人狼議事


296 ゴールイン・フライデー

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【人】 甲板員 デリクソン

[ ただいまにおかえりは帰らないけど。
 頬ずりしたい存在は餌をくれと鳴いてくれる
 新鮮で、落ち着かなくて、なのに優しい日曜日。 ]

  なんだ?こっち食いたいって顔してるな。
  ダメダメ、お前まだ早いんだって。

[ フライデーは食欲旺盛なのか、対等に立ちたいのか
 まだカリカリも消化できない年頃ってのに
 がぶりと葉を立てて歯型に削がれた丸いバンズと
 段積みされた野菜のタワーに関心が強く。 ]

 いいかフライデー。
 お前は俺の家族だから一緒にジジイになるんだ。
 変なもん食って死んだりしたら泣くからな?

[ 若人であった頃のあの客を知らない、
 知ることが許されるような存在ではない。
 だからせめて。
 毛色と瞳の色を重ねた猫の一生に寄り添いたい。 ]

(25) 2019/05/19(Sun) 19時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

[ ガキの頃はあちこちをトイレにしただとか
 賃貸立ち退きに何万もベットせざるを得ない
 壁の傷を日々増やしただとか
 この腕で抱き、恨み言を囁きながら、
 丸っこくカーブした背を撫でてやりたい。 

 とはいえ早いところ食い切らないと可哀想だ。
 食べたいのに食べれないなんて人にも猫にも拷問だから。
 がぶっと勢い良く噛み付いたら
 ずるりとスライストマトだけが引き抜けてしまう。
 点々と垂れる赤い染みは血のようで――
 
 消毒液をかけただけで済ませた顔の傷に触れる。
 フライデーに出会った金曜日、やられた傷だ。
 触れても、数日経て痛みやしないけれど。

 人の手で掬われて捨てられた猫が
 傷を負って此処にいるように
 「あれ」も誰かがつけたものなら、――
      考えるだけで、胸奥がズキズキする。 ]

(26) 2019/05/19(Sun) 19時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

[ いつの間にか這いずって、裾に溢れた赤い染みを
 貪欲に舐める子猫に気付き、軽く額を小突いてやる ]

  美味かったなあ……。

[ L.O一時間前の到着――と遅れてしまったこともあり
 モレッティの瓶を傾けてグラスに注ぎながら
 パスタならワイン、ビールならピッツァ――と
 先人の教えに習い、主食を注文しようと
 黒オリーブ、パンチェッタ、
 パルミジャーノチーズを塗した
 トマトソース風味のカプリチョーザを注文しかけて

 ちらちらと横目で見ていた客――に届いたドルチェに
 ぼそぼそと小声で注文をし、同じものを頼む。

 すでに頼んでしまったビールとドルチェ
 最高に邪道な組み合わせで口の中を冷たくしながら
 運ばれていく同じものを見て心を震わせてた、金曜日 ]

(27) 2019/05/19(Sun) 19時半頃

【人】 甲板員 デリクソン


[ ……溶けてしまっても、良かった。

 いっそ、この想いごと舌に溶けて
 あいつの口の中や喉を
 甘酸っぱい風味で塗り固めてやりたい。 

 青臭い、馬鹿らしいと笑うなら笑えばいい。
 いいだろ。
     今が幸せなら―――それで。 ]

(28) 2019/05/19(Sun) 20時頃

【人】 甲板員 デリクソン

[ でも、雪のように溶けて消えてしまうよりは

 あの、曲線を描きがちな背を撫でてやりたい。

 人の背とは似ても似つかぬ
 柔らかでふにゃりとした猫の背を撫でながら ]

 ……やっぱ生き物なんか飼っちゃダメだ……

[ 子供が巣立った後の老人と同じ起因ではないけれど
 目元から逃げていく雫が、赤い染みに寄り添った

 猫はみている。
 哀れな飼い主を。
 
 猫だけが、みていた。 ]**

(29) 2019/05/19(Sun) 20時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[カレンダー通りにはいかない休日は、
 今回は金曜に輝いていた。
 電車に乗っていつもより遠方へ赴いて、
 並んででも食べたいと評判の焼き菓子を購入。

 立ち仕事をしている分、並ぶことは苦でないが
 並ぶ列のカップルの会話にだけは辟易した。
 指を絡め合い、顔を近付けての囁きは
 相手への感情が溢れているのか音量は大きめ。

 幸せそうなカップルに幸福を得られないとは
 なんと心と器の狭い、と肩を竦めて。
 一度帰宅を挟んでからタヴェルナを訪ねれば、
 仕事終わりのいつもより早い時間だった。]

(30) 2019/05/19(Sun) 20時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[出迎えてくれたのは看板娘と看板猫。
 紙袋から漂う香りに目を光らせる猫を横目に、
 彼女が受け取りやすい高さに差し出した。]

  これ、良かったら。
  皆で食べられる量を買ったつもりだけど、
  足りなかったらごめん。

[袋の店名を見て輝く目は弾ける若さを感じる。
 彼女の母であり、ここの女主人でも同じだろう。

 これ以上太らせないで、と冗談めかし、
 わざわざ顔を見せて礼を言いに来てくれた彼女は
 つい数分前の予想を上回る笑顔を添えていた。

 あぁ、自分の仕事の笑顔とは違う笑顔だと、
 慣れたはずの笑みは、口角を上げきれずにいて。]

(31) 2019/05/19(Sun) 20時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[時間帯が違えば、客層もいつもと変わる。
 よぉ、と袖を引いたのは顔見知りの常連客。

 時間と曜日が不規則なせいで対面は珍しいが、
 ついでに奢れ、と無茶な要求に苦笑した。
 初対面からの気安さにももう慣れ、
 一杯だけだ、と彼の話術で覆される約束を、
 ひとまず果たしてやるとしよう。

 先週、酒の酔いを借りて彼の面影のある人を
 彼と思い込んで接する、という、
 思い出すだけでも背に額に冷や汗の出る記憶を
 押し流してくれると祈りながら
 やや尊大な善意と喧騒をつまみに酒を干すのだ。]

(32) 2019/05/19(Sun) 20時頃

【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
これが俺以外に宛てたものだったとしたらすっげー苦しくなるほど切なくなりそうなん、です、が─────。

え────…と、なんつーか、めちゃめちゃ照れる!!!!
あんな掴みどころもなければ纏まりもない自己紹介を読んでくれてありがとう。好き。

(-24) 2019/05/19(Sun) 20時頃

【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
別にシスメを疑うわけじゃないけど、ロールの端々に「これは俺のことだな?」ってところを見つけてほっとしたしにこにこしてしまった。
片思いされること滅多にないからな……ありがたく拝もう。

奇数+カップルできているということは確定片思いが増えたわけだけど、うまくループしてるといいな。

(-25) 2019/05/19(Sun) 20時半頃

【人】 公証人 セイルズ

[店について席へと通される間に周囲を見回す。
顔見知りと幾つか言葉を交わしはしたが、一番見たい顔はそこにはいなかった。
少し早かったか、と考えて、俺より後に来る事が多い事を思い出す。
諦めるのはまだ早いと、いつものように幾つかの料理と軽い酒を注文した。

海老のオイルマリネは俺好みのハーブ使いが気に入っている一品だ。
残ったオイルをパンにつけて食べると、控えるつもりの酒が進む。
くるりくるりと、いつもより機嫌のいい看板娘を捕まえて
注文ついでに理由を聞いたら、明日はデートなんだとはにかむ様に答えた。>>1]


 へえ、そいつはいい。
 でも浮かれて注文間違えないようにな。


[なんて親父臭い注意と共に注文したポッロ・ポモドーロ。
デート、なんて言葉に、あの人の影が過ぎって首を振ったとき
ドアベルの音が、鳴った。]

(33) 2019/05/19(Sun) 21時頃

【人】 公証人 セイルズ

[視線が向いたのは無意識だった、だけど、そのままフォークを持つ手が止まった。
硬過ぎず、ラフ過ぎもしない服装と、いつもと変わらない面差し。
ああ、今日も会えたと安堵して、勤めてさりげなく視線を落とした。
見回すような視線がこちらを見た気がするのはきっと偶然
あの人がどんな表情をむけているのか、確認してしまうのが怖かった。

見てくれているなんて、覚えているなんてそんな事は
高望みだってわかってるんだ。

気を落ち着かせようとグラスに口をつければ、タイミングよく看板娘が料理を連れてくる。
その片手には、さっき俺が注文した物と同じ物。
その行き先を目で追いかけて、テーブルを確認して思わず口を開きかけた。
きっと偶然だ、よくある前菜の一つがたまたま被っただけだ。

だけど、それでも
同じ空間で同じ物を食べている、その偶然だけでいつも以上に満たされる

気がした]

(34) 2019/05/19(Sun) 21時頃

【人】 公証人 セイルズ

[本当に?]

(35) 2019/05/19(Sun) 21時頃

【人】 公証人 セイルズ

[ああ、高望みだってわかってる。

あの人は幸せな家庭を持っているかも知れないなんて思いながら
近くを通る際にさりげなく左手を見詰めていた。
しなやかな指には指輪の跡さえなくて、それにいつも安堵しているなんて。

一人でいつもいることに安堵しているなんて
一方的に想っているだけなのに酷い独占欲だ
こんな気持ちを知られたら、あの人はもうここには来なくなるかもしれない

ただ、週に一度顔が見られる、それだけでいいんだ。]

(36) 2019/05/19(Sun) 21時頃

【人】 公証人 セイルズ

[そんな風に、また自分に嘘をつく。]

(37) 2019/05/19(Sun) 21時頃

【人】 公証人 セイルズ

[気付いてるさ、どんどん望みがでかくなってる事に。
見て欲しい、覚えて欲しい、それだけじゃもうきっと足りない。
もっと近くに、もっと声を、そして、そして

そんなこと、言えるわけないじゃないか。
ああ、まったく、自分の嗜好を自覚したばかりのガキでもないのに。
あの人にだけは、知られたくない
あの人を失くしたくないから。

少し前、職場の女子社員に勧められて読んだ小説
あんな風に綺麗に纏まればどれだけいいか。
作者は何を思ってあれを書いたのか、知る事はきっとないだろうけれど。
あの主人公は、どこかあの人に雰囲気が似ている気がしていた。

だからこそ、小説みたいに行かないと思うからこそ

……打ち明けたらどうなるのか、怖かった。
俺よりも多分自由なあの人の、翼を傷つけてしまいそうで。
柔らかな表情を凍らせてしまいそうで。]

(38) 2019/05/19(Sun) 21時頃

【人】 公証人 セイルズ

[いっそ、何もかも打ち明けてしまえば楽なんだろうか
そうしてしまえば、もしダメでも諦めが……

つくのなら、最初っからこんな風に悩まない。]

(39) 2019/05/19(Sun) 21時頃

【独】 公安部 カガ

/*
こんなのしんでしまう

(-26) 2019/05/19(Sun) 21時頃

【独】 公安部 カガ

/*
ほんとそういうことされると尊すぎてしんでしま……ああ……(召される)

(-27) 2019/05/19(Sun) 21時頃

【独】 公安部 カガ

/*
リアタイで見てたからずっとアアアアアアアアアって叫びながら床を叩いてしまった。

(-28) 2019/05/19(Sun) 21時頃

【人】 公証人 セイルズ

[相変わらず料理は美味しい、けれど実際の所は半分も味わっていないだろう。
最後に頼んだジェラートは、頭を冷やすのに丁度いい。

知られたくない、でも気付いて欲しい、知りたい、だけど知るのは怖い。
だけど、視線であの人を伺いながら、それでも考えてしまうんだ。


いつか、名前を呼んで、隣同士寄り添ってみたい、なんて。**]

(40) 2019/05/19(Sun) 21時頃

【独】 公安部 カガ

/*
(浄化)
しっかしこれソロルの域超えてないといいな……!
ちょっと不安だから拾うのは明日とかにしたい……!

(-29) 2019/05/19(Sun) 21時頃

【独】 甲板員 デリクソン

/*
(>>2:11 ヌヴィル)
ヒアアアってなってるし尊い……。

んんんん…やっぱヌヴィル好きだなぁぁぁ…
困る…好き…。

(-30) 2019/05/19(Sun) 21時頃

【独】 宿屋 ルパート

/*
相互の所に矢を打ち込むのが
もしかしたらこの村の真骨頂かもしれない。

(-31) 2019/05/19(Sun) 21時頃

【独】 公証人 セイルズ

/*
皆それぞれ撃ち先出してきてるなぁ

もう、カガさんの織り込み方がうまくて敵う気がしない(バトルじゃないんだから)
同じ物を、とあるからには同じ物を出すべきだろうなノリ。
これで絆持ちってわかるよな、多分。
これ、両想いになってなかったら反応しないようにするの大変だったろうなぁ、俺……両想いだから、なんだと思うけど

普段わりと速攻口説くタイプだから、もだもだしてるこいつがじれったい(
ソロルなんでここはあわせたけど、あとはちゃんとソロルしよう。

エピが怖い……

(-32) 2019/05/19(Sun) 21時半頃

【人】 山師 グスタフ

[……ジャズバーの、ピアノに応急処置を施して。
なまじ自分で多少なりとも音をいじれるから、と放置していた店長に、演奏がないと成り立たないなんて嘆くなら、ちゃんと調律師にオーバーホールを依頼してくださいよと軽い口調で添えた。
この店の調律は知り合いが受け持っていたし、人の音の具合をいじるのはなるべくならやりたくないので、俺がやったのは最低限ですよ、とも。
金曜の夜だ、お礼にと酒をごちそうになれることはなんとなく予想していたし、無下に断ることもできず、なんでもない顔で笑って口をつけたけど。

急ぎ焦る顔を悟らせずに、今日はもうくたびれたからとバーを出て、大通りでタクシーを捕まえた。
なぜ、こうもムキになって、タヴェルナに向かおうとしているんだろう?苦笑が浮かび上がる。]

(41) 2019/05/19(Sun) 21時半頃

【独】 公安部 カガ

/*
回想として描かないといけないのに現軸で書いてしまってるのはミスだったな。

(-33) 2019/05/19(Sun) 21時半頃

【人】 山師 グスタフ

[交通渋滞で突発的な事故が起こることもなく、やってきたタヴェルナは、まだまだ営業中の時間でほっとした。
女主人に、まだシュパーゲルがあるかと確認をして、それと……水を頼む。

先程のバーで呑んだとはいえ、どうにも酔っ払いすぎているような感覚があるのは……急ぎすぎたからだろうか?
いつもは頼まないけれど、トマトのピクルスを出してもらって、ぐるぐる回転しそうになる頭を静かにさせようとつとめた。

気まぐれに隣にやってきた看板猫を、ひと撫でしてやろうと手を伸ばしたら、ひょいと避けられまたどこかの席に行ってしまった。
手持ち無沙汰になった行き場のない片手で、後頭部をさすった。]

(42) 2019/05/19(Sun) 21時半頃

【独】 山師 グスタフ

/*
人狼は弱い私ですが、両片思いが成立しているカップルがいることはわかってしまいましたよ!
で、ですよね?

みなさんネタバラシのターンなので楽しく読んでいます。私というかグスタフは自覚症状が薄いのでネタバラシはしないでふるまうつもりです。

(-34) 2019/05/19(Sun) 21時半頃

【人】 山師 グスタフ

[料理を待つ手持ち無沙汰で店内を見渡して、怪我の様子を隠さぬ客を見れば……少し眉をひそめ、女主人に相談した。
なにか、精の付きそうなものを彼に、匿名希望で、と。

……それは同情というよりも……ただそうしたくなっただけだった。ここにいる人たちはこの金曜の夜を共有する仲間だし、それ以上に……
他人に思えなかった。
彼らはグスタフの、過去で、現在で、未来なのだ、と、勝手にそんな印象を抱いていた。

だからこの行為は、自分自身に優しくするようなものだった。
もし自分が大やけどをくらって、それが誰にも見逃されて、ただ一人で抱える羽目になったら、あまりにやるせないからだ。]

(43) 2019/05/19(Sun) 22時頃

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