251 【誰歓RP】鬼渡し
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[先程までと変わった服装について晶が口にすれば、]
鬼が角を生やして虎皮をまとっているというのは、鬼門=艮(うしとら)という駄洒落から作られたイメージにすぎないのだぞ。 [不本意そうに説明したが、つまりは、慶一の恰好を破廉恥だと思っていたらしい。]
むしろ、古き陰陽の裔が、あたら惜しというところよ。
[乗り移ってみて知ったが、この身体には陰陽師の資質がある。賀茂の血筋ででもあるのか。 仮初めの器とはいえ、使えるものは使うというだけのこと。]
(29) 2016/07/23(Sat) 16時半頃
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[智花が「ケイお兄さん」と呼ぶのを聞くと、チッチと舌打ちした。]
耳障りな名よな。呼ばうなかれ。 アレは眠らせた。
[器だけあればいいという冷徹な判断というより、 慶一の相手をするのは煩わしいと本音の滲んでいるような声であった。 一人暮らしの長い鬼に、あのテンションは堪え難いのかもしれない。]
(30) 2016/07/23(Sat) 16時半頃
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さあ、参れ。 賽を投げようぞ。
あるいは、二人が同時に鬼を受け入れることで──別の何かが起きるやもしれぬ。
[唆すような一言を付け加える。]
(31) 2016/07/23(Sat) 16時半頃
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/* >>22 誤) 解く 正) 説く
(-21) 2016/07/23(Sat) 16時半頃
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/* >>27 智花ちゃんも優しくて、ホロリとしちゃうね
ただ、この字…w 慶一を「開放」(not解放)しちゃうと、全裸になりそう (←
インバネスの下が半裸ってのも、実はけっこう変態チックだと思いますはい。
(-23) 2016/07/23(Sat) 17時頃
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/* >>32 うへ。ごめんなさい。 「あたら」も「惜し」も意味同じだから、重ねては使わないな。
(-24) 2016/07/23(Sat) 18時半頃
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[「カタツムリ」の五音を聞くと、鬼はひどく咳払いして、何かを紛らわす様子。 子供はこれだから!と、ばかりに首を振った。
それでも、晶と智花が前へと踏み出せば居ずまいを正して待つ。]
(35) 2016/07/23(Sat) 19時頃
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[竹箒を手にした智花は、巫女装束でも着せたら、この背景によく似合いそうだ。 と、その箒を武器に変じて、智花が襲いかかってくる。 同時に、晶もポケットから布製の棍棒(?)を取り出して叩き付けてきた。 息のあったコンビネーション。 晶が左手首を掴んで引くから、適切な回避行動もとれず、
ガン、ゴツッ と鈍い音と衝撃が響く。 鬼は自由な右手で顔を覆った。]
痛や、
[悲しげな声を洩らす。 このまま攻撃を続けると、鬼面を庇う慶一の手の骨が砕けると、わかりやすく伝えるために。*]
(36) 2016/07/23(Sat) 19時頃
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/* 晶が丁寧にログを拾ってくれるのでニヤニヤする
>慶一から見て左側になるように>>32
これ、とても親切な書き方です。 バトルロールのお手本にしたい。
(-25) 2016/07/23(Sat) 19時頃
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/* 飴ありがとうございます!
(-27) 2016/07/23(Sat) 19時半頃
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/* 智花ちゃんに足蹴にされた!!! (はあはあ
(-28) 2016/07/23(Sat) 19時半頃
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[晶が躊躇う。苛立ちが声に出ている。 晶と慶一は、ここにくるまでほとんど接触もなかったはずだが、]
短い時間でよくも懐けたものよ。 [人というものは、本当に脆くて、優しい──]
(39) 2016/07/23(Sat) 19時半頃
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[と、肩に智花の足が乗った。 大胆な、懸命な気合いの籠った攻撃だ。
晶もなおも諦めることなく、鬼の面を庇う手を退けさせようとした。 果敢に挑み掛かる手。
計らずも、指示したとおりに二人の身体が鬼に触れていた。 これで、鬼を渡せる。
なんと甘美な衝動。**]
(40) 2016/07/23(Sat) 19時半頃
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[ぐい、と肩が後ろに押され、のけぞるような体勢になる。 仰のいた額に、智花が振りかぶった竹箒の柄が、稲妻のごとく落ちてきた。
それを振り払うことが叶わなかったのは、両手を晶と結んでいたからだ。 武器を捨てて伸びてきた晶の手に掴まれると同時に、相手の手首も握りこんでいた。 拘束されたまま、吼える。
メキ…
命中の後の湿ったいやな音は二人の耳にも届いたか。]
(42) 2016/07/23(Sat) 21時半頃
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ゴアアぁぁぁああ! [首筋を違えるのを厭わず大きく捻ったから、かろうじて眉間を砕かれるのは避けられた。 だが、左の角が折れている。 鬼を鬼たらしめる角が。
人に、それも女に、これほどの深傷を負わされるとは。]
(43) 2016/07/23(Sat) 21時半頃
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[絶叫しながら鬼は、このままでは済まさじとばかりに、晶の手首を握り込んだまま、柔道の巴投げの要領で晶を地面から引っこ抜くと同時に自分もまた後ろに転がって智花から間合いを取らんとした。 足元の土を蹴り上げて智花に対する目つぶしにする。
今、この瞬間にも、晶に鬼を渡すこともできた。
だが、 ここまでのことをしてくれた彼らには、それでは甘い。*]
(44) 2016/07/23(Sat) 21時半頃
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/* 櫻子さんも飴ありがとう!
(-30) 2016/07/23(Sat) 21時半頃
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/* >>43 Q. さっき、鬼の角は駄洒落だって言ってましたよね? A. 由来としてはそうだけど、鬼の面としての型が定まっている以上、わかりやすく角あっての鬼なのです。(ものは言いよう
(-31) 2016/07/23(Sat) 21時半頃
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/* とりあえず、智花ちゃんのこのアタックだけでご飯3杯いけるよね。
スチル画とかあったら、慶一の後頭部でちょうど智花ちゃんの×××が隠れる構図
(-32) 2016/07/23(Sat) 22時頃
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[晶が膝をついて身体を起こしたところで傍らに追いついて、その身を捕えるべく腕を伸ばす。 鬼の息は長い。
その面は泥に塗れ、左の角は折れて、眦からは涙のようにも見える鮮朱の傷が頬へと走っていた。
凶相である。]
(46) 2016/07/23(Sat) 22時頃
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/* >>45 予想外ですまんw
でも逃がす気はない (←
(-34) 2016/07/23(Sat) 22時頃
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[晶の素手での抵抗を嘲笑いはしない。 それは全身全霊をかけた徹底抗戦の証ゆえ。]
こちらも本気をもって返礼する。
[首筋を違えて傾いだ首、いくらか視界が制限されるが、 容赦なく関節技を極めて拘束するつりで摺り足に動いた。*]
(49) 2016/07/23(Sat) 22時半頃
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[死角の方向から、少年の拳が鬼の面を捉えた。
パキ…
軽い音のわりに、欠けたものは大きくて。 折れた角から眦まで、もってゆかれる。
寒い、暗い、辛い。 こんな状態で鬼を渡したら、どうなるか自分でもわからない──]
(51) 2016/07/23(Sat) 23時頃
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[先の戦いでは見ていることしかできなかった智花までが鬼に挑み、晶も最後まで向って来た。]
アレは良い仲間を持ったな。
[健闘を讃え、だが、決然と、捕えた晶の手首を背に捻り上げて自分の前に立たせ、智花に対する盾とする。 あるいは傾ぐ身体の支えですらあったかもしれない。
そうして、智花に問うた。]
この少年に、鬼を渡すがよいか?
[選ばせてやるとでも言いたげな口調であった。*]
(52) 2016/07/23(Sat) 23時頃
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[智花の答えを聞いて、鬼は今や苦痛の源となっている損なわれた面に手をかける。]
よろしい、では七尾晶に鬼を渡すことにしよう。
[定めであった。 その上で、報復であった。 わざわざ確認をとったのは、智花の答えを晶に聞かせたかったからだ。
渡すなというならば、自分が先に鬼になって帰りたかったのだろうと智花を責め、 渡していいというなら、晶に、おまえは見限られたのだと囁くべく。 どちらに転んでも意地悪な問い。
なのに、智花は微笑みを浮かべていた。
そればかりは──想定外だった。]
(55) 2016/07/23(Sat) 23時半頃
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残された時間をどう使うか、楽しみにしている。
[そう告げると、今度こそ鬼の面を渡すべく、鬼は晶をコートの内側に包み込んだ。*]
(56) 2016/07/23(Sat) 23時半頃
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/* これはいい熱血
少年少女、カッコイイ
(-37) 2016/07/23(Sat) 23時半頃
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/* 櫻子、ふたたび飴ありがとう。
さすがに今から360ptは使い切れないけどw
(-41) 2016/07/23(Sat) 23時半頃
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/* 好き放題にダメージ喰らっておいて、そのまま次の人に回す所業 (←
(-43) 2016/07/23(Sat) 23時半頃
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[下から吹き上げるような強い風が巻き起こり、 暗血色のインバネスが空に翻ったと見えた瞬間、
慶一の姿は失せていた。*]
(58) 2016/07/23(Sat) 23時半頃
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