人狼議事


260 3日村

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[何時から、だろうか。
愛(かな)しみに咽ぶ草木が風を呼び、森全体を震わせながら泉の水面を錆びた銀色に陰らせてしまったのは。

嗚呼、其れは── 己が穢れを持ち込んだ ≠の日から。


空蝉を嗤う闇に カルタシスが謳う聖域を犯した者、その名は──?]*


[闇に飲み込まれた体が羽のように着地する。この世の摂理<<PERFECT HUMAN>>の中心部の一端が、暗(くろ)く塗りつぶされた。

明るい闇に包まれた核<<コア>>──これこそがO・cupo・pusの心臓──が輝きを放っている。空間はまるで裁きの夜≪JUDGMENT NIGHT≫を示すかのような暗闇であるのに、照らされたそこだけが希望の光…あの忌々しい剣のように輝いている。]

  ありがとう、美しき蝶の精霊<<モーチェ>>。

[微笑みに応えるように煌めきは消えていく。そうして、核<<コア>>に手を近づければ──輝きを増したそれに大きく弾かれた。

  ──ああ、本当に…なんと、忌々しい。

預言≪アカデミック・スコア≫を産み伝える核≪コア≫…これを壊すには、憎くもあの彼の英雄──バルメロス=ラフェリオン=レイオスの剣≪Lightning sunshine Excalibur≫が必要になるなんて。]




   ──ゆるさない。ゆるさないわ。

  



  あなたが残したもの、全部、ぜんぶ闇で包んであげる。

[だってそうじゃないと、おかしいもの。
置いていかれたわたしが、ずっと世界樹にいるなんて、おかしいわ。

これが寂しさなのか、愛なのか。もう少女にはわからない。
ただ、彼の守ったものを──O・cupo・pusを破壊≪delete≫し、雪のように美しく儚く、雪崩のように崩れ落ちる感情を発露することが最早彼女の望みとなってしまったのだから。]
  


[銀の聖域。それではダメなのだろうか。
愛するものにもう一度会いたい。それもダメか。
焦がれてはいけないものに手を伸ばす。悪いことなのだろうか。]


つまり、僕はこう思うわけだわ、
 世界の摂理《PERFECT HUMAN》なんてダメだ。
結局、手に入れちゃダメな壁がナ、たけぇんだよ。
俺らは今なら…正しい摂理≪fall from virtue≫にできる。


なぁ、これが、正しいだロ?
          「   」

[誰にも聞こえることなく銀に溶けて消えたつぶやきは誰を想って言ったのか。]


 デルメル。

[希望≪青い鳥≫の二つ名を持つ彼女に声をかける。
まだ核≪コア≫は壊せないよというふうに首を振りながら]


 予言の核≪コア≫を壊す鍵≪Lightning sunshine Excalibur≫それは、英雄を継ぎし者≪Hope of a line≫がここへ持ってくるはずだ。

 その時が、僕らに取っても最終決戦。そうだろ?


  ………まぁた言ってる。

[闇に熱と微笑み、耳に唄を口付ける彼女に小さな溜息を落とす。
核≪コア≫に零す言の葉もまた── 何時も通り ≠フ事なのだけれど。

愛しみを帯びた風の囁きは哀しくも愛おしさの色を持った。
誰かが傷付き不平等が平等に分け与えられたこんな世の中など──等しく無に還すべきなのだ。]

  で、聞いたぁ?
  ってお前ら如きには聞こえないかぁごめんねぇ

  あ、 目覚めぬ魂 ≠持つ奴が見つかったんだって。
  んじゃ、僕ちょっとオトモダチと一緒に連れてくるからぁ、そんときはよろしくネ。


 
  ──正しい摂理≪fall from virtue≫にできるように頑張ろうねぇ?

[銀に浸かる金髪の同胞へ、言葉を吐いたなら少年は使命を踏み潰し道を行く。]



  だって!…そうだけど、
  ……そうだけど。

[我慢が出来ないの。両肩を両手で抱いた少女はいやいやをするように首を振った。
周りに黒い霧≪black smog≫が広がっていく。美しき蝶の精霊≪モーチェ≫が徐々に青く染まっていく闇に、捕食されていく。]

  でも、そう、そうなの。
  その時にわたしたちは正しい摂理≪fall from virtue≫を作らなきゃ。

  ──理想の、世界に。

  そのためには、我慢しなきゃいけないの。

[ありがとう、シメオン。ゆるゆると口角を上げると目尻に溜まった雫が零れ落ちる。ねえ、そうよね。そうでしょう。1人だけの同意では満足できないのだと、ガーディ…かつては光の世界≪ROYAL frontier≫に居たガーディアン"タナトス"をぐるりと振り仰ぐ。そうしてからの言葉に目を見開けば、頬が落ちるような顔つきで微笑んだ。]**


 
  ………ふふ。
  女性を泣かせるなんて、罪なヤツぅ。

[彼女が微笑む先の男に戯言一つと、
彼の英雄の姿を描いて独り言一つ。
もう一つローブの中では、目逸らし一つ。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

────全てはとうに、後の祭りだ。

(39) 2016/12/02(Fri) 03時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

この世の摂理<<PERFECT HUMAN>>が解れ、沈んだ世界の中心≪Ocutopusの心臓≫には絶望に息喘ぐ人の慟哭≪On dull ur git an Deep Scar≫が空虚な反響を続けている。

完璧に取り繕われていた世界の調和は、「O」≪キング≫の喪失と共に脆く消え失せた。
本来の世界樹であれば、例え「O」≪キング≫が消えたとしても決して深淵に巣食われる事も無かったであろうに。

(40) 2016/12/02(Fri) 03時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

………世界の器≪-SaBaR-≫に対して、人間が増え過ぎたのだ。
人員過多で産まれてしまった歪みは「O」≪キング≫を取り戻したとしても、最早簡単には戻ることは無いだろう。

(41) 2016/12/02(Fri) 03時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

「最早、遅い。 墜ちる実でしか無いのだ」
何もかもが蔓延る永久の闇≪Darkness world≫に呑み込まれる前に、選定は行われなければならない。

(42) 2016/12/02(Fri) 03時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

男は深く、深く。絶命していくように息を吐き出した。

(45) 2016/12/02(Fri) 03時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

≪OGYAϖBABU≫達が姿を消した今、O・cupo・pusを保つ術はこれしか残されていないのだから。

────裁きの夜≪JUDGMENT NIGHT≫が、幕を開けようとしている。

(46) 2016/12/02(Fri) 03時半頃

[育ての親であり聖剣の守り手でもある、ローキャドル=ライランド。
人々から厚い信頼を受けていた彼も、死≪円環の理≫には逆らえなかった。


────否、

タナトスと謳われし少年が、彼の 生 ≠ネどに──興を示すことはなかっただけなのだ。
だがまさか、後継者が繚乱蠍毒≪ブラッディ・キラー≫盛るとは誰も思うまい。其の隙をも、逃すはずはなく。

嗚呼、心躍らせる言の葉を綴る彼女へ跪いた日は何時の事だったか。
少年も昔は希望を胸に抱き此の世に生を受けたPERFEC HUMANの預言≪アカデミック・スコア≫の一人。

其れでも──希望には 限界 ≠ェ存在する。
彼の身を包む絶望は底知れず、そして尚拡がり続ける闇に捕らわれた。
だがそれは深淵の祭壇に繋がれた心の鎖が不可視世界の混沌に呑み込まれ、新たな定理を『構築した』だけの噺。

少年は乱雑に投げる。
繚乱蠍毒≪ブラッディ・キラー≫を宿す花束を、彼の十字架に。
口許に描いた笑みを残したまま。]


 
 
  じゃあねぇ、オジイサマ?


[死こそ──全ての≪救済≫であると疑わないままに。]*


 
[そう、絶望という名の希望を──]
 


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2016/12/02(Fri) 12時頃


 そう、猫王子≪Chisha cat≫、お前の周り…しっかり確認した方がいいゼ。


 じゃぁよぉ。お前は泣かした事…ないっていうのかヨ。

[ガーディアン″タナトス″()
誰が言ったのか、隠されしその名は死を司る神の名前。希望のデルメルから流れ出る哀≪なみだ≫()を横目にそう挑発的に返すせば彼はなんと返すのだろうか。]**


  えぇ、覚えてないなぁ。
  デルメル様ぁ、僕ってお前を泣かせたことあったっけでしたかぁ?

[彼女の頬を伝う哀しみ≪なみだ≫
其れは救済を宿した解放の翼。
幾度と無くそれを見つめては──少し口許を歪めてしまうのは、死への愛しさか、── 彼女 ≠ヨの慈しみか。

喉奥に仕舞い込んだ隠し事は出さぬまま、騎士にもにやにやした表情を浮かべ揶揄う口調を紡ぐ。]

  ああ、ヤキモチはやめてネ?
  いつかお前も啼かせてやるからさぁ。

[世界樹の色の鼻歌を添えながら、少年は微笑みを湛える。
絶望を心から讃える様に。]**


 
  …名前噛んだぁ。

[むぅ。]**



  うふふ、おやめなさいな。
  ──端麗なお顔の方にそう言い合われてしまったら、
  わたし、舞い上がってしまう。

[くつくつと喉の奥から笑いが込み上げる。
彼の英雄──バルメロス=ラフェリオン=レイオスの意思を受け継ぎ…そしてそれを深淵の闇にフォールアウトさせる2人が、今、目の前に共にいる。

  あゝ、愉しい。

純粋で清純、幼き心のまま過ごして来た少女は、何時迄も少女のまま。
英雄の意思を踏み躙り、焼け跡と帰す為の備えは絶好の甘露。]

  あら? そんなこと、もう覚えてないわ!
  それに、わたしの名前はデメテルよ。
  


  ──希望の青い鳥、世界の救いを望む鳥、デメテル!

[きゃらきゃらと声を上げ、腕を振り上げ、黒いドレスをはためかせて。
そうして核≪コア≫の周りを、少年らの周りを駆け回る。
果たして少女の望む救いとは──きっと、救世主どもの志とは程遠いものだが。]


  青い鳥!そぉ即ち幸せ!
  デメテル様は世界を救う!


  ────っぷ、

[次は正しき名────豊穣の女神≪Δημήτηρ,Dēmētēr≫を紡ぎ、共に悦に浸る時間を共有したが、あまりにもロマンスが有り余る響きに少年は思わず喉奥を鳴らした。

救世主の望む救済で無くとも、救世主さえも其の救済で塗り替えれば好い噺。
少女のように愛らしさを振りまく彼女が、同じように絶望≪這い寄る混沌≫を贈る姿は────まさに、甘美なる物。]

  ちゃぁんと連れてくるから、楽しみに待っててよネ

  そして…僕に見せてね。
  お前が思い描く 救済 ≠──!


 そう、全部 無 ≠ノ還せば、救える。


 ヤキモチねぇ
 とりあわれる気持ちはどうだい?デメテル?

[本人に()名前を噛んだ事を指摘されれば、顔を赤くして慎重に言葉を選んで問いかける]

 希望の青い鳥。
 まさに僕らにとっては希望だろぉな。

[≪PERFECT HUMAN≫にとってはどうなのか、それについては閉口しようか。]*


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