人狼議事

260 3日村


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

─回想:『O・cuto・pus暦-1万1471年』──


その地では、絶望は白い色をしていた。


[天より降るものは雪ではなく、硝子片より細やかな雪氷の嵐。 星中の生物が、深い氷の中に閉ざされ、死滅したとされる氷結死極界道<O・ce・an・road OF north>の時代に『it』(其れ)は ただ一つ産まれ落ちた。
生きる物の存在しない 果て知らず白く染められた空を、空ろな瞳が仰ぐ。自身に与えられた役目を、『it』(其れ)は地に落とされた時から識っていた。

……これから数千年後、夥しい数をもって世界を崩壊へと辿らせる生物がこの地表に現れる。 自身は、その過度の繁栄を防ぐため世界の意思によってこの地上に遣わされた≪星の抑止力≫なのだと。 ]

(208) 2016/12/05(Mon) 02時半頃

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