呟く為の、あの人の名前さえ俺はまだ知らない。]

(28) 2019/05/22(Wed) 00時半頃

【人】 公証人 セイルズ

[もし、拒絶ではないのなら
もし、同じような気持ちでいるのなら
都合のいい妄想は同じだけの不安を連れてくる。

もう、あの店には来ないかもしれない
だけど、もしももう一度会えるのならその時は……。**]

(29) 2019/05/22(Wed) 00時半頃

【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
デリックのロールを照れ照れ眺め、気圧に潰されぽんこつ頭で何たべよー、とか文章の組み立て考えてるうちにこんな時間だったん。

(-15) 2019/05/22(Wed) 01時半頃

【人】 宿屋 ルパート

[自分の世界の中で、タヴェルナだけが昼の世界と繋がっていた。

 真昼の住人がいて、眼が眩むような太陽がある場所。
 夜のしじまから迷った振りで潜り込み、昼の明るさを胃袋に詰めて帰る。憧憬はほんの少しで満腹にしてくれる。

 同じ空間に居るだけ十分だと云えば殊勝だが、その実臆病なだけ。
 自身がこっそりと昼の世界を観測し、憧れ、恋をしているのは良い。だが、直射が夜に侵攻してきたら堪らない。徒花は水も堆肥も求めず、ただ土塊に還る時を待っていたい。

 生産性に富んでいたのは己の指だけで、胸の内はからっきし。]

(30) 2019/05/22(Wed) 01時半頃

【人】 宿屋 ルパート

[ストーカー染みた行為も止めなくては。
 そう思いはしているのに先週もタヴェルナに脚を運んだ。

 脚の具合だとか、疲労の度合いだとか。意味のない言い訳は色々用意したが、誰かに聞かせることもない。いつもの席にひとりで落ち着き、いつものように少量頼む。]

 ラタトゥイユはもうあるかな?
 それとモヒートを。

[女主人は夏野菜のごった煮と言うけれど、タイムが強めに効いた味は胃を拡げてくれる。冷たいのに野菜の味が濃いから味も良く膨らむ。]

(31) 2019/05/22(Wed) 01時半頃

【人】 宿屋 ルパート

[そして視線は店内ではなくやはり床に落ちた。
 顎を引いて木目をなぞり、紳士淑女の足元を縫っていく。
 
 杖が見つからないのにまず安堵して、次に見つけたのはこの店の看板猫。
 世界一有名な騎士と同じ名を持つハンサムな猫は人の足元ばかり見ている自身とはよく目が合う。――― 最近は、その良く合う瞳の底から憂いを感じ取り、妙な親近感を抱いていたのだが。


 が。]

(32) 2019/05/22(Wed) 01時半頃

【人】 宿屋 ルパート


 …………、

[卓上にそっと紙幣を並べる。
 注文額より遥かに多いのは過分なチップが含まれる所為。

 まだカトラリーさえ届いていないのに、急くように席を立って女主人に急用が出来たと下手な嘘を吐いた。声も震えていたし、眼も揺れていたから、不審に過ぎただろうけれど、異様な焦燥が彼女の同情心を刺激してくれる。]

(33) 2019/05/22(Wed) 01時半頃

【人】 宿屋 ルパート

[タヴェルナを出た途端、十何年ぶりに走った。
 今までも何度も逃げ出したけれど、走って逃げたのは子供の頃以来かもしれない。


 猫のすり寄った先。
  昼の世界へ送り出した己の誇りがあった。


 桁の違う革靴だ、タヴェルナとは購買層が違う。
 己よりもずっと生活水準の高い紳士が購うものだ。
 だから、買われていった息子らを己は知らない。

 偶に里帰りをしてもくるが、その頃にはすっかり履き慣れて見知らぬ男の顔になっている。そうなれば父は自分ではない。彼らは里親の息子になる。


 ―――― だが、あの靴は違った。]

(34) 2019/05/22(Wed) 01時半頃

【人】 宿屋 ルパート

[まだ底が潰れておらず、履き心地はきっとぎこちない。
 やがては形のよい踝の持ち主が、立派な男にしてしまうのだろうが、あれはまだ、己の誇りそのものであり、昼の世界と繋がる夜の欠片だった。 

 胸に疼いた承認欲求を何度も殴り、暴力的に黙らせた。
 昼の世界に関わってはいけない、触れてはいけない。
 寂しいのも孤独なのも我慢できる。

 
 けれど、心が飢えたら何で満たせばいいのか分からない。


 夜は閉じた世界で、自己完結していなくてはならない。
 独り善がりの想いを食べ、生きていたいだけなのに。]

(35) 2019/05/22(Wed) 01時半頃

【人】 宿屋 ルパート

[異端者を追放する昼の世界が恐い。
 否定する人の眼が恐い。


 自らの誇りが包む、あの脚がとても恐かった。]

(36) 2019/05/22(Wed) 01時半頃

【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
はっはーん?これはあれか、嵐の予感ってやつ。

(-16) 2019/05/22(Wed) 02時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

─ Die Zeit heilt alle Wunden. ─

[朝から念入りに剃刀をあて、皺ひとつないシャツに袖を通す。フォーマルな革靴は少々ミスマッチな服装だったが、構わず履いた。

妻との結婚式の為に用意したそれは、当時の稼ぎに不釣り合いなものであったが、この先──最低でも娘の結婚式まで、ありとあらゆるハレの日に履くからいいんだ、なんて奮発したもの。

結局、小学校の卒業式を迎える前に出番を無くしてしまったが、なんとなく捨てられずにいた。
あの時の誓いに嘘はないし、靴に罪は無い。]

(37) 2019/05/22(Wed) 02時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

[数年ぶりの逢瀬を果たした土曜日。
始めはぎこちない空気も、財布兼荷物代わりとして付き添ううち、少しずつ会話も増える。
下調べしてきたと、彼女の選んだトラットリアに入る頃には足と咽喉、それから財布が悲鳴を上げていた。]

 こんなとこまで変わっちまったんかねえ……

[誕生日を祝い終え、娘をホテルに送り届けて帰宅すると、どっと疲れが襲ってくる。
買った時にはぴったりだったのに、重労働を重ねるうちに足指が変形したのだろう。踵が擦れ、小指と共に真っ赤に腫れている。
合わなくなってしまった靴と足は、家族そのもののよう。

コース料理はどれも美味かった。タヴェルナの方が舌に合うと感じたのが本音だが、娘を連れて行くことはできない。
世話になっているマリアンヌやキャサリンに紹介したくとも、知られたくない相手もいる。]

(38) 2019/05/22(Wed) 02時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

[──莫迦らしい。
同居はしていなくとも成人する歳の娘がいると知れたら、なんて心配する必要なんてあるのか?萎びたオッサンだという時点で、同性だと言う時点で対象外だろうに。
それに、隠したからといって、娘と妻の存在は消えやしないし、消したいわけでもない。

ごろりとベッドの上に転がり、胸ポケットに潜めていたハンカチを取り出す。
鼻先を寄せればまだ、仄かに感じる香水は昨日、あの人が背後を通り過ぎた瞬間に香ったものと同じ。]

(39) 2019/05/22(Wed) 02時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

[タヴェルナでの食事中、あの人の気配が近づく度に、背中が茹でたオマール海老のように丸くなるのが常で、全神経を集中させているから、気づけたのだろう。

微かに漂う、いつもと違う香り。
これまでは感じたとて、酒やニンニクといった大衆的なものだけだったのに。猫を飼う以外にも何か変化があったのか。気になろうと訊ねることなぞできる筈もなく、気にするあまり、食事の味も遠くなったが──もっと衝撃的な出来事は、帰り際に起こった。

落としたのでは?と、封を切られたばかりの煙草と共に、キャサリンがハンカチを差し出した時、元より不調を引き摺り、反応の鈍い頭は自然と受け取って、覚えのある香りに、指が強張る。

もしかしたら、あの人が落としたものじゃないか。
もしかしたら、大事なハンカチじゃないか。
もしかしたら、────。

巡る想像の答えは持越に、いざとなれば来週、勘違いだったと返せばいいと。
つい、つい。煙草ごと持ち帰ってしまった。
魔が差したとしか言いようがない。]

(40) 2019/05/22(Wed) 02時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  
 ──…は、は…莫迦みてえ

[むしろ変態だと裡で詰ると同時に、気づいてしまった。
こんな愚行を犯すほど、惹かれていること。
ただの常連客として、酒飲み友達となるだけでは屹度もう、満足できないこと。

だって、同じ煙草をあの人が持っていたと知るだけで、こんなにも苦しい。唇を食んだらどんな味がするのか、想像しただけで呼吸が浅くなる。
見るからに体温が高そうな肌に触れられたら────なんて独り善がりな妄想で穢していることを知られたら。

考えるだけで心臓が潰れそうに痛くて、息が詰まる。]

(41) 2019/05/22(Wed) 02時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

[それは、15の夏の終わり。
あの子と会えなくなった時に感じたのと同じ痛み。]**

(42) 2019/05/22(Wed) 02時半頃

【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
Rがつく村ならここでソロプレイが入ります。
あーーーーなんっかもう全然あれだな、あれだ、足りない。色々。

ここ最近と数年前のロルを読み返して、読み易さに読み応えを足せたらなーって頑張ってみるものの冗長でしかない気もするし、肝心なことが抜けてる気もする。うううう。

(-17) 2019/05/22(Wed) 02時半頃

【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
魔が差した、の前後もミスしてるし、>>39の文節の順番もちぐはぐで、うううううう。

(-18) 2019/05/22(Wed) 02時半頃

【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
持って生まれたものに優劣はつきものだけど、センスと技術は育てることができるんですよ。がんばろ

(-19) 2019/05/22(Wed) 02時半頃

【独】 甲板員 デリクソン

/*
!……ハンカチ拾ってくれた。
胸がキュッてなります……。

(-20) 2019/05/22(Wed) 07時頃

【独】 宇宙原理衆 ウツギ

/*
いじめてしまったのである。てへ。

(-21) 2019/05/22(Wed) 07時頃

【独】 公証人 セイルズ

/*
マロングラッセ:永遠の愛の誓い
ティラミス:私を元気付けて。私を引き寄せて

強壮剤代わりだったと出てきて噴いた(夜のお菓子とか

(-22) 2019/05/22(Wed) 07時頃

【人】 甲板員 デリクソン

 週のど真ん中、バテてる貴方のハートを癒したい!
 モーニング行ってQPのお時間です。

[ 水曜の朝はそわそわする。
 金曜日の足音が聞こえてくるから。 ]

 本日最初のお便りは、

 ラジオネーム雑貨屋さん。
 「来月、金婚式を迎えます。
  皺だらけになった妻の手を引いて
  何処に連れ出そうか、悩ましい。
  出来れば穏やかな時間を共に過ごしたく
  名案があればお聞きしたい。」

 キンコン…てぇと五十年? 
 いいなァ、おめでとうございます。
 賑やかな場所なら心当たりはあるけど、そうさなあ…
 

(43) 2019/05/22(Wed) 08時頃

【人】 甲板員 デリクソン

[ 幸せなことだ。
 今も二人で出かけたくなるような生涯のパートナー。
 歳を食っても大事な人の傍に居れるなんて。
 夢を見るしか許されないあの客と―――
 プラカードに手を掛けるディレクターの姿が窺え
 早く、と奮い立たせて記憶の引き出しを引っ張り出す
 タヴェルナで過ごす時間を振り返っていたものだから
 談笑の中で時折耳を触る弾む音色を過ぎらせて ] 

 コンサートなんてどう?
 俺の良く行く店ではグラスハープが良い音を立てるよ。
 のんびり聴けるようなもんならピアノが良いかもな。
 心に響く曲を見つけられたら、
 奥さんと二人でレコードを探すのも良いねえ。
 
[ しっとり聴けるバラードを流した後は
 数通のレターを読み終え収録が終わる。
 んッと背伸びしながら、休憩室に向かう途中
 先日のアドバイスはどうだったかと 
 女ディレクターから声を掛けられた。 ]

(44) 2019/05/22(Wed) 08時頃

【人】 甲板員 デリクソン

 
 いや、どうだろうな…。
 俺の匂いが変わろうが興味無いと思うよ。
 いや、結構匂い強めのやつだけどな…。 

[ 香水が変化を示すに足らなかったのでは…
 そう言われて、カバンの奥の小瓶を取り出す。
 香りを嗅いだり原材料を確かめる様子を見ていたが
 悪くないと感想を受け、だろうと大きく頷いた。  ]

 それ、ローズウッドの精油が入ってるんだって。
 俺の髪の色に似てる木だから昔勧められたんだよな。

[ 赤茶けた前髪を指でつまんで口にする。
 バラの香りに似た美しい香りは香料として親しまれるが
 その名前で自身が連想するのは家具の木材だった。 ]

(45) 2019/05/22(Wed) 08時頃

【人】 甲板員 デリクソン

 あぁ…
 そろそろダイニングチェアーがガタついてるんだ
 新調しようかなあ。

[ 人を歳を取るが家具も歳を重ねる。
 服や装飾品を選ぶのも良いが共有出来るものを
 選べる生活なんて、憧れてしまう。
 この恋情を自覚するまで自分にそんな夢があるなんて
 想像だにしなかったというのに。


 女ディレクターに言われるまで知らなかった事だが
 ローズウッドの香りは免疫を高めるらしい。
 そんな作用があるなら体調が悪そうにも見えたあの客に
 プレゼントすれば良かったと、惜しみながらも
 そんなこと出来やしない癖に、と自分を恥じる。

 香水のプレゼントは贈る側の分身を差し出すこと。
 独占欲の暗喩なぞ、突きつけられたら
 困惑どころか薄気味悪いと畏怖を持たれそうだ。 ]

(46) 2019/05/22(Wed) 08時頃

【人】 甲板員 デリクソン

[ そういえば、ハンカチと煙草をなくしたらしい。
 酔っ払って何処かに落としたのだろうなと
 普段の素行を思えば容易に想像はつく。


 シンプルな青無地のハンカチは兎も角、
  ―――― 吸えもしない煙草を惜しんでしまった

 また、買おうかな…。 ]**

(47) 2019/05/22(Wed) 08時頃

【独】 甲板員 デリクソン

/*
おみまいで香水は無茶がある

(-23) 2019/05/22(Wed) 10時半頃

【独】 甲板員 デリクソン

/*
>>41の背後にワープする魔法がほしい(///∇///)

(-24) 2019/05/22(Wed) 10時半頃

【人】 公安部 カガ

[運命なんて莫迦らしい言葉を信じるか?
  ――少なくとも今までは信じていなかった。

 左手薬指に指輪の形跡のないことに安堵して
 女性の影がないことに安心して初めて自覚した。

 胸を焼き焦がす程の情念を持っていたなど
 未だに信じられない事実ではあるし

 自分が自分ではないような前後不覚に陥らせる――
 指の先まで彼に支配されているような心地を
 不思議と不快とは思えないからこそ救えなかった]

(48) 2019/05/22(Wed) 17時半頃

【人】 公安部 カガ

[あなたと過ごす勝手な晩餐がこんなにも心を苦しませる]

(49) 2019/05/22(Wed) 17時半頃

【人】 公安部 カガ


[目は口程に物を言う。
 その言葉を教えてくれたのは誰だったか。
 昔好いてくれていた女性だったように思う。
 ”とても落ち着いて水面みたいな色をしてるのね”
 告げた彼女の眸はこぼれ落ちそうなくらい熱を宿していた。

 彼女の気持ちが分かるような時が訪れるとは思っていなかった。
 出来るならば知らないままであれば幸福だったのかもしれない]

(50) 2019/05/22(Wed) 17時半頃

【人】 公安部 カガ

[金曜日。
 最後のエンディングが決まらない小説。
 ありったけの想いを綴った彼へのラブレター。
 悩む時間だけはたっぷりあったものだから
 整えた髪も決局くしゃりと崩してしまった。

 例えば楽器でも引けたなら言葉にせずとも伝わる想いがあるだろうか。
 ラジオの放送を見習って気障な台詞の一つでも言えたら違うだろうか。
 行くか、行くまいか。木曜日の夜はいつも悩んでしまう。
 それでも迎えた金曜日にもこうして揺れてしまっていた。

 きっちりとした格好で食事を楽しむ彼は
 きちんとした職に就いているのだろうし
 不定休かつ不定形な生活をしている自分とは釣り合わないし
 彼の視界に紛れ込むことすらも烏滸がましいのではないかと
 自己嫌悪がふつりふつりと浮かんでは沈んでしまう]

(51) 2019/05/22(Wed) 17時半頃

【人】 公安部 カガ


[それでも誰が何を言おうと会いたい気持ちに嘘はつけない。
 いや、もう吐きたくないと思った。

 気づいてほしくなんてないのは、嘘だ。
 だが、嫌われてしまいたくないのは、本当だ。
 願望と感情が導き出す答えは何もかも抑え込んで今を続けること。
 そんな現状が辛く苦しいだなんて馬鹿げている。

 まったくもってして恋は何故こんなにも心苦しく面倒なものなのに

 女神様じゃなくてあなたに微笑まれたいのだと
 神様であっても先約を取り付けて朝を共に迎えたいのだと。

 99の嘘より1の本当が欲しくて堪らないのだと]

(52) 2019/05/22(Wed) 17時半頃

【人】 公安部 カガ

[叶わぬ願いだろうか。
 振り向いて欲しいだなんて
 この想いをあなたに捧げることは
 あなたと夜を過ごしたいと望むよりやさしいものだろうに。

 あなたと明日を迎えれば
 この心の渇きを癒せるだろうか。
 今もあなたを想い、あなたのことを知りたいと願っている。
 あなたに心を奪われてしまってからだ。
 こんなにもあなたの心を奪いたいと望んでしまう。
 覚えていいて欲しいと我儘になってしまう]

(53) 2019/05/22(Wed) 17時半頃

【人】 公安部 カガ


[アフィニティをひとつ
 アメリカン・レモネードを添えて
 ウオッカ・ギブソンで雄弁に
 エルクソン・オウンはただの願望でしかないが
 どんな酒を贈ればその心は手に入るだろうか。

 ブラック・ベルベットか
 ケーブルラム・ハイボール、
 コペンハーゲンが一番正しいだろうけど]

  グリーンアイズをひとつ。

[彼の眸と同じ色のカクテルを注文する。

 意味とは正反対のものを選んだ理由は何故だろう] 

(54) 2019/05/22(Wed) 17時半頃

【人】 公安部 カガ

 
   それからスコーピオンも。

[口端を上げては一人しかいない癖に
二人分の酒を頼んで口角を上げた。

 遠回りすぎやしないかと思いながらも
 臆病な自分にはそれで精一杯なのだから今日も夜を過ごす。
 あなたを想いながら特別な金曜日を]**

(55) 2019/05/22(Wed) 17時半頃

【人】 山師 グスタフ

[タヴェルナで……ここの音を聞くときはいつも目をつむっていた、眠るように。
だから……声の抑揚とか、空気の震えとか、ああ、退いて第三者となった今ならはっきりと自覚できる。
彼らはみんな、しのぶ秘密を持っていて、だけどすべてを抑えきれなくて、……相手の思いなどわからない、不思議な緊張の中、ここに集っていた。
誰かの注文の後、不自然ではない間をおいて、同じ品が他の卓に届くだとか、そんなことはよくある話だけど、……でも、偶然じゃないと否定してくれる人もいない。]

(56) 2019/05/22(Wed) 19時半頃

【人】 山師 グスタフ

[……本当は気づいていたから、それを殺したんだろう?]

(57) 2019/05/22(Wed) 19時半頃

【人】 山師 グスタフ

[己の中から殺しきれぬ声が湧き上がって、それを肯定も否定もしなかった。]

(58) 2019/05/22(Wed) 19時半頃

【人】 山師 グスタフ

[違うかもしれない、でもそうかもしれない……怯えながらも願いを夢見るのは人の性だ。必死な姿を、自分自身ですら時にあさましく感じるかもしれない。
だけど、誰にも興味をなくすより、誰かに興味をいだいて、近づきたいと願う姿の方がよほどいい。
ああ、だから、恋はいいものなんだ。

そう、思えるようになっただけでも、自分は治癒されたのだろう。
そうだ、そうに違いないんだ。]

(59) 2019/05/22(Wed) 19時半頃

【人】 山師 グスタフ

[誰も彼も願いよ叶え、うまくいけ、なんて……それはさすがに、思えない、そこまでお人好しになるのはどうかと思うし……だけど。
自分みたいな苦しみを抱えて、痛手を抱えて、この場を去る人がいないければいい。
自分の過去も現在も未来も……物語の主役になれた自分も、願いの叶う自分も、ここにはいるかもしれないのだから。

ラストオーダーの時刻も過ぎて、そろそろ追い出される時間になっても、その日はなんだか名残惜しくて、帰りたくなくて、空いたグラスに水を注いで、そのふちをなでてやりすごした。
音は、鳴らさずに。]**

(60) 2019/05/22(Wed) 19時半頃

【独】 公証人 セイルズ

/*
あぁぁぁ!>>53
あの順番でおいた意図まで読まれてないですかこれ……
>>54のカクテルも候補だったし、そこか、そこを取るのかっていうチョイスで俺は……

よし、充分動揺したから返事を書こう

(-25) 2019/05/22(Wed) 20時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[ずきずきと痛む頭に最悪な目覚めを迎えた土曜の朝。
昨晩はどうやって帰ってきたのか、なかなかどうして思い出せない。

覚えているのは…。]

 なぁ、ウイスキーのミルク割り、作ってくれよ

[酔いどれが思い出した、いつか誰かに奢られたカクテルもどき。
なんというカクテルかは知らなかったが、やたら美味く感じて、時々作ったり頼んだりして呑んでいた。
快諾はされなかったかもしれないが、そこは酔っ払いの気の強さ、どうにかこうにかごねて作ってもらったそれを、舐める。

既にショットグラスを何度か開けた後のことである、酔いも回って良い心地。
白く濁った液体の満たされたグラスは、かざしたところで誰の姿も映しやしない。]

(61) 2019/05/22(Wed) 20時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[俺は人を好きになるのが壊滅的に下手くそだった。

誰かを好きでいること自体が、己の首を絞めるのだ。
脳みそがまともに働かなくなる。

若い頃ならそれでもまだまともな余地は残せたかもしれない。
だが、もうダメだ。
とっぷりと粘度の高い液体に沈むように、重たいそれを掻き分け掻き分け酸素を求めても、遠くて、息がうまくできなくて。
息苦しくてかなわなかった。

酸欠の脳みそが、まともに回るわけがない。

喉にごろごろと詰まった塊を流し込むように、白濁とした液体を吞み下す。一瞬の呼吸を求めて。
白い汚れを内側に残した湾曲したガラス面の向こうに、彼の姿を見た。]

(62) 2019/05/22(Wed) 20時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[夢か、現か。
あの音を、幻聴に聞く。
俺は思わず笑った。
ほら、また息が止まる。

ひどい酔っ払いだ。

いっそ、彼からの嫌悪の眼差しでも得られれば、俺はもしかしたらこの重しから解放されるんだろうか。
……多分、そんなこともないのだろう。]

(63) 2019/05/22(Wed) 20時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

 マーマ。
 あの兄さんにさ、これとおんなじの、あげて。
 ちがうちがう、あっちじゃなくて、
 そっちの兄さん。
 うん、そう。

[俺は正しく彼を示せてただろうか。
二日酔いの頭でも、どうにも思い出せなかった。
そもそも俺は一体彼に何を奢ろうとしたのか、その酒の名も知らないのに、愚にもほどがある。
奢られた方だって始末に困ったことだろう。

多分俺は、言うだけ言ってすぐに店を後にしたはずだった。
彼に一杯奢ってみたかったが、口説く勇気も持ち合わせちゃいなかったのだ。
臆病な俺は、恐れていた。]

(64) 2019/05/22(Wed) 20時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[フラれることをじゃない。
万が一にも、受け入れられることをだ。

そんなことはあり得ないと知りつつ、万一そんなことになったら、多分俺の息は本当に止まってしまうだろう。
息も忘れて相手のことばかり考えてしまうだろう。
それが間違ったことだと知りながら、文字通り彼に命を捧げてしまうに違いない。

それはいけない。
絶対に、いけない。

俺は、人を好きになるのが壊滅的に下手くそだった。

誰か一人を愛しながら、その他大勢の為に命を張るなんて、できないから。
今度こそ、火事場から飛び損なって、取り返しのつかないことになる。]

(65) 2019/05/22(Wed) 20時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[だから、万が一にもそんな未来のないように。

この恋を、己の内で、綺麗さっぱり片付けなければ、いけない。

あり得ない未来を、己の手で、完膚なきまでに叩き壊さなくては。

殺し、尽くさねば。


そう、思うのに。]


 あーーーー、くそ、

[ズキズキ痛む頭では、何も考えられなくて。
かろうじて帰ってきていた自宅ベッドに再度沈む。

ただひたすらに、苦しかった。
火事場で煙に囲まれている方が、まだマシか知れなかった。]

(66) 2019/05/22(Wed) 20時半頃

【独】 放蕩者 ホレーショー

/*
はっ。
グスタフさんいた…
ロル超難産してる間にグラス鳴らしてた((

(-26) 2019/05/22(Wed) 20時半頃

【独】 放蕩者 ホレーショー

/*
違う鳴らしてない!鳴らしてなかった!!!!
落ち着け俺

(-27) 2019/05/22(Wed) 20時半頃

【独】 放蕩者 ホレーショー

/*
なんかこいつ(ホレショ)の思考がよくわからなくて3回くらい全部消して書き直してるんだけどやっぱりわかんない

(-28) 2019/05/22(Wed) 20時半頃

【人】 公証人 セイルズ

[一週間なんて仕事に追われていればあっという間に過ぎてしまう。
覚悟を決めてなんて発破を掛けられた所で、簡単に決められるならとっくにそうしている。

軽く口に出来たはずの言葉さえ、あの人の前では形に出来ず
顧客対応のマニュアルには、クレームの対処は載っていても口説き文句なんざあるわけもなく
口八丁のセールストークどころか、声の一つも掛けられないなんて
こんなに自分は臆病だったか
仕事にしてもなんにしても、必要な時には動けるっていうのに
わかっている、今を壊したくないんだ
それだけあの人を無くしたくないと、それほどまでに焦がれていると

妬け付くような焦燥、身を焦がしそうな衝動
飲み込んで、押さえ込んで、それでも会いに行かずには居られない
一方的な想いかもしれないとわかっていても]

(67) 2019/05/22(Wed) 22時頃

【人】 公証人 セイルズ

[あの人に会えなくなる事の方が、苦しいから]

(68) 2019/05/22(Wed) 22時頃

【人】 公証人 セイルズ

[いつも、覗き見るときのあの人の表情は穏やかだった。
時折見えた揺らぎや陰りは、きっと俺の知らない悩みなんだろうと

そんな最中に偶然に気付き、偶然が重なり
重なる意味に気持ちが揺らいだ……それは、本当に偶然?
穏やかな水面の様な瞳の色が揺らいで、立ち去るのを見送ったのは先週

俺を見て揺らいだその意味を、知りたくて知りたくなくて
悩んで迎えた週末に
それでも、俺はいつものようにあの店に足を運ぶ。
永遠の愛を誓うなんて夢でしか無いけれど、その姿を、心を引き寄せることが出来たなら。

それすら、ただの我儘な望みだとわかっちゃいるけれど。
偶然は必然だったと、そう思わせて欲しいなんて言えるわけも無いけれど

もしかしたら、なんて不相応な期待に万に一つの希望があるのなら
嘘偽りのない気持ちを伝えることが出来るだろうか?]

(69) 2019/05/22(Wed) 22時頃

【人】 公証人 セイルズ

[そう、本当はわかっている
自分でも抑えようのないところまでこの想いは育ってしまっているって事を

触れ合いたい、そう思ってしまうほどに忘れられない
隠せない気持ちを人に気付かれるほどに
気を逸らさないで、俺だけをなんてそう望んでしまっている
忘れないで欲しいから、あなたに会いたいと秘密の愛を胸の内で育てて

そうして、今夜も店のドアを開ける]

(70) 2019/05/22(Wed) 22時頃

【人】 公証人 セイルズ

[いつものようにあの人を探して、もしも先にいるようなら視界に入る位置に席を取る。
偶然を装った同じ料理の晩餐、俺が何かを頼めば向こうが、向こうが何か頼めば俺が
流石に店主も気付くかもしれないが、隠す気にはなれなかった。

従業員を呼びとめなにやら頼むのを聞こうとしても、ざわめきでろくに聞こえずに
拾った断片と運ばれてきた酒の色、二つのグラスに二つの色
俺の眸の色に似たそれに僅かに動揺する……この色の眸に見つめられたくないのかと
だけど、もう一つ、欠片を繋いで浮かんだそれに、ちらりと、あの人の表情を伺う。
目が合えばすぐに逸らす、その感情とそれはとてもよく似ている。

見つめないで欲しい、でも見つめて欲しい
その瞳で酔わせて、酔わせたい
それが、あの人の気持ちなんだろうか
あの色は、俺のことだと思っていいんだろうか

暫し、悩んで、締めていたネクタイを緩めた。
言葉が、詰まってしまわないように、そして
出来るだけ平静を装って]

(71) 2019/05/22(Wed) 22時頃

【人】 公証人 セイルズ

 ナイトキャップ、それと、ピンク・スクアーレルを


[頼めるかな、なんて控えめに頼んだ二つのグラス。
あの人に、その言葉は聞こえただろうか。

思い過ごしだ、そう思うにはあまりにも重なりすぎて
偶然だなんて言葉で自分の気持ちを誤魔化すなんて、もうこれ以上出来そうにない
このささやかな幸せを壊すかもしれない
だけど、初めっから叶うなんて思っちゃいなかった、それなら

届いた二つのグラス、黄色を手元において
こんな男が頼むには不似合いなピンクを、あの人に向けて掲げて
テーブルの端、あの人に一番近い場所に置く。

そうして、反応は確かめずに目を伏せ料理に集中する
振りを、した。**]

(72) 2019/05/22(Wed) 22時頃

【独】 公証人 セイルズ

/*
なんかもう、ソロルの範疇から逸脱している気がしてならない
すみませんすみません、会話になってないからまだ、まだ……
片思いなのにさくっと表に出してるけど、まだ匂わせてるだけだから、まだ……申し訳ない
こいつがこうしたいって言って聞かないから(
もうエピったら全力で口説いていいかな?だめ??

あとカガさんはこういう返し方で申し訳なく……だ、大丈夫かな(びくびく

(-29) 2019/05/22(Wed) 22時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

[週末に摂りすぎたカロリーのお陰か、それともやたらと落ち着く香りのお陰か。粘り強そうに思えた風邪はすっかり良くなり、靴擦れも足を引き摺らぬほどに回復した。

いつも通り、ラジオを時計とBGM代わりに身体を動かす。]

 ん、…っし、これで大丈夫。
 どうだ? 前よりずっと滑らかになっただろ
 
 あと50年…とまではいかねえが。大事にしろよ

[工務店に何故か持ち込まれる、自転車修理。
この辺の連中はそんなこと気にしちゃいないようだった。店主もまた、こうした些細な依頼をこなすことが営業に繋がるなんて宣う具合。

それが建前だということには気づいている。
技術も経験も半端な男に、少しでも多く仕事を与える口実であろうことも。]

(73) 2019/05/22(Wed) 22時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

[集中していても自然と耳に吸いこまれる男の声もまた、いつも通り穏やかなものだった。
少し前だったか、珍しく苛立ちを隠さず、声を荒げていたこともあったか。
確か、恋の始まりに関する投稿が切欠で。]

 …あんたみたいな誠実な奴なら
 50年どころか100年でも添い遂げそうだよな

[先週、娘を迎えに行く前に流れていた、家族を思う歌、その前のコメントを思い浮かべての独白は、皮肉ではなく羨望だ。実際、腹の底では別のナニカを飼っていようと、それをきちんと隠して、相手を思いやることができそうだと。

それでいて、譲れないことはきちんと主張できるんだろう。
少なくとも客の一人をこっそり目で追い掛けて、同じ空間にいるだけで満足、なんて恋愛下手の印象は窺えない。]

(74) 2019/05/22(Wed) 22時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

[ 金曜日が近づくに釣れて、
 ――高揚する気分と煩慮が同時に押し寄せる

 また今週も会えたらいいなと焦がれる感情と
 自己主張をしたがる自己の浅ましさに避けられて
 来なくなるのでは無いか、という不安だ。

 自身が通わないだけでタヴェルナの営業日は
 何も金曜に限った話では無い。
 何度も何度も伺って意識しているだけで不審であり
 日程を合わせていると感づかれたっておかしくない。
 避けられて別の曜日に通う日を変えられたって―― ]

(75) 2019/05/22(Wed) 22時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

 わぷっ……

[ ぼんやりと歪んだ天井を眺めていたら
 いつの間にか影が差込み、子猫に顔を舐められていた。]

  おわぁ脅かすなよ…
  …フライデー?

[ ざらざらとした舌が目元を擽ったものだから
 慌てて胴を捕まえて持ち上げる。
 じたばたと宙を泳ぐフライデーは
 出会った日よりも重く感じられる。
 体重を量ったら倍あったのだから当然だけれど
 
 先日初ワクチンをしたばかりの子猫は
 ドライフードデビューを果たしているが
 相変わらず好奇心旺盛で目を離すと何処かに行きたがる
 けれど、こうして主人の傍に来てくれるだけ
 拾ったばかりの頃の警戒心は溶けていた。 ]

(76) 2019/05/22(Wed) 22時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

[ 何故目元ばかり舐めていたのだろうと
 瞬きした時、頬に散る雫に気がついた。

 みゃあ。

 ――慰めて、くれているのだろうか。
 腕でそっと抱きしめ、子猫の…
 いくらか骨格がしっかりしてきた体躯を確かめる ]

 ありがとな、
 …ごめん、フライデー。こんな情けない家族で。

 それはそうと、お前だけ舐めるの狡いぞ。
 ぁ!痛ッ
 
[ 猫のほっぺや耳の背を舐め返したら
 久しぶりに引っかかれてしまった。
 眉上は薄らと傷が残る程度だが
 頬に新たに出来た傷がヒリヒリする。 ] 

(77) 2019/05/22(Wed) 22時半頃

【人】 甲板員 デリクソン


 じゃあ今日は仕事終わったら
 そのまま出かけるから
 
 いい子でお留守番してるんだぞ?

[ おすましな鼻に軽くキスをして
 (上唇をガブッとされたがまあ許そう)
 カリカリや水を用意し、家を出た。 ]

(78) 2019/05/22(Wed) 22時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

[ 金曜日の最後のレターを引く手は逸る。
 ああ、これが終わったら今週も行けるのだ。
 そうして浮かれていたものだから
 「読むべき内容」では無いレターを
 全部目を通す前に読み始めてしまった。 ]

 本日最後のレターです!
 ラジオネーム薔薇∴十字さん
 「ハイスクールの同級生に恋をしています。
  相手は僕と同性で、 ……」

[ 思わず、読み上げる声が詰まってしまった。
 同性同士の恋愛が珍しいとは言わない。
 ただ、異性愛者よりは少ないだけで

 ただ、今、同性関連の恋愛に触れるのは
  ―――どうしても、
 自分自身を見つめなおしてしまうから
 選ぶことがあっても、読まずに避けていた。
              なのに。 ] 

(79) 2019/05/22(Wed) 22時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

[ ああ、駄目だ。
 ここまで読んでしまったなら最後まで。
 それがパーソナリティの役割だし、
 この手紙を送った青年もきっと望んでいる ]

 「……同性で、彼は異性愛者です。」

[ ああ、なんて不毛な恋なのだろう。
 なんて、共感してしまうような…内容なのだろう。]

 「それでも、この恋から逃げられないんです。
  報われないとわかっていても。」

[ どうして辛い恋は諦められないのか ]

(80) 2019/05/22(Wed) 22時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

 「ごめんなさい、何かを相談したかったんじゃなくて
  ただ、聞いて欲しかったんです、誰かに。
  誰にも、話すことが出来なくて…親にも。
  ひとりで抱えているのが辛かっただけで
  ごめんなさい、それだけなんです、それだけ…。」


[ どうして、彼は謝らなければいけないのか。
 彼は何故、孤独に苦しまなければいけないのか。

 顔も知らない、
 ラジオネームだって本名と無縁だろう。

 なのに、こんなにも―――
 一人ぼっちには、したくない。
           (俺が、ひとりだから だ) ]

(81) 2019/05/22(Wed) 22時半頃

【人】 甲板員 デリクソン


 薔薇∴十字さん、謝らないで。

 大丈夫、謝らなくていいんだよ。

 誰に恋いしたって自由だ。
 叶わない相手を好きになって、辛いよな。

 大丈夫、俺も―――――

(82) 2019/05/22(Wed) 22時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

 俺も、君と同じだよ。
 バカみたいに好きな男がいる。
 どうしたって、届かない人がいる。

 だから、自分がひとりだなんて思わないで。
 俺と君は同じなんだ。

(83) 2019/05/22(Wed) 22時半頃

【人】 甲板員 デリクソン


 しょうがないよな、好きなんだから。
 良い、悪いじゃないんだよ。

 好きになっちゃったんだから、
 どうしようもない。

[ 何処か仄寂しい片思いの曲を流す間
 スタッフの視線が刺さるのを感じていたが
 顔は上げられず、ただ、拳を握っていた。 ]

(84) 2019/05/22(Wed) 22時半頃

【人】 甲板員 デリクソン



[ 収録の後、逃げるように局を出ようとした時。

 こちらに駆け寄ろうとした
 何か言いたげな女ディレクターの顔が
 自分を批難するものに見えて、恐ろしかった。
 批難だけじゃない、
 軽蔑や同情すら突きつけるものに見えてしまう。
 
     ――真意はたとえ正しかろうと
             そうでなかろうと。

 ふらつきながら路地を歩く。
 目が合う他人、他人、他人―――
 昨日までは何も感じなかったのに
 今は、みんな俺を責めているような
 そんな風な目に見えて。
 運動不足のなまった身体を揺らしながら駆け出す。 ]

(85) 2019/05/22(Wed) 22時半頃

【人】 甲板員 デリクソン



[ 怖い、怖い、怖い―――

 そうか、
 これなのか。


 これが、――孤独なのだ ]**

(86) 2019/05/22(Wed) 22時半頃

【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
ひょええ……ええええ…
デリックの恋愛戦闘力が高すぎてしにそ

(-30) 2019/05/22(Wed) 23時頃

【独】 甲板員 デリクソン

/*
ごめんなさい…!寝落ちそうなので挟んでしまった…!
なるべく金曜(更新)の前に落とす内容かなーとおもって・・

ねむむむ

(-31) 2019/05/22(Wed) 23時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

[何か悩みでもあるなら相談してみたら、と。揶揄まじりに水を向ける同僚に、大仰に肩を竦めてみせ。]

 べ、……っつに。んなもんねえし
 だいたいその、なんつうの?
 ラジオネームとか考えるの恥ずかしくねえ?

 いや本名出す方がずっと気まずいけどよ……

[そうだ。此奴に話せる悩みなんて、ない。
このまま静かに燻らせて、いつか、時間がその灯を消してくれるのを待つだけだと。とうに結論が出ている恋の相談なんてして何になる。

──公共の電波に想いを乗せて、万が一にでも素性が知れたらどうする。そんなリスクを払う勇気がありゃ、こそこそ女々しい片思いなんぞ続けていない。]

(87) 2019/05/22(Wed) 23時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

[そんな捻くれた思考を思いっきりぶん殴られた気がした。

長いようであっという間に訪れる金曜日。
今夜もまた、あの人に会えるだろうか、なんてそわつきながらロッカーで着替えを済ませていた最中のこと。

ノイズ混じり、不明瞭に届く声に混じるのは、ただの同情なんかじゃない。真摯で、一途で、悲痛な想いに胸を貫かれる心地で、その場に立ち尽くす。]

 あ──……、 …くそ

[悩みなんてなさそうに思えた男もまた、同じような切ない想いを抱えていたことに驚いた。しかも相手が同性、だと。その上でどうしようもない想いを率直に伝えられる勇気と情熱と、誠実さが耳と胸に痛い。

彼が思う相手がどこの誰だか知る由もないが、贅沢な奴だと思う。
人の気も知らないで、もしかしたらこの放送を聞いていたとしても自分のことだと気づかず、呑気に暮らしているのかもと思えば、何だか無性に腹が立った。]

(88) 2019/05/22(Wed) 23時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

[同時に、己のみじめさを痛感もした。元より報われるなんざ思っちゃいないが、只管に知られるのが怖いといつまでも怯えるだけで、下を向いている自分自身が。]

 …此奴が知り合いなら、悩みのひとつやふたつ
 聞いてやれるのにな

[彼は一体、今までどんな思いで様々な恋愛相談に乗ってきたのだろう。自身の積もり積もった悩みを打ちあげる相手がいないことは、リスナーからの投稿につい、溢れたように聞こえた声音だとか。パーソナリティという立場からの想像でしかない、が。

まったくほんとうに、人生はままならないものだと。
次の番組に切り替わったラジオを切る。]

(89) 2019/05/22(Wed) 23時半頃

【独】 公証人 セイルズ

/*
ヌヴィルさんとデリクソンさんも絆だろうなと言うのはわかるんだけど
ホレーショーさんとグスタフさんはどうなんだろ……グスタフさんは別なのかな、ここは読めない

(-32) 2019/05/22(Wed) 23時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

[物思いに耽っていることと、靴ずれが完治していないこともあって、タヴェルナへと向かう足取りはいつもより重い。

あの人もまた、知らないところであんな風に悩んでいたりしないだろうか。辛いとき、寂しいとき、寄り添う誰かがいるだろうか──それが、猫だけならいいのに、なんて何とも身勝手な願望だ。

誰よりも幸せでいて欲しいと思う癖、孤独を望んでいる。
こんなに歪で醜い感情なんて、知りたくなかった。]**

(90) 2019/05/22(Wed) 23時半頃

【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
>>87はデリックのロールを観る前に打ってたんだけど、だから余計にひょええって慄いた。
このすれ違い通信どこまで続けられるかなー。デリックのお陰で声をかける切欠だけは持ってるからあとはもう流れにまかせよ。

(-33) 2019/05/22(Wed) 23時半頃

【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
気圧の乱高下とか諸々でここ最近眠りが浅くて眠くて眠い返事しか書けてないのほんとうに申し訳ないな。

デリックは本当にありがとう。

(-34) 2019/05/22(Wed) 23時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[朝から酷い土砂降りだった。
 降り注ぐ雨は一打一打が銃弾のように重く、
 量産される水の冠もぶつかり合って歪に歪んだ。

 買ったばかりの靴は防水加工は施したが、
 何もわざわざ豪雨の中を連れ回す理由もない。
 先輩の隣に添えて留守番をさせ、
 今頃は思い出話でも語られているだろうか、と夢想。]

  たまにはそういうこともあるさ。
  それより、手が止まってる。

[普段は深夜くらいにしか出来ない機械の調節を
 この際だから、と教えているのだが
 雨の憂鬱と別の憂いで後輩の手は止まりがち。]

(91) 2019/05/23(Thu) 00時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[この店にスターでも呼んでイベントを、
 という企画を立ててオーナーに交渉を続けるも
 つい先日、ラジオ番組でMCと問題を起こし、
 SNSで少々揉め事が、という理由での却下。

 スターと呼ぶには知名度も低いユニットだが、
 だからこそ報酬は安く、今後売れた時に、などと
 用意した資料も熱意も無駄になった反動は大きい。

 単に、美女二人とお近付きになるチャンスが
 フイになったことだけを嘆いているかもしれない。

 数えるのも馬鹿らしい量の溜め息に、
 つい先日の高い買い物の話をしてやって。]

(92) 2019/05/23(Thu) 00時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[───…数分前とは別の意味で、
 仕事にならない後輩の姿がそこにあった。

 腹を抱え、蹲り、不規則に痙攣する背中。
 横隔膜の振動もさぞ激しいのだろう。

 客がおらず、裏方であるのをいいことに、
 けれど設置されている監視カメラを気にしつつ
 その背中に膝を押し当てて怒気を膨らませる。

 値札を見ずに買った靴が給料三ヶ月分だった、
 というだけで何故ここまで笑われるのか。]

  昔買った時は一月分だったんだよ。
  ……十倍近い値段だなんて、予想出来るか。

[家賃何ヶ月分かを計算する余力もなく、
 中古車が買えるかどうかも隅に置くとしても
 今までにした高い買い物の三本指に入るだろう。]

(93) 2019/05/23(Thu) 00時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[基本的に、物欲は薄い。
 今吸っている銘柄もなくなってしまったら
 別のもので代用してしまうだろうし、
 慣れてしまえば代用品が愛用品にも変わる。

 後輩もそれを知っているから、
 靴にそこまでの大金を支払ったなんて
 酔っ払ってたりしたのかと笑っているのだ。

 もし、買う前に値段を見てしまっていたら、
 あそこまで迷いなくカードは取り出せなかった。

 けれど、結局は会計を済ませるのだろう。
 あれ程までに目を惹く靴は二度と出会えない、
 なんてことも珍しくはないのだから。]

(94) 2019/05/23(Thu) 00時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[これだけで一ヶ月は笑える。と、
 嬉しくもない宣言をする背中に膝を入れ、
 低気圧で重くなった眉間を指で揉み解すと。

 婚約指輪みたいだな、などと、
 突拍子も無い台詞に整えた爪が皮膚を削る。
 暫く赤く残るな、と無駄に冷静な予想をしつつ、
 冷えた視線を送られた後輩はにやけていた。

 給料三ヶ月といえば、なら分かるが、
 どこの世界に靴と指輪を結びつける馬鹿がいる。

 しかし呆れた脳裏に浮かんだのは、
 手入れの行き届いた靴とそれを履いた主で。
 急に苦しくなった胸に、指を食い込ませた。]

(95) 2019/05/23(Thu) 00時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[あの人の靴のサイズも知らなければ、
 なにかを贈ること自体が烏滸がましい。
 あの靴だって、あの人の思い出の靴であったり、
 寄り添ってきた伴侶のようなものなのだろう。

 ……それに、なによりも。
 最近タヴェルナで見かける彼の様子はおかしく、
 密かに贈る視線に気付かれてしまって
 気味悪がられて避けられているのでは、と、
 酷い被害妄想も肥大化すれば現実味を帯びていく。

 まだ履き慣れてないあの靴も、
 酒場の彼とは全く関係がないというのに、
 彼に心を許されてないからだ、などと
 青臭い感傷が胸と、足裏を鈍く焼いていた。]

(96) 2019/05/23(Thu) 00時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


[鋭い雨の音は鼓膜と胸中を貫くのに、
   ただ冷やすだけで、流し去ってくれそうにない。]

(97) 2019/05/23(Thu) 00時頃

【独】 宇宙原理衆 ウツギ

/*
実際問題、給料三ヶ月の指輪を買ってるものなんでしょうかねぇ。あと誤字。まぁ誤字じゃないと言い張る。

>>34の後半が言い回しセクシー。
人形遊びしてるこちらとは大違いである。

(-35) 2019/05/23(Thu) 00時頃

【独】 宇宙原理衆 ウツギ

/*
あと、雨を朝からにしたせいで
深夜まで降らせられませんね?となりました。

逆に深夜から降らせるなりすべき。
局所的雨だと他PCと関係ありませんが。はい。

(-36) 2019/05/23(Thu) 00時頃

【人】 山師 グスタフ

[……調律の終わったピアノを、少女が家族連れで引き取りにやってきた。
これからの手入れの方法と、ついでに音の出る仕組みの簡単な説明を。
もし気になった部分があったら、早めに近場の調律師へ、と。
だって、いつでも楽しく弾いてもらえなければ、ピアノを習ったって意味がない。

弾き心地を試してご覧、と、少女に促した。
ぽろりぽろりと、快い音が流れる。

“なんだか透明な音だね”

“……良い耳を持っているね、才能があるよ”

……無色透明で、ありたい。それが、己の役割だ。]

(98) 2019/05/23(Thu) 00時半頃

【人】 山師 グスタフ

[……人生はままならないし、転機はそう、何度もやってこない。
であれば、よい転機であるならば乗るべきなのだ。

コンサートの調律を頼まれて、それはあちこちの都市を渡り歩くものだという。
このご時世、自前のピアノを持っていけるだなんてなんとも贅沢な話ではあるが、さまざまな状況下におかれるピアノの音色はあっという間に狂う。そして、こういうときの演奏家はたいてい気が難しく音にうるさいので、それだけでも覚悟がいるし……
……数あるピアノの曲の中には、一度弾いただけで音がおかしくなる調律師泣かせの曲もある。ああ、プロフィールを見ただけでも、そういう曲が大好きなのだとよくわかって……

……だからこそ、これは、良い話で。
うけるべき話だ、それはわかっているけれど]

(99) 2019/05/23(Thu) 00時半頃

【人】 山師 グスタフ

[時間はあるからと猶予をもらってみたけれど。
ああ、でも本当に、断る理由が見つからないのに。
……どうしてこんなに迷うのか。

それは、だって、……金曜日のタヴェルナに、いけなくなるなんて……]

(100) 2019/05/23(Thu) 00時半頃

【人】 山師 グスタフ

[……それを、安堵の心地で、受け止めているなんて]**

(101) 2019/05/23(Thu) 00時半頃

【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
えーーーーグスタフさんいなくなってしまうん…

(-37) 2019/05/23(Thu) 00時半頃

【人】 宿屋 ルパート

[今週は土曜日から休まず仕事に没頭した。

 気が付けば不安感で震える手を叱り、立ち止まれば懊悩する我が身を激励する。これまではぬくぬくと太陽に生かされてきたのに、今は追い立てられるように必死に毎日をやりくりしている。
 
 靴は己の誇りだ。
 唯一の取柄であり、無二の自慢。

 己の手から生み出されたものが誰かの脚を包み、その人の日々を支える。夜の匂いはやがて薄れ、己の靴も真昼の世界に溶けていく。
 自身が持つ、数少ない昼の世界へのルートだった。
 日向を歩く靴らは、決して排斥されたりしない。

 だからこそ、毎週タヴェルナにもRのロゴが入った靴を履いていった。
 自身が誇れるものはそれだけで、あとは何もない。]

(102) 2019/05/23(Thu) 02時頃

【人】 宿屋 ルパート

[けれど、恐ろしいことが起きた。

 前回の金曜日も心を千々に乱したが、今回も酷かった。
 昼の世界は穏やかさとは全く無縁で、妄想と自虐に終始する自身では到底太刀打ち出来ない。故に逃げたのだ。

 俯いたまま顔も見ず。
 知るのが恐くて、靴を見ていたと知られるのも怖くて。

 莫迦みたいに高価だが、こんな卑屈な己でも誇りと言い切れる自慢の息子らだ。それを態々選んだのだから、目利きが出来る洒落た紳士には違いない。
 彼の履いていた靴は、そういうセクシーな人物に似合うよう作った。

 ―――― 同性に徒花の恋心を向け、閉じた世界で悦に浸る変質者の作品だと、万にひとつも知られたくなくて。]

(103) 2019/05/23(Thu) 02時頃

【人】 宿屋 ルパート

[誇れるのは靴だけで、己の心も想いも卑しいばかりだ。
 自分を認められず、逃げることでしか居場所を作れない。

 誇りである靴を、自らの浅ましさで穢したくなかった。
 大切なものほど遠い遠い場所での安寧を願うのだ。

 靴も、恋も。

 そこに自身は必要なくて、主役は別にいて欲しい。
 己はスポットライトの中では生きていけない。
 精々、小道具係が良い所。]

(104) 2019/05/23(Thu) 02時半頃

【人】 宿屋 ルパート

[作り掛けの靴を作業机に置いて、玄関へ向かった。
 オープンなシューズラックの中に箱ごと収めているのは、金曜日だけ降ろす特別な靴。
 
 一週間ぶりのお役目かと革が照った気がして苦笑する。
 違うよ。と静かに告げれば、工房へと連れ込んだ。

 未完成の靴が並ぶ靴棚の端っこに、少し昼の世界と交流した靴を並べてやる。
 他の靴は己の息子だが、この靴は己自身だった。]

 ……うん。
 やはり、お前はこっちの方が似合うね。


 ――― もう、タヴェルナにはいかないよ。


[そろそろラストオーダーの時間だろうか。
 腹と一緒に胸が空いたが、己には満たし方が分からなかった。]

(105) 2019/05/23(Thu) 02時半頃

【独】 宿屋 ルパート

/*
引き出し増やそうと自虐的なのやってみましたが、あんまり上手く表現出来ていない気がします。
……のと、ちょっと今週かなり調子が悪いのでそれも相まってgdgdがヤバいです。うぅむ。

(-38) 2019/05/23(Thu) 02時半頃

【独】 宿屋 ルパート

/*
あ!片思いはめちゃくちゃ楽しい!
するのもされるのも見るのも!
相互多くて大丈夫かな?と思ったけどちゃんと切ない!
建てて良かった!

(-39) 2019/05/23(Thu) 02時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[二度寝から目覚めた頭は、いやにスッキリしていた。
多分その瞬間に、俺の中で答えは出ていた。

はじめから、簡単な話だったのだ。
その結論を、見ないようにしていただけの話で。]

(106) 2019/05/23(Thu) 06時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[日曜日、今度はおとなしく杖をついて出勤する。
とうに飽きた書類仕事も、黙々とこなす。

火曜日、仕事の合間に病院へ。
怪我は順調に回復しているらしい。
現場復帰はまだ先だが、この調子ならリハビリさえしっかりやれば戻れるでしょうと。
元々しっかり筋肉を育てているので回復もほどほどに早いでしょう、と。

四十路になりかけの俺が現場に立てるのは、あと何年だろう。
けれど、その数年を、俺は切望する。
今更手放せるような、シロモノではない。
せめて、あのガキが一人前になるまでを導かなくては。]

(107) 2019/05/23(Thu) 06時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[俺が、俺である為に。
片方の皿に恋を、もう片方に俺を構成するあらゆるものを。
そんな結果のわかりきった天秤を、もう一度測る。

若ければ、まだ俺が完成していなければ。
恋は何よりも重くなり得たかも知れない。

けれど、今の俺にとっては。
「俺」という個をとうに完成させ、今更書換えようもない、俺は。

──────見えぬ天秤は静かに傾いて静止した。]

(108) 2019/05/23(Thu) 06時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[もしも、これが数年前の出会いだったなら。
あるいは数週間前、怪我をする前だったなら。
歳を明確に自覚する前だったなら。

あらゆることに、無謀に欲張りになれる青さをまだ、持ち合わせていたならば。

たらればの結末は、白く濁ったグラスの向こう側。]

(109) 2019/05/23(Thu) 06時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[木曜の夜、出す宛のない手紙を書いた。
チラシの裏側に書きなぐった、たった一言のメッセージ。

『あなたのことが すきでした』

好きでした。
好きでした。
好き…“でした”。

とかく、人の心はままならない。
持っていれば、息ができないほどに苦しいのに。
手放すとなると、泣きたいくらいに痛い。]

(110) 2019/05/23(Thu) 06時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[必要なのは、たったひとつ。
向かい合うだけの、勇気だった。
捨てるだけの、覚悟だった。

俺は心のひとかけらを、長く掃除してないコンロに灯したガスの青い火の中に放り込む。
薄っぺらい紙に投射したソレは、ものの数秒で灰になり、その灰すらあっという間に消えた。

多分その想いは、俺の心臓にケロイドみたいにこびりついて、長く俺を苛むだろう。
だが、それでいい。
それで、いいのだ。]

(111) 2019/05/23(Thu) 06時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[金曜の夜、タヴェルナへ向かう。
君を、見納めるため。

君を最後に一目見て、そして。
君がこの街のどこかで平和に穏やかに暮らす未来を夢見て、その未来に己が身を捧げる自己満足に酔いながら。

この莫迦みたいな恋に、幕を引くのだ。

金曜の夜、最後のタヴェルナへ、俺は行く。]

(112) 2019/05/23(Thu) 06時頃

【独】 山師 グスタフ

/*
グスタフはラジオを聞くのはやめています。
ラジオを止めた、って描写した辺りから。
もっとお相手のことを強く描写すべきだったと思うのですが、ヌヴィルさんと重複してしまったり、そこの両片想いが見えているからこそ、横やりを入れてやりずらさを感じてほしくない、と、はからずもグスタフと同じ心境になってしまいました;

片恋組はタヴェルナに通わない方向なんでしょうか。なんとなくそんな流れを作ってしまっていたのなら、申し訳ないです。みんなには通っていてほしい、勝手な願いを抱えています;

(-40) 2019/05/23(Thu) 07時頃

【独】 山師 グスタフ

/*
グスタフは自分の本音を軽視しているので、社会的なつながりを優先したがります。個人的には中年おじさんの性ってそんなところもあるよね、と思っていました。
しかし、他人の失恋ロルは、見ていて辛いものがありますね……ビターなお味……

(-41) 2019/05/23(Thu) 07時頃

【独】 山師 グスタフ

/*
エピローグでは、ホレーショーさんにおごってもらえたことを、ロルで触れられたらいいなあ。

(-42) 2019/05/23(Thu) 07時頃

【独】 放蕩者 ホレーショー

/*
何度読み返してもお前情緒不安定が過ぎるなホレショ

(-43) 2019/05/23(Thu) 07時頃

【人】 公証人 セイルズ

[この思いを叶えたいわけじゃない
叶うなんて、始めから期待しちゃいなかった

だけど偶然と呼ぶにはあまりにも重なりすぎて
もしも、もしもなんて思ってしまうほど諦めが悪い俺の気持ちは
このまま隠し通すにはあまりにも大きくなりすぎた

偶然を必然に、そんな事まで望まない、ただ
結果がどうあれ、せめてあの人にこの想いを伝えたいと

こうして見つめる事だけは許して欲しいのだと
不安抱える心と裏腹なピンクの液体に願いを込めたのだ。**]

(113) 2019/05/23(Thu) 07時頃

【独】 公証人 セイルズ

/*
文体がもはや中身を隠してないですね

両想いの成就はしなくても、と言う気持ちを残して
カガさんが動きやすくなればいいなぁ、の気持ち

しかし本当に中身一つもわからなかったぞ今回……
エピるの怖いよぅ

(-44) 2019/05/23(Thu) 07時頃

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4回 注目
ルパート
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カガ
6回 注目
デリクソン
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マリアンヌ
0回 (4d) 注目

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