人狼議事


296 ゴールイン・フライデー

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【人】 山師 グスタフ

[……外界から遮音された工房の中、アップライトピアノを修復する。
このピアノは祖母が遺したものだから、と、依頼人の少女はこれからピアノを習い出すんだそうだ。
ならば、音はもちろんそうだけど、鍵盤の硬さにも気をつけなくてはいけなかった。

どれだけの理由があろうとも、つまらなければ、辞めてしまうだろう……弾くことは辛い、なんて、始めから思ってほしくない。

なんだって、自分のしたことに反応が返ってくるからこそ、そしてそれが思い通りであればあるほど、楽しくて、夢中になるものだから。]

(75) 2019/05/20(Mon) 21時頃

【人】 山師 グスタフ

[思い通りにならないから楽しいなんて思うのは、もっと先で良い。

……思考が、それる。

手を止め、休憩することにした。人の話し声もないから、いつもよく聞くラジオを流し始めた。
工房の床に転がり、そっと目を閉じる。

思い返すのは昨日の出来事。
……失恋の痛みをくれた青年と、再会してしまったのだ。]

(76) 2019/05/20(Mon) 21時頃

【人】 山師 グスタフ

[彼は才能があったから、いずれどこかでとは思っていたけど、まさかコンクール優勝候補のピアノ奏者として会うなんて思ってやしなかった。

……そして、予想通り、いや、……予想以上に……

彼と、穏やかに話すことができたのだ。
歳の離れた、一風変わった友人として。
もっとも、こちらが調律師だなんて告げてはいなかったので、ひどく驚かれたりはしたけれど、もともと風来坊を気取っていたから、彼は勝手に得心してくれたようで。
普通に話した。普通に笑った。彼から特別な何かを得たいだなんて、これっぽっちも思わなかった。

たぶんそれは、近頃の習慣のおかげ。金曜日のタヴェルナで、あの人と一方的にとはいえ出会ったときから……]

(77) 2019/05/20(Mon) 21時頃

【人】 山師 グスタフ

[……は、と。

浮かびかけた思いを、とっさに殺した。]

(78) 2019/05/20(Mon) 21時頃

【人】 山師 グスタフ

[…………。

"どうしたんですか?"

"ああ、いや、なんでもないさ"

そういって、顔を横にふって、目の前の青年をじっと見た。
ああやっぱり、と、自分の心の本音に愕然とした。]

(79) 2019/05/20(Mon) 21時頃

【独】 公証人 セイルズ

/*
カガさんのロルと俺の、この曲が合うなと思ったんだが動画がなかった……いい曲なんだけどなぁ
と言うわけで歌詞だけ。

1985年リリース、アルバム「自分症候群」から
さだまさし「沈吟(ピアニッシモ)」
http://j-lyric.net...

(-64) 2019/05/20(Mon) 21時半頃

【人】 山師 グスタフ

[死んだ恋を眺めている。
殺した恋を眺めている。
完全に終わったものを、終わってよかっただなんて、思ってしまった自分が……嫌だった。

熱く燃えた心だったなら、それが鎮火したとしても、懐かしく切なく思い起こされるものではないのか?どうして自分はほっとしている?……もう二度と、この青年と会いたくないなんて、思っている?

……それは、絶望だった。
いままでも、そしてこれからも、穏やかに在りたいと願っていた。周囲に争いがなく、小さな平穏が続いて、その中にずっといられれば良いと本当に思っていた。なのに。]

(80) 2019/05/20(Mon) 21時半頃

【人】 山師 グスタフ

[……金曜日のタヴェルナには……

女主人も、看板猫も看板娘も、勝手に仲間だと思っている常連たちもいて……

偶然の積み重ねによって、あの空間が保たれていて、それは永遠に続くようで、だけど何か少しでも欠けたら、均衡が崩れてしまうんじゃないかなんて思えてもいて……

心地の良い音がある場所で……]

(81) 2019/05/20(Mon) 21時半頃

【人】 山師 グスタフ

[……それを、これからもずっと保ちたいのなら、

今、自覚しかけたこの思いは、早く殺すべきだ。

なら、殺そう。何もなかった。何も、と。
……一度殺せているのだから、まだ恋になる前の思いだなんて、いくらでも……]

(82) 2019/05/20(Mon) 21時半頃

【人】 山師 グスタフ

[……、いや、だなあ……。]

(83) 2019/05/20(Mon) 21時半頃

【人】 山師 グスタフ

[ラジオを止めて、体を起こした。
口の中がからからで……無性に、乱暴な気分になった。

もし、自分がもう少し若かったら、本音を包み隠さずぶちまけて、それでもなくしたくないとわがままを言って、そんな気持ちを発散できたかもしれない。
ああ、でも、できるわけがない!

……乱暴な気持ちはおさまらない。仕事なんか手につくわけがない。
そして、それなりに歳をくっているから、こんな時にどうしたらよいか選択肢はあるわけで。
……誰にも何も言わないから、きっと、誰も軽蔑なんかしてくれない。

そう、今の自分を軽蔑できるのは、自分自身だけだ。]

(84) 2019/05/20(Mon) 21時半頃

【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
グスタフ氏が生々しく深イイ上に切ない。
そっかー、そう、かあ……。

(-65) 2019/05/20(Mon) 21時半頃

【人】 山師 グスタフ

[身なりをそれなりに整えて、地下鉄の駅へ向かった。
いくつかの駅をやりすごして、この街を出て、
……同胞、が、いそうな場所は、いくつか知っているから……]

(85) 2019/05/20(Mon) 21時半頃

【人】 山師 グスタフ

[二度と会わない男だったら誰でも良いから]**

(86) 2019/05/20(Mon) 21時半頃

【独】 山師 グスタフ

/*
連投まつり失礼しました!
繋がりにくくなってたので、たぶん誰かおまたせしてしまった気がします。考えすぎだったら良いのですが。
自分が割り込まれるの気にしないんですけどね、でも他人の連投まっちゃうの、わかります……。

(-66) 2019/05/20(Mon) 21時半頃

【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
マテができない芸人ですまん。
ううん、眠気がやばやばのやばでーどうしよう。

(-67) 2019/05/20(Mon) 22時頃

【人】 公証人 セイルズ

[一週間は短いようで長い。
それが待ち焦がれるものであれば尚更。
いや、別に仕事が嫌なわけじゃないんだけどな?
それでもトラブルの処理が続けば、早く週末になればいいなんて
金曜になればまた、行き場のない想いに焦がれるっていうのに。

「たまには飲みに行こうぜ」

なんて声をかけてきたのは同僚。
金曜じゃなきゃいいんだろ、面倒な事は飲んで忘れようぜ、って
当然仕事の事だろうが、下手に断ると藪から蛇が出そうだと、とりあえずは話に乗っかった。

タヴェルナとは違う、静かで小洒落たカウンターバーで
頼んだカクテルは「フォーリン・エンジェル」

「やっぱりお前さん、恋してるだろ」

深くは聞かないでおくと同僚が笑う。
無意識に頼んだカクテルの意味を思い出して苦笑した。]

(87) 2019/05/20(Mon) 23時頃

【人】 公証人 セイルズ

[あの人にカクテルを捧げるなら、何が相応しいだろう。
「アプリコットフィズ」は軽すぎる、「キャロル」じゃまだ重過ぎる
「ビトウィーン・ザ・シーツ」なんてとんでもないし
「モーニング・グローリー・フィズ」は願望でしかない
「モヒート」「ライラ」「コロネーション」幾つも浮かべて首を振る
「スクリュードライバー」それとも「ロブ・ロイ」
どうせ渡せやしないのに。

まあ、考えた所で、タヴェルナで頼める物じゃないんだが。
なんて思いながら頼んだ二杯目は「ヴァイオレット・フィズ」

「まったく、仕事の時はガンガン行くくせになぁ」

完全に人で楽しんでる同僚に「ほっとけ」と一言言ってグラスを空けた。**]

(88) 2019/05/20(Mon) 23時頃

【独】 公証人 セイルズ

/*
ティラミスの意味にほほーう、となったのでカクテルで返してみる

カクテル言葉はこちらを参考にさせていただきました。
http://ennkei.yukihotaru.com...

(-68) 2019/05/20(Mon) 23時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

[まだシュパーゲルの季節も終わっていないというのに、2日連続で水浴びした結果、久しぶりに風邪を引いた。

日頃の不摂生も祟ったのだろう。仕事を休むほどではないが日常生活にやや支障をきたすという、一番たちの悪い程度の症状は治りが遅く。

大事をとって休みを貰った金曜日。
ティッシュで擦りすぎた鼻は赤く、咽喉は掠れている。漸く熱は下がったが、空腹でぼやける思考に届くのは、いつもの軽快なラジオの音。]

(89) 2019/05/20(Mon) 23時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

[どうせすぐに伸びるからと適当に髭をそったあとの、しみったれた顔を鏡越しに嗤う。脂の乗った分厚いステーキ肉から遠ざかって早幾年。貧層な食事に似合いの身体に余分な蓄えはないが、潤いもない。]

  あーあ、ひっでェ面……

[だから、だろうか。いつだって食事を楽しみ、栄養満点に見える身体に自然と惹かれた。時折盗み見る食事の風景は、腹よりも胸を満たしてくれる。

布の下、みっちりと詰まっていそうな肉は固いだろうか、それとも意外と柔らかいのか。触れる機会がない故に、想像するのを止められない。

──もしも、自分が猫だったら。
遠慮なしにぐりぐり、額を押しつけられるのに。]

(90) 2019/05/20(Mon) 23時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 
 ……阿呆らし

[ひとりごち、ごし、とタオルで顔を拭う。
週末は大事な約束があった。冴えない顔を見せれば相手に気を遣わせるやも。

下手に風邪菌をばらまいてしまっては申し訳ないからと、今夜は外出を控えるつもりだった筈が、気づけばクローゼットの前にいた。数少ない私服の中から、比較的マシなボタンダウンのシャツを選び、デニムに足を突っ込む。]

……っと、そうだ。今のうちに磨いておくか

[時計を見遣れば、いつもよりまだ早い時間。
薄ら埃の被った箱に手を伸ばす。定期的に風を入れて、革を磨いているが、もう長いこと履いていない革靴。
最後に地面を踏んだのは確か、娘が小学校に入学した時。]

(91) 2019/05/20(Mon) 23時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

[素人知識で革靴の手入れを終え、手を洗って家を出る。
仕事用のブーツでなく、スニーカーを履くのも、そも、私服でタヴェルナに訪れるのなんて何年振りだろうか。

誰が見ているでもなかろうに、妙にそわつきを覚え、ポケットから煙草を取り出した。いつもの一服の合間に、今夜の注文について考える。
無意識に、以前あの人が食べていた鴨のローストが思い浮かんだが、反射的に胃を抑えた。だめだ、まだ早い。
もっと消化が良く、栄養があるものにしよう。

いつものシュパーゲルはルッコラにバジル、トマトにモッツァレラ、生ハム……ポーチドエッグまで添えるか。オリーブオイルに岩塩とレモンをひと搾りした、鳥渡だけ豪華なサラダ仕立て。
メインはマリアンヌ自慢のブイヨンで炊くチーズリゾットに決めた。どれだけ咽喉が痛んでも、譲れないアルデンテ。]

(92) 2019/05/21(Tue) 00時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 おう、猫。珍しいな、どうした?

[脳裏にメニューを描いている間に、足元に何か柔らかくて温かいものが触れた。見降ろし、灰が落ちぬようすぐさま携帯灰皿を取り出す。

喫煙中は決して近づいてこない看板猫。今週はパン屋へ立ち寄ることもなかったから、凛々しい顔を見るのも一週間ぶりだった。
寂しかったか?なんて声をかけ、背中を軽く撫でてやる。

──猫相手なら、こんなに簡単なのに。]**

(93) 2019/05/21(Tue) 00時頃

【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
眠い文章をつらつらと落としてしまった。
個人的にはトマトリゾットが好きだし、海老食べたい。けど、好物ドストライクを載せてそこから透けたらやだなあ、って変な予防線をはってしまう。

食べたことなかったり食べられないものも、おいしく味わった気になれるのも村の醍醐味だし、ね、ね。

(-69) 2019/05/21(Tue) 00時頃

【人】 甲板員 デリクソン

[ 女ディレクターにまでニンニク臭いと言われた木曜日。
 明日デートなんだから控えた方が良いと苦言を零された。
 事実無根なだけに慌てて否定したが
 慌てたのが余計に怪しまれたらしい。 ]

 え?この髭汚い? そうかあ?

[ もみあげと繋がる髭を不清潔に見えると指摘されるも
 意識している某とて髭が生えているわけで
 イマイチピンと来ず、首を傾げてしまう。
 
 その点は納得出来なかったにせよ
 変な匂いがした日があるとも指摘され
 ゴミ溜めで覚醒したある日を振り返り首を横に振るう ]

(94) 2019/05/21(Tue) 00時頃

【人】 甲板員 デリクソン

 ええー…ちゃんと風呂入ってるし 
 今日ニンニク臭いだけだろ?
 
[ 香水をつけるくらいするべき――という意味らしい。
 なるほど、最近枕も加齢臭が染み付いている。
 だが、あんな酒と美食の香りが充満する店で
 香水をつけたところで何が変わるとも思えないが…
  
 一応は念頭に置き、お母さんみたいだな、と
 ありのままの感想を口にしたらしこたま怒鳴られた。
 そりゃそうだ、娘と父親くらいの年齢差なのだから ]

(95) 2019/05/21(Tue) 00時頃

【人】 甲板員 デリクソン

[ いつも通りにその日の持ち時間を終えて
 店に行く前に寄り道したのは香水店だった。
 パルファンの並びを見て、若い頃使っていた香水と
 同じ銘柄を見つけ、一、二滴テスターを手首につける ]

 あー…結構匂い強……
 でも、他に良さそうなもん探してると…。

[ 先週はドルチェを口にするあの客の姿しか見れてない
 ドルチェを舐める舌は酷くクるものがあったが
 菜食を頬張る横顔はやけに愛らしい。
 今日はばっちり眺めたいと浮き立つ心ごと
 胸を抑えて、ニンニク臭くない溜息を吐く。

 向かう途中でタバコの自販機を横切りかけ――
 は、とUターンして銘柄をジッと観察する。 ] 
 

(96) 2019/05/21(Tue) 00時頃

【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
今回も素ボケがひどいからもう一度情報欄を確認してきた。
初回はアーサーで合ってるよな、うん。投票も大丈夫。

……アーサー…どこいっちまうんだい、お前。

(-70) 2019/05/21(Tue) 00時頃

【人】 甲板員 デリクソン

 ………これ? 
  いや何ミリとかあんのか…そこまで分かんねえぞ

[ 酒焼けしているのだから美声とは程遠い今だが
 タバコだけは喉を痛めると自粛していたから。

 箱の色で銘柄を想像出来てもタール値までは
 ある程度離れた距離から判断はつかないが
 これであれと意を籠めて押したボタン。
 珍しそうにパッケージを破き
 内蓋らしき紙包までうっかり取り去ってしまいながら
 一本抜き出して煙草を咥える。

 キャバレーの女が名刺替りに突っ込んだ
 油性インキで番号の書かれたライターで先を燻―― ]

(97) 2019/05/21(Tue) 00時頃

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