94 眠る村
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うそだろおおおおおおおおお
orz
(-1) 2012/06/17(Sun) 23時半頃
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[ちいさな女の子。 最後に豹変した彼女のどこまでが嘘だったのかは分からない。 ただ、撫でてくれた手の優しさは、嘘だったとは思いたくない。]
ハナ……
[殺意が、小さな身体を灼く。 「殺した」明確な自覚に、眩暈がした。]
(5) 2012/06/17(Sun) 23時半頃
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シメオン、ハナ、は…… ――っと!
[人狼だったのか、それとも。 問いは途中で切れる。 幼馴染の細い体躯が後ろに傾いだからだった。 かろうじて受け止めたが、然程体格に差がある訳でもなく、抱き上げる事も出来ない。]
……っしょーがねぇなぁ。 明日起きたらぜってぇ文句言ってやる。
[仕方なく脇に両手を入れ、引きずって移動する。 嘘つきだらけの今、誰の手も借りたくない。 「おやすみ」と、挨拶だけを残して客室に引き上げた。]
(6) 2012/06/18(Mon) 00時頃
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―客室―
トリ、ただいまー。
「フィル!フィル!」
[扉を開けると、鳥の声が出迎えた。 包帯に巻かれたままなので、羽ばたく事は出来ないが、声を出すまでには回復しているようでホッとした。]
(10) 2012/06/18(Mon) 00時頃
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よ……… 、っと、
[引きずってきたシメオンの身体を何とか持ち上げて寝台に転がす。]
「フィル!シメオン!」 「エッチ!エッチ!」
ばか続けて言うな! シメオンに聞かれたらシメられんぞー ……オレが。
[鳥の言葉にクスクス笑っている内に、いつもの睡魔が襲ってきて、そのまま床に座り込んだ。 手はまた、無意識に最も信頼する存在を求め、その手を握る。 それを見た鳥が再び「エッチ!エッチ!」というのは、フィリップの耳には届かなかった。**]
(11) 2012/06/18(Mon) 00時頃
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うええええ?
ハナ人狼じゃねぇの??<昨日
クラリスーケヴィン+ジジィ 真占オッサン??????
っつか一番大事な人喰われて淡い恋の相手が人狼で明日のオレの狂い度がぱねぇ予感しかしないwwwwwwwww
(-11) 2012/06/18(Mon) 00時頃
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[―――――――――夢を、見ていた。]
(30) 2012/06/18(Mon) 08時半頃
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「まてよ!おいてくなよ!しめおんー!」
[いつから一緒だったのか、もう覚えてはいない。 気づいたら隣にいて、一緒に時を重ねた。
シメオンは聡く、フィリップは鈍かった。 怖がりで泣き虫のフィリップにとって、堂々と大人にも立ち向かえるシメオンはヒーローだった。 シメオンと手を繋いでいれば、何でも出来るような気がした。]
(31) 2012/06/18(Mon) 08時半頃
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[シメオンの両親がいなくなって、彼は学者の家に引き取られる事になった。 同じ頃、フィリップの父親が酒に溺れ息子を殴るようになった。 「家」の地位によるすれ違いは決定的かと思われたが、シメオンはフィリップを見捨てなかった。 相変わらず情けないフィリップの姿を横で大笑いしてくれて、惨めな気持ちを吹き飛ばしてくれた。]
(32) 2012/06/18(Mon) 08時半頃
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[父親がとうとう家から出なくなり、フィリップは酒を買いに走らされる羽目になった。 酷く殴られて目に青あざが出来たまま酒場兼宿屋に行った日、一人の年上の女の子に出逢った。 案じる言葉と共に伸ばされた手はこれまで見た誰の手よりもうつくしかった。
「チチはローズ程じゃねぇけど、おねーさん可愛いな!」
ドキドキを隠すように言った言葉は祖父の使いで丁度やってきていたローズマリーの耳に入り、しっかりと叱られた。
後日、それを知ったシメオンは相当悔しがった。 フィリップの態度から目当てが酒場の女の子――クラリッサだと知ると、事あるごとに揶揄うようになった。 揶揄われると、「そうなのかな」という思い込みが働いて、思春期特有の異性への興味も加速装置となり、どんどん意識するようになった。]
(33) 2012/06/18(Mon) 08時半頃
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[此方を案じる控え目な瞳。 見ない振りをするでもなく、揶揄するでもなく、ただ「心配」してくれた。 手当てはいつだって一定に優しかった。 何度通っても、彼女は「くん」付を崩さず、距離はちっとも縮まらないように見えた。 それでも良かった。 「女の子にドキドキする」、そういう「普通の経験」が、普通じゃない環境で生まれ育ったフィリップにとっては、とても貴重だったのだ。
妄想の上では、告白をした。 キスをして、抱き締めて、それ以上の事もたまに、いや結構、妄想した。 自分で自分が恥ずかしくて、「うは、エッチだ、オレ……」と零す、その「エッチ」という響きを気に入ったのか、いつしか鳥が真似をするようになった。]
(34) 2012/06/18(Mon) 08時半頃
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[酒ばかり飲む父親の身体がもう長くは持たないとは気づいていた。 「終わった」ら、この村を出よう。 酒の匂いのないところへ。 暴力の呪縛のないところへ。
シメオンはなんだかんだ言ってセンセーが大好きだから、きっと別の街に一緒に行く事はできないけれど。 今度は、「逃げた先の森」で会うんじゃなく、「遊びに来る場所」を作るんだ。]
――――……なぁ、シメオン。ずっと、一緒だよな。
(35) 2012/06/18(Mon) 08時半頃
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―翌朝―
[血臭が鼻をついて咳き込んだ。 隣の寝台で、鳥が異常に啼き声を上げている。]
ん………
――シメオン?
(36) 2012/06/18(Mon) 08時半頃
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[目を開けた先が、赤い。 握ったままの右手、触れているシーツが、濡れている。]
う、 そだ ろ、
[心臓が耳から飛び出してしまいそうな位煩い。 怖い。 確かめたくない。 でも―――――――――]
シメオン、
[呼んで、見上げた先。 その顔が、紙のように、白い。]
(37) 2012/06/18(Mon) 08時半頃
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シメオン、おい、
[右手は握ったまま、左手で頬を叩く。 昨日のように揺すぶらないのは、 ……壊れてしまうと、本能が悟っていたから。]
おい、起きろよ、冗談だろ……?
[キスが高いと言った>>187その唇が、渇いて色を失っている。]
オレを騙して嗤おうってんだろ? もう十分驚いたよ、もういいって。
[視線を動かした先、刺青があった腹部が、ごっそり 『ない』。]
(38) 2012/06/18(Mon) 08時半頃
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なぁ…… なんで起きねぇんだよ……
[握った手はまだ温かくて。 現実を受け入れられない。]
起きろよ……っ
[視界がぐちゃぐちゃに歪んだ。 頬も鼻の下も熱い。]
オレ、今、最高に無様だぜ? 16、にもなって、男が、こんな……っ、 ぼろぼろ、泣いて、さ……っ
[案じた鳥が背後で「シメオン!シメオン!」と叫ぶ。]
見てる、 んじゃ、なかっ……、 たのかよ、 ずっと、ずうっと、オレが、この先も、失敗して、怪我して、フラれて、 ……って、 全部、見てるって、 言った、ろぉ……ッ!!
(39) 2012/06/18(Mon) 08時半頃
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ば か、 やろ、
おい… て、 くなよ…………ッッ!!
[絞り出すように低く。 やりきれない思いは、大声で叫びたい衝動を生んだけれど、誰にも邪魔をされたくなかった。
握った手が、もう硬直して堅い。 その事に気づいてまた涙が溢れた。]
(40) 2012/06/18(Mon) 08時半頃
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――ああ世界が、終わってしまった。
(41) 2012/06/18(Mon) 08時半頃
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読み返すとかなり文章が支離滅裂で直したいorz
眠いのと時間がないのとで推敲出来なかったからな……
「悔しがった」の前に「その場にいたかったと」を入れないと繋がりが謎。
前発言で温かかった手が次で死後硬直とかおかしい。
うああああorz
(-31) 2012/06/18(Mon) 16時半頃
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フィリップはムテキチのおばかさ+メーコブの情けなさって感じの性格だな……。
驚くべきへたれ。
(-32) 2012/06/18(Mon) 17時頃
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フィリップは、ブローリンの言葉>>60が起動装置となり、意識が戻る。
2012/06/18(Mon) 21時半頃
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―――――クラリスが、人狼……、
[腫れた目元、薄くしか開かない瞳の奥に、光が宿る。 世界は、終わってなどいない。 護れなかった自分を恨んで現実逃避している場合ではない。]
……このまま全部投げてたら、オレが死んであの世で会った時絶交されそうだもんな。
[漸く手を離す。 長い時間握っていた所為で、右手は痺れていた。 血に濡れたシャツはそのままに、鳥を抱き上げて部屋を出ていく。
「行って来い」 そう、言われた気がして、唇が緩んだ。]
(68) 2012/06/18(Mon) 21時半頃
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ケヴィンのえろぐの色気ぱない。 文才が羨ましい。
>>66最後とか震える位いい比喩だ。
(-42) 2012/06/18(Mon) 21時半頃
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――……クラリスが人狼に乗り移られてるんだったら。 オレは、クラリスを、救いたい。
[丁度食堂に入った所で聞こえたしずかな声>>69。 答えるブローリンの声が低い。
今まで緊張して、怪我をしないと近づけなかった彼女の近く、顔が見える場所に腰掛けた。]
(74) 2012/06/18(Mon) 22時頃
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フィリップは、鳥の包帯を取る。鳥は、弱く羽ばたいて、赤く染まった肩に止まった。
2012/06/18(Mon) 22時頃
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[ブローリンに頷く。]
この――クラリスの中が、全部クラリスじゃないなら。 「消えろ」って、「願えば」いいんだろ?
[言葉を変えただけで、矢を向けるのは同じだけれど。 「呪う」という言葉を、思いを、使いたくなかった。]
(81) 2012/06/18(Mon) 22時頃
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フィリップは、クラリッサに話の続きを促した。
2012/06/18(Mon) 22時頃
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[フィリップは、ブローリンが人間だと言ったハナを呪ったけれど、ブローリン自身の事は信じていた。 嘘はついていないと、言ってくれたから。
だから、目の前にいる彼女は、きっともう100%のクラリスではないのだろう。
儚げな微笑を目にすると、胸が締め付けられるように切なくなるけれど。 涙に濡れた彼女の瞳をじっと見つめた。 正面から見る彼女は、やはり綺麗だと思った。]
(85) 2012/06/18(Mon) 22時頃
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……違うよ、落ち着けよオッサン。
[クラリスから目は逸らさないまま。 急に大人びた風貌で小さく首を振る。]
人狼だけ、なんて出来る訳ねぇだろ。 人間だって消えたじゃねぇか。
[彼女が人狼だと、信じた時に心は決まった。]
――クラリスごと、消えるよ。 オレは、それを……願う、んだ。
(88) 2012/06/18(Mon) 22時半頃
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フィリップは、ローズマリーの「大切な人」に顔を歪ませた。
2012/06/18(Mon) 22時半頃
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[ブローリンの反応>>90。 彼は、「クラリス」に会えたのか。 力のない自分には分からない。 けれど――根拠なく、それが彼女の本心だろう、と思った。 否定的な言葉遣いで良心を揺さぶろうとする>>92彼女自身の口から出た言葉よりも、それは「彼女らしい」と思えたのだ。]
(98) 2012/06/18(Mon) 23時頃
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[一瞬も彼女から目を離さなかったから。 小さな空気の振動が、近くにいたフィリップにも伝わった。]
――やっぱり、クラリスは、苦しいんじゃないか。
(103) 2012/06/18(Mon) 23時頃
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「願う」よ。
[上書きする>>92。]
好きだから。 金もない村中に嫌われてるアル中の息子のオレにも文句も言わずに毎回手当てしてくれた、クラリスの事、ずっとずっと好きだった。
[ケヴィンとローズマリーの間にあるような強固な愛情ではなくても、恋と呼べる程成熟した想いではなくても、彼女が特別な女性である事は変わりない。]
これ以上、苦しんで欲しくない……。
(107) 2012/06/18(Mon) 23時頃
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シ、メオン、を……
[彼女が人狼だという事は、そういう事なのに。 語られたあまりに残酷な事実に思わず掴みかかりそうになる。]
なん、 っで! なんでだよおおおおおおおおおおおおおおっっ!!!!
(111) 2012/06/18(Mon) 23時半頃
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フィリップは、絶叫は涙声。喉が焼けるように熱い。
2012/06/18(Mon) 23時半頃
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[伸ばされた手>>112が、肩を掴む。 それ以上、進む事能わず、歯軋りする。]
なんで、シメオンなんだよ。 なんで、なんで……っ!!
[「オレも連れて行け」と、続く願いは口に出来ない>>109]
(115) 2012/06/18(Mon) 23時半頃
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フィリップは、クラリッサの唇の動き>>113に、また呻きを零す。
2012/06/18(Mon) 23時半頃
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