215 【誰歓】エンドローグ
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>>43 携帯……ですか……? [目に浮かぶ失望した親の目。大事にしていた彼からの消えたメール達]
いえ……。今は親に取り上げられてて……。
? ひょっとして通じないんですか?
前来たときは繋がってたと思います。 ……それと。 温度は確かに言われてみればそうですね…。 風の音や虫や鳥の音も全く聞こえませんし…。
建物の中ですけどここまで静かでもなかったと私思います。
[確信していく夢の世界 躊躇ってるかのような彼女の行動に私は確かめたくて言った。] …私、ここの外がどうなってるのか見てみたいです。 窓割ってみませんか?
(45) 2015/02/03(Tue) 21時頃
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― 回想E ― ただ二人は愛する人のためを想い。
共に求め合っただけだった。 大人とも子供とも言えぬその身と心には刺激の強い 愛の誘惑
摂理に従って愛は二人に形を与えた。 それは素晴らしいこと…… めでたいこと。
けれど……早すぎた幸せ……
幼い油断は過ちと変わり。
命という奇跡を宿す。
(47) 2015/02/03(Tue) 21時半頃
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― 回想E ― [蔑み変わりゆく友人と 失望と怒りの目を向けた両親と教師達
頼みの彼とて罪にさいなわれ 責め行く先は届かぬところへ―――――
命を育み自らの手首を切り 壊れた日常と崩れた愛
閉ざされた部屋は私の心のようにすべてを拒んで
いつしか消えた人の心]
(50) 2015/02/03(Tue) 22時頃
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――――お腹の中で 悲しく蹴りだす私の証――――
(51) 2015/02/03(Tue) 22時頃
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―ホール―― [離れていく人達をよそ目にエミの行動を伺う。 しかし体調がまた悪くなって ふらっと机に腰をかけた。 ]
(52) 2015/02/03(Tue) 22時頃
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時間もわからないんです……ね…… [説明で察して異常さに拍車をかける。 それでも、それでもと否定する材料が一つずつ消えていく。 エミの一挙手挙動に目を配り大きく振りかぶられたスツールがガンっと音を立てて跳ね返るのをしっかりと見ると期待どおりなのがなぜか嬉しかった。
体勢を崩したエミを心配し声をかける] ]
大丈夫……ですか……?
[よろよろと近寄り様子を伺う]
(59) 2015/02/03(Tue) 22時半頃
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>>57 [自らを案じてくれる五十嵐の声はそのタイミングだっただろうか…… こくりと頷きながらもよろよろと進みエミの様子をみる。彼は心配して私の傍となり一緒に来てくれるようだ。] …………。
大丈夫とのエミからの声を聞けばふらっと五十嵐の方へと倒れこむ]
(60) 2015/02/03(Tue) 22時半頃
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>>66 [倒れる体を抱き止められて その腕で支えられると一瞬トラウマのような衝撃が走る。咄嗟に離れようと体は反応するが、脱力した体は言うことを聞かずそのまま凭れた状態に…。
やがて心も落ち着くと頷きその提案に拒否をしなかった。]
>>68そしてエミの方を見て彼女の様子に少しだけ安心する。]
怪我してなくて良かったです……
やっぱり……無理なんですね。出るの……
[本当の安心は出られなかったことかもしれないけれど。]
(71) 2015/02/04(Wed) 00時頃
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[ふらつく体を支えてもらってそのまま和室へと向かうだろうか……**]
(72) 2015/02/04(Wed) 00時頃
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マユミは、リーに話の続きを促した。
2015/02/04(Wed) 07時頃
マユミは、リーに話の続きを促した。
2015/02/04(Wed) 07時頃
マユミは、リーに話の続きを促した。
2015/02/04(Wed) 07時頃
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[五十嵐さんに抱きあげられて顔を伏せながら頬が赤に染まるのを隠して 相変わらずの吐き気と目眩に素直に従った。]
ごめんなさい……
[優しくされた申し訳なさに呟く声はか細く やがて和室に寝かされて上着をかけられると 顔を伏せながらありがとう…とまた呟く]
[朦朧とした意識の中で一人離れていく五十嵐の背中を寂しく見送った]
(121) 2015/02/04(Wed) 10時半頃
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[和室に一人横になって休む自分 イグサの匂いに包まれた空間で 体に掛けられたパーカーとヒヨコのヌイグルミが心に痛い。] こんなに優しくされたのはいつぶりだろう……
私は…… 自分のお腹にいる赤ちゃんに対して
一度でも優しい気持ちで考えられたことがあったろうか……
授かったことを憎み 堕ろすことを望み 夢であってほしいと願い それでも自分の手を穢せず、 追い詰める自分。
初めてその生命の存在を胎内で感じると 苦痛にまるで悪夢のようにやめてと叫び 自分の命を断つことしか考えない愚かな自分…
(126) 2015/02/04(Wed) 17時頃
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この子を産んで育てながら高校通うなんてきっと無理だよね… 白い目で見られるだけ…… それに耐えて育てるなんて 子供の私じゃ無理だよ……
自分すら幸せになれないのに この子に幸せなんて与えられるはずもないもの……
でも…‥ここなら……
少しだけ幸せにしてあげられるのかな………?
お母さん……だよって 笑顔で言ってあげられるかな……
笑っていられるのかな……
もう……
戻りたくない……
(127) 2015/02/04(Wed) 17時頃
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[鈍い痛みが 激しい痛みにかわり体が沈む――]
(128) 2015/02/04(Wed) 17時頃
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[頭では理解しても心は追いつかず 閉じ込められた世界で幸せになんてなれなくて
間違ってると
否定するかのように蹴り上げられる鈍い痛み
意識が遠退き暫くは動けないままに―――。]
(129) 2015/02/04(Wed) 17時半頃
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絡みにいけないわん
(-26) 2015/02/04(Wed) 19時半頃
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ん……
[意識が戻り、体調は少しだけ良くなってるようで。 掛けられたパーカーを丁寧に折りたたんでぬいぐるみと一緒に抱えると 少しよろつきながら、和室から後にする。
トイレやお風呂、台所など、その他にもここがどんなところなのか知りたいと思った。
記憶を頼りに廊下を進めばトイレの前に。]
(134) 2015/02/04(Wed) 20時半頃
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―トイレ― [特に見た目は変わらない光景 けれど灯りはついてるのにそれをつけるためのスイッチは見当たらない。
スイッチのあったところは何もない壁となっていた。
しかし蛇口を軽く捻れば水が出て… 消毒液も置かれていた。]
これなら問題ないのかな。よかった……
[ふと鏡に映った自分の顔は少しやつれていたようだが自分が映っている事実に少しだけ笑った。]
(135) 2015/02/04(Wed) 20時半頃
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水が出るならお風呂もきっと平気かな……。 [次に向かうのは台所。少しふらつきながらトイレを出ればここに向かった彼と鉢合わせするだろうか。>>133]
(136) 2015/02/04(Wed) 20時半頃
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病人ズの出逢いwwww
(-27) 2015/02/04(Wed) 21時半頃
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[トイレを出ると人影に気づき、手に持った折りたたんだパーカーとぬいぐるみをぎゅっと抱きしめて一瞬固まるも、先ほど見た一人と認識すれば少しだけ表情を和やかなものに変えて彼を見る。]
………。
(140) 2015/02/04(Wed) 22時頃
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>>139 あの…… どうかしましたか?
[先ほどと様子の違う雰囲気に声をかけてみた。]
(141) 2015/02/04(Wed) 22時頃
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ええ・・・でも………
[苦しさを抑えてるような様子が気になって少しだけ躊躇した。 ほっといてと言われて話しかけた声も詰まり ただ心配そうに見つめる。]
(143) 2015/02/04(Wed) 22時半頃
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>>144……え。 違います……そんなつもりじゃ……。
[突然の憎まれ口に驚きつい狼狽える。 下に俯きお腹の前に置いたぬいぐるみに少しだけ力がこもり視線を反らす……]
……。
おじさん…ただ気遣ってくれただけです。 それに……危機でしょうか……?
(150) 2015/02/04(Wed) 23時頃
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>>152わ……私は……
私は……
[次々と飛んでくる矢のような問い詰めは 心にグサリグサリと突き刺さり 葛藤する。 しかし受けた冷たい視線と恐怖が頭によぎると 心が叫び出す。]
……たく……ない………
[ぼそりと呟いた]
(167) 2015/02/05(Thu) 05時半頃
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[意を決した顔で] ……ねえ、慶一さん 中学生が子供出来て…… 元の世界でうまくやっていけるかな……?
戻った方がいいのかな……?
[目に涙をうるわせて]
(179) 2015/02/05(Thu) 21時半頃
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親は……知ってる……。 堕ろせないときに報告したからどうしようもなくて それからはもう
地獄で……
今じゃ蓋をするようにずっと部屋の中に……
[伝わる涙の線はやがて無数に伸びていき]
産むのがいいのかすらもうわからない………
でも一度失敗してるから……
[袖をあげて無数についた手首の傷痕を見せ]
>>184[突きつけられた現実の言葉に崩れ落ちて泣き喘ぐ] ………うう……ううう……ごめんなさい…… ごめんなざ……い……
(186) 2015/02/05(Thu) 22時半頃
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マユミは、床に伏して大泣きしている。
2015/02/05(Thu) 22時半頃
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まあ泣くしかない状況だよね。 重たいな私
(-52) 2015/02/05(Thu) 22時半頃
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どうしていいかわからない………。
(187) 2015/02/05(Thu) 22時半頃
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どうしていいかわかんないのはきっと相手のほうだ。
(-53) 2015/02/05(Thu) 22時半頃
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>>195[驚くほど素直に心に響く慶一からの言葉……
最初は頷きながらそして耳を塞ぎはじめて瞼をぐっと閉じて涙をこらえだす。嗚咽をしながら震え出す体は涙のせいだけではなく精神の限界 そのときにふと気づいてしまう ポケットから顔を出す小さなナイフ……]
どうしたらいいか…… わかってる……
……ゆ……う……き………
[その手は無意識にナイフの方へと伸ばし始める]
(198) 2015/02/05(Thu) 23時半頃
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