150 堕天使達の淫哀歌〜ヴェルル女学院〜
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友情?
[きょとりとする。 シスカの笑顔を見て、それを明かしてくれたことには わたしへの優しさがあったように思った。]
そっか。新曲が楽しみです。
[続いた問いには頷く]
はい。
理由なく戻らない子ではないので。
……ピッパ・リヴィルを知りませんか?
(35) 2013/11/04(Mon) 21時頃
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[白像の頭に額を預けて目を閉じた]
無事なら良いんです。その内ひょっこり戻ってくれば。 何も知らされなかったのを拗ねているのはわたしの都合で、 勝手な事を言っているのは分かっているし。
(37) 2013/11/04(Mon) 21時頃
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寮母さんには騒ぎを大きくしない方が良いと言われました。
[理由はそれだけではないのだが。>>39]
そうか、夕方までは学校にいたのか……
[閉門時間を過ぎてからの外出は通常出来ない。 外出申請が出ていれば分からないが]
え? い、良いんでしょうか。
[ころ、と首を傾げた。主に仮装パーティの続きの部分で。 ……ちょっとそわぁとした]
[いや、そうじゃない、主目的はピッパの事だ。と思って、 (言い訳がましいのは否定しない。残念ながら) 石膏像の影から出て来た。 伸べられた手が温かい事は知っている。]
では、よろしくお願いします。
(41) 2013/11/04(Mon) 21時半頃
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あはっ
[思わず笑ってしまう。>>42 ついて歩きながら、そう言えば初対面の時は エスコートのような所作に気恥ずかしい思いをしたと]
え、そ、そうですか? 普段はちゃんと食べてるつもりなんですが。
[一人だとご飯食べる気がしないとか 変な所を見抜かないで欲しい。 いや、そこまで見抜いて言った訳ではないかも知れない]
美術部の子達は皆帰ってしまってたみたいですが、 洋裁部はどうでしょうね。
[昨日が忙しかったから今日は休みだったりするのか、 あるいは片付けに忙しいのか、 成功を祝して打ち上げでもしているのか。 幽霊部員にはふつうの部活風景が若干遠い。]
(44) 2013/11/04(Mon) 22時頃
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うっ。
[笑顔でごまかしたが、あんまり意味ない。>>46 洋裁部にお邪魔して室内を見回してみたが、 こちらは片付けも終わったようで何の変哲もない教室だ。 ピッパに「何かあった」ような痕跡もまた。]
……祭りの後、って感じですね。
(51) 2013/11/04(Mon) 22時半頃
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女の子。友達と一緒に来た、という事でしょうか。
[まあ、男の子の声がしたら問題だろう、大分。>>53]
シーツお化け……
[コミカルな映像が脳内に結ばれた。 覗き込んでみた箱は端切れのストックらしく、布地がもっさり]
寮に帰って来る子も仮装が多かったですね、昨日は。 お菓子配る量も去年より多かったような。 クッキーの在庫が足りるかヒヤヒヤしました。
[品切れしたら購買まで調達→その途中でトリックされる、 というルートが見えていたので。 配る前の時点で既に、盛大にトリックされていたのだが。 女の子を相手にあんな事を―― と思うと、 恥ずかしいやら後ろめたいやら、髪の奥で控え目に百面相]
(57) 2013/11/04(Mon) 23時頃
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……そうですね。ひとりでないなら、まだ安心かも。
[想像は、ついてしまっているのだ。>>60 確信が持てないだけ、あるいは確信を冗長にしたいだけ]
[「忘れ物」と書かれたルーズリーフが貼られた箱に、 見覚えのあるシャツが入っている気がしたが、 シンプルなだけに確証がないな、と思っている所に]
えっ? お姫様ってえー、
[シーツお化けと聞いていたから、魔女とか狼男とか、 ハロウィンらしいのを想像していたが、違うらしい。 寧ろ狼男そわぁとか思っていたのは内緒だ]
いや、えっと自分で着られ、……る……と思……
[畳んでシスカの手の中にある布地をぱっと見、 本当に着方が分かるものなのか、一瞬躊躇った。]
(62) 2013/11/04(Mon) 23時半頃
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[王子様の方が良かった気がする。>>64 と言うかハロウィン当日に来てたら洋裁部の子達が 王子様の方を着せようと躍起になっただろうがそこはそれ]
ひ、ぃえ、だだ大丈……
[首を竦めてぼっと赤面した。]
(66) 2013/11/05(Tue) 00時頃
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わ、分かってて言っていません?
[腕の中で硬直しつつ、言葉を返し。 一瞬、正体不明の違和感のようなものを覚える]
……。
でも、先輩も他の女の子とは違いますよね。
[口にして気付く。 あ、そうか、他の女の子と違う腕の強さだ。 力を掛けられている訳ではないが、昨日の―― って何を比べているんだわたしは!]
(69) 2013/11/05(Tue) 00時頃
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[認められてしまった。 返す言葉もない。]
香辛料……あぁ、そうかも。 異国の香り。
[何となくマサーラー・チャイのようなイメージ。]
……脱がされるのは、ちょっと。恥ずかしいです。
[不覚にも人恋しいらしい自覚をしてしまったので、 放してほしくない気持ちも一瞬過ったが、 それを容易に言い出せる性格ではない]
[と言う訳で準備室の方をちらりと見遣るのだが、 ここでわざわざ部屋を替えるというのも意識し過ぎか。 相手は女の人だ。 ――環境的に、その一言では安心できない学院ではあるが、 自分が意識してしまう事は相手も意識してしまう。]
(72) 2013/11/05(Tue) 00時半頃
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!?
[何がそうなんだ。>>73]
……わ、分かってやって……
[ないかも知れない。今回は。 髪にキスされて着替える前からお姫様扱いってどういう事だ、 いや、この人の場合これがデフォルトっぽい。]
ええと、じゃあ、……着替えます、けど。
[もそもそして腕の中から脱出した。 腰まである髪が放されたかどうかは知らない。 ブレザーのボタンを外して袖を抜いた所で、 やっぱちょっと後ろ向いた。]
(74) 2013/11/05(Tue) 01時頃
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[ネクタイ外してシャツのボタンを外し始めてから、 あ、しまった、という顔をした]
[――別に占いを信じた訳じゃないと言いたいと言うか、 そもそも日付は変わっているから関係ないのだと言うか、 普段はブレザーの胸ポケットに仕舞ってあるだけの 水晶玉のペンダントを、今日は首にかけていた。 厳密には校則違反なので、フランに咎められない事を祈る]
……そう言えば先輩は。
[やけに甲斐甲斐しく着替えを手伝うフランに向けて、 初めは間を持たせようと思って声を掛けた。 人前で自分だけ自主的に服を脱いでいる事実を、 沈黙が続くと、とてつもなく意識してしまう。 単なる着替えなのに羞恥心が過膨張で破裂しそうだ]
卒業したらもっと上の、美術の学校とかに進学するんですか?
(76) 2013/11/05(Tue) 04時半頃
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[絵をコンクールに出すというくらいだから、それ位に 上手いのではないか、と安易に思ってしまったのもある]
[広げられた服のデザインに、ふおあ、と声が漏れた。 着付けの手伝いの存在によって、作業が止まる事はない]
……あぁ、先輩個人の希望とか、経済面の事とか、 何も考えずに言っているから、 もしその、失礼にあたるようならすみません。
そもそも美術に関しては酷い素人なので。
[全体の色は淡い紫。 透けるほど薄い、肘くらいまで長さのあるベールで 頭と顔半分を覆ってしまうため、 首から上で出ているのは目だけという状態だ]
でも、何と言えば良いかな……
(77) 2013/11/05(Tue) 04時半頃
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[上着はいわゆるベアトップで襟や肩回りがないのだが、 胸の下で切り替えがあって下がベールと同じ生地だ。 つまりウエストがひらひらしてしかも透ける。 細いショールのような飾り布を背中側から回して、 左右の手首に嵌めた真鍮色の腕輪を繋いでいた]
先輩はそれを、絵を描き続ける事を 望んでも良いんじゃないかって
[腰には短いパレオ。 脚はゆったりしたズボンなのだが、布地が柔らかいせいか 下にするんと落ちるような形で、足首で絞ってある。 透けない方の生地に透ける方の生地が重ねてあって、 動くと微妙な陰影が生まれるのだが、 ――動いて気付いてしまったのだが、少なくとも下の生地は 両サイドの腿とふくらはぎにスリット入ってる。 上の透ける生地もスリットがあるのかは、 ちょっと動いただけでは不明だった]
あの女の子を見て思ったんだ。
(78) 2013/11/05(Tue) 04時半頃
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……失礼。思ったんです。
[敬語に訂正した。]
コンクールはダメだったのかも知れませんが、 わたしはあの子が好きですよ。
(79) 2013/11/05(Tue) 04時半頃
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[完成したので、せめてもと腹部に腕を置いて隠しつつ、 背中を振り返って確認したりしてみた。 ところどころに涙型の飾りが付いているので、 胸元の丸い水晶玉だけ、ちょっと浮いているだろうか]
[手が込んだ衣装だが、売れ残ってしまった理由は確実に]
……
くしゅッ
[季節感だろう。**]
(80) 2013/11/05(Tue) 04時半頃
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獣を映し出す? ……水晶占いのようなものかな。
[小さな水晶玉を指先でつまんで覗き込む。>>84 校則は形骸化してしまっているが、一応だ]
[進路に関する返答は、そうでしたか、と頷いて]
そうですよね。留学することも大変でしょうし、 その上進学もとなったら、もっと事情がありますよね……
[普段は意識しないが、生徒達はいずれ卒業する。 わたしにとってはある意味、それは脱出と呼べるのだが 友達とは進路も違うだろうし、離別を思うと寂しい]
(90) 2013/11/05(Tue) 19時頃
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……ま、回るって、こんな?
[その場でくるりとしてみる。照れ混じりで軸がぶれた。 ベールが風を孕んでそよぐ]
携帯はわたしも持っていないですね…… え? はい、分かりました。
[腕を擦り首を傾げると、彼女は見る間に絵を描き始めた。 食い入って見入る内、やたら詩的な褒め言葉を聞いて、 ベールの下にふにゃふにゃしたはにかみ顔を隠した]
……そんなきれいなものじゃないですけどね。
[お姫様なら他の女の子達のように、 もう少し可愛らしい方が似合うと思う]
(91) 2013/11/05(Tue) 19時頃
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[宣言通りの5分で仕上げられた素描に感嘆が零れる。 これほどに情熱を傾けるもののある人に、 得難い道が途切れる日が来てしまうのだとしたら]
[橋よ架かれと思う。わたしが許されたように]
[チョコレート色の頬に、そと両手を添えて、 座る黒髪の頭に己の額を載せて、目を閉じる]
[顔を離すと少年とも少女ともつかない、 曖昧な神秘を含んだ涼やかさで笑んだ]
――……「続きはまた明日」、ですね。
(92) 2013/11/05(Tue) 19時頃
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[千夜一夜に擬えて呟いてから、きょとり。 あれ、それは約束が具体的すぎやしないか、 寧ろその手前の濃密な時間を肯定したみたいで そっちの方がまずいんじゃないかと言う発想に至り]
あの、今のは……
[自己否定しようとしたら丁度良く絵が差し出された]
良いんですか? わあ。わー…… ありがとうございます。
[見るからに嬉しそうな顔で絵を見つめた直後、 顔を上げて目を瞬いた]
え、勝手に着て帰って平気なんですか。
[洗って返すべき? これ寮の洗濯機で洗えるのかな]
(93) 2013/11/05(Tue) 19時頃
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[アラビアンナイトの上からブレザーと言うのも 実に珍奇な格好であったのだが、時間が遅かったゆえに、 幸いにも、校内に残る生徒と鉢合わせる事はなく]
[まぁ、そもそもわたしがそういうのダメなのは 初対面で話しているから分かるよなあ、と さらりと一人合点したのだった]
それじゃあ。お休みなさい。*
(94) 2013/11/05(Tue) 19時頃
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― 別れ際 ―
[そう言えば今年はチアキにお菓子をあげてない。 偶然あったシナモンロールは分けて食べたが、 あれはノーカウントだろうと一人納得しながら、 何故か部屋まで送られた。心配されてるのか]
え、あぁいや、別に明日でなくても良いんですよ、全然。
はい?
[手を振って意を示すも、通じたのかどうか。 呼ばれて返事をするのは反射的だったが、 腕の力に硬直し、予感がしたから目を閉じた。 半ば顔をしかめるような不恰好なそれであったけれど、 何がしたかったのか分からない手が相手の上着の裾を掴み]
(111) 2013/11/05(Tue) 22時半頃
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――お休みなさ、
[挨拶に開いた唇を、濡れてる、と感触を覚えたために、 言い切る事も出来ずに赤面した]
[髪の奥で見開いた目にアメシストが細まるのが映って、 背の高い後姿が廊下の奥に消えるまで棒立ちで、その後]
……ぅぅぁ。
[ばったりとその場に蹲る姿があったとか]
[とにかく、平常心と日常生活を取り戻さなければ、 と心に誓ったりする夜である]
(112) 2013/11/05(Tue) 22時半頃
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ヨーランダは、頭を冷やしたい気持ちでいっぱい。
2013/11/05(Tue) 22時半頃
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― 屋上へ ―
[チアキのルームメイトがフランシスカな訳で、 今訪ねると確定で顔を合わせる事になる。 先にお風呂にしよう]
[しかし今お風呂に入るとのぼせる気がする。 ちょっと頭を冷やしてからにしようと、 寮内を軽く散歩しながら行く事にした。 掲示板に、風邪の流行に注意を促す貼り紙がある]
(ピッパは元気かな)
(114) 2013/11/05(Tue) 22時半頃
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/* ……アレ? おかしいなフラグの位置が */
(-39) 2013/11/05(Tue) 23時頃
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― 翌、本日 ―
……頭がぼーっとするような、そうでもないような。
[昨日薄着で歩き回って、風呂前に屋上にまで。 そのせい――いや、風邪などひいていない、と思う。]
[でも授業は割と散々な様相だった。 今日は部屋でおとなしくしていないとダメか……]
(120) 2013/11/05(Tue) 23時頃
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[もふもふ。ころころ。]
…………ダメだ暇だ、おやつでも作るか。
[ガッと起き上がった。 一人なら余りすぎるが差し入れに配れば良い。]
(121) 2013/11/05(Tue) 23時半頃
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/* なんか死ぬような死なないような気がするので イメージソングは決めてきた(候補2つあった) */
(-44) 2013/11/06(Wed) 00時頃
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― 共同キッチン ―
[寮内で自炊をする生徒達に用意されたスペースに、 慣れた手つきで生地を混ぜる姿があった。 放課後すぐの、部活に行っている子が多い時間帯は ほとんど無人なので、自分も悪目立ちしないで済む]
[その内、ほの甘い香りが漂い始める。]
[ルームメイトの様子を知るなら、彼女に頼るのが一番早い。 これは推測の範疇だけれど、強ち間違っていないだろう。 ただ、噂のパターンと、得られた情報。 自分が行く事を彼女は望むだろうか。分からない。]
[だとして。――だとして]
[この手の内の鍵を、その扉に差さずに居られるか**]
(126) 2013/11/06(Wed) 00時頃
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/* チアキ→フラン←よーら
これでフランがどっち選ぶんだって話だと思ってた (まがお)
と言うかなんだこの状況、まるで獄2の……って わたしまたヨーランダじゃねえかあああああ */
(-45) 2013/11/06(Wed) 00時頃
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