26 Fairy Tales Ep.4
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人
狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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嗚呼、聞こえる。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2010/08/03(Tue) 13時頃
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〔青い小さなリボンが風になびく、小さな墓に花をそなえる。 以前、掘り返された跡があったと聞かされてはいたけれど、それでもここに来ればまた会えるような気がしていたから。 カルのお兄ちゃんや、ゾーイちゃんや、ポーちゃんに。〕
(@0) 2010/08/03(Tue) 13時頃
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〔 「ともだち」を追いかけ、エルピス村を出ていったポーちゃんを見送ったあの日から、どれくらいの年月が流れただろうか。 あのときの私はまだ幼すぎて、彼女の小さな両肩に乗っていた運命の大きさも、その小さな足で歩く道の苦しさも知らないままだった〕
(@1) 2010/08/03(Tue) 13時頃
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〔 年を重ね、大人になった私は、魔女だという人物から一冊の本を手渡された。 酷く分厚くて、煉瓦色の表紙の子供向け図鑑サイズのその本は、見た目よりもずっしりと重いと感じた。
私は書斎に本を持ち帰り、早速読み始めた。 物語は、様々な地方の町や村で起きた事件や騒動をオムニバス形式で描く見聞録のようだった。 そして私は、この本をくれた人に思い当たった。〕
(@2) 2010/08/03(Tue) 13時頃
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〔 不思議な古い品物を持って、時々村にやってきた人。遠い国の不思議な物語を聞かせてくれた人。
……私を人狼と告発し、大人たちに殺させようとした男。 ともだちを連れ去っていった男。
私は彼と約束をした。いつか、彼の持っている黒い本がいらなくなったら写本を譲ってくれると。 そして私は、その本を読みながら、きっとおじさんと一緒に旅をした気分になれると喜んだことも思い出した。 〕
(@3) 2010/08/03(Tue) 13時頃
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〔 ……あのとき、酷い言葉を投げつけた。酷い仕打ちをした。それでも、約束を覚えていてくれたのだろうか。 あのちっぽけで世間知らずの子どもの約束を覚えていてくれたのだろうか。 〕
(@4) 2010/08/03(Tue) 13時頃
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〔 中でも私が興味を持ったのは、人狼に殺された領主の、三人の子供たちの物語だった。幼くして両親をなくした子供たちは、それぞれ親戚に引き取られて故郷を離れ、10年後、引き取られた村に現れた人狼と戦うのだ。 物語は四部作になっていて、第一部は兄ルーカスの物語、第二部は姉グロリアの物語だった。〕
(@5) 2010/08/03(Tue) 13時頃
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〔 第三部は末娘ポーチュラカの物語。 私たちの物語だ。 あの時ことも、見聞録としてこの本に記載されていた。 ポーちゃん、ゾーイちゃん、カルヴィンお兄ちゃん、トニーくん、クリスのおじさん、サイモンさん、お父さん、お母さん、おじさん、おばさん……。 驚いたのは、本に描かれる物語が、まさにエルピス村で私が体験したあの事件そのままで、情景も台詞も、まるでその場にいてその場で書き取ったかのように正確に全て記されていたことだ。どんなに詳しく思い出したとしても、普通の人ならこんなに正確に詳細に記すことはできないだろう。 これが、彼の「魔術」だったのだろうか? 私は本を読みながら、まざまざとあのときの事件を思い出し、あのときの感情が甦った。〕
(@6) 2010/08/03(Tue) 13時頃
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〔そう、ここに書かれているのは、全て本当の事件だ。 他の人がおとぎ話や妄想だと笑おうとも。
人狼は本当に存在している。ライカン症候群という魔法の病にかかり、異形の姿に変身して人間を襲う凶暴な『人間』。 私はそうして囚われた友達を知っている。その友達をおいかけた友達を知っている。〕
(@7) 2010/08/03(Tue) 13時頃
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〔 私はこれから、最後の物語を読もうとしている。育った村で人狼と戦い、そしてまた生まれた故郷へ戻ってきた三人の兄妹の物語。 子供達の故郷の村、オルグイユで繰り広げられるこの物語の最後にどんな結末が待っているのだろうか。〕
(@8) 2010/08/03(Tue) 13時頃
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―物語を続けよう。 連なる四つのうちの最後の物語
.
(@9) 2010/08/03(Tue) 13時頃
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/* 企画人お礼 最後の最後まで ご迷惑かけそうな感じがひしひしと ひしひしと。。 すいません ごめんなさい。 とくにあおいひつじさんにはご負担をかけた注文をいろいろとしてしまって本当にすいません。
そして、ここまでおつきあいいただいた関係者の方々に。 無事第四部まで進行しまた、開始できたことに感謝します。
有り難うございます。
fantasy:はるりん
(-0) 2010/08/03(Tue) 13時頃
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童話作家 ネルがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(童話作家 ネルは村を出ました)
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〔ごとごとと荷馬車に揺られながら、通り過ぎていく景色を眺めた。ここを出ていった10年前のことを思い出しながら〕
……もうすぐ着くね?
〔隣に座っているオスカーに微笑みかけた。 立ち寄った村で声をかけてもらったのが嬉しくて、つい昔の思い出を語り合っていたのだが、その話が途切れた所だった。〕
〔荷馬車が向かう先を見れば、オルグイユ村が少しずつ近くなっている。 家が集まる村の中心に、少し他の家より高いグリーンの屋根が見える。 あれが自分がうまれ育った家〕
……ただいま。
〔小さな声で呟いて、抱えていた、紅茶の染みのついた本を*握りしめた*〕
(1) 2010/08/03(Tue) 13時頃
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良家の娘 グロリアがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(良家の娘 グロリアは村を出ました)
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はふ。 …ま、たった十年ぽっちじゃこんなものなの。なのなの。
[上等な馬車から村の入口へと降り立ち、大きな旅行鞄を置いておおあくび。]
わかってますの。 契約はきっちり果たしますなの。ご心配なく、なの。
[がたり、と旅行鞄が揺れた事に気付いた者がいたのかどうか。 もし気付いても、風のせいだと解釈するかもしれない。]
(2) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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さーってとぉ。 宿屋どこかしら、かしら。
[ひょこりひょこりと、重そうに旅行鞄を抱え。 宿屋を探すべく彷徨い歩く。**]
(3) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 14時頃
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読む人がいなければ、『物語』はただのゴミなの、なの。
[くすくすくす。**]
(4) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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― 回想/地を駆けた夜明け ―
ハッ、ハッ、ハッ…ゼッ
[命の危険に晒されているかの如き切羽詰った様子。 地を蹴る足は既に感覚が薄く膝は笑うばかり。 立ち止まれば再び駆け出せない事は容易く想像がつき、 ただがむしゃらに身が軋む程に駆け続けた。
―――待っていた…
早朝のリーベン村を乱し踏み込む荒い息遣い。 白み始めた空の下に晒される討ち砕かれた石像は、 言葉なくも全てを雄弁に語るよう。 呆然と見詰める瞳は揺れて折れ崩れ地に膝をつく]
…ッ
―――…なサ…ッ
(5) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
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…グルジエフ
[像の破片が握る掌に食い込みぷつりと膚を裂く]
[ ぽたり ]
[零れ落ちる泪と混じるあかが結ぶ小さな魔法陣]
彼に大地の加護を―――…
(-1) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
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ッ…
[整わぬ息を噛み殺して破片を握る拳に血が滲み、 地に降り注ぐ想いの欠片は石像の破片をも濡らした]
[ ―――こと… ]
[ ぽたり ]
[積み上げていく討ち砕かれた像の面立ちを知らずも、 散らばる小さな破片をなぞる手指は其れを想う]
[悲壮にすら映る面を積み上げど頬には皹割れの名残。 掌が頬を包み撫ぜ遣る手つきは泪を拭うに似る。
人の起き出す頃には傷跡は残れど砕かれる前の石像の姿。 あとには名もなきしろい花を咲かす小さな緑の芽吹き]
(6) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
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― 回想/→魔女の住まう森 ―
[人々の生活音が響き始める頃には石像から離れ、 踏みしめる明け方の森は朝露に湿り柔らか]
―――ひッ…
[鳥の群れの中の黒い一羽が呉れた視線に息をのむと、 羽を休める鳥達は見知らぬ気配にか飛び立った。
恐々と進む森で出逢った幼い少女の姿をした魔女。 語られど埋まらぬ時の狭間に想いを垣間見るひと時]
其の子は自分で道を拓くんだと想います 貴女が―――どんな姿でいても
[肩越しに振り返る眼差しが触れず撫ぜ遣ったのは、 添わず沿う魔女の姿が*少女だからでなく*]
(7) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
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― 回想/→エルピス村墓地 ―
…土に還してあげないんですか?
[男が動くと奥に青いリボンの揺らめき。 髪留めで留められた男の長い髪も風に流れる。
長い髪に隠れぬ面持ちを見詰めども、 掛ける声音は男の行動を咎めはせぬ響き]
確かめに来たんです でも―――…
遅かった…みたいですね
[言葉の通り確かめに立ち寄った土地で出逢った男。 笑まぬ口唇は『何が』遅かったのかを語らない。
膝を折り男の腕の中へ一輪の名も無きしろい花を供える。 ムア・ガルドの焔に焼かれれば灰と化す儚ない花]
(8) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
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…10年前、僕の両親は死にました
[男と墓に眠る者の関係を知る訳ではないが、 聴かせるともなくほつりと零す家族の事。
同時に彼の髪留めに感じた事へ、 束の間は留めた視線だけの迂遠な指摘]
赦しは請いません 如何か―――恨んで下さい
[留められた髪のひと房を縋らぬ手指が梳き絡めても、 滑らせる長い髪を白い花の香る掌は弄ばない。
男の髪留めには触れずに梳き伝える想い。 触を覚える態で離れた手指を控え目に摺り合わせた]
(9) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
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…時が―――…
[想い擁き各地よりオルグイユ村へ動き始める者達。 行く末は見えずもただ己の在るべき処を想い、 同時に声を掛けた男の想いの向かう先をも想う間。
傍らの男に向ける視線は刹那だけ彼の其れと絡む。 男の瞳に燃え盛る焔の苛烈さだけでない温度を感じ、 別れを告げる眼差しは同行を拒むいろを乗せた]
[ ぽたり ]
[手探りに引き寄せた石を握り締めれば裂ける膚。 落ちる雫は膝をつく地にあかい魔法陣を描き、 男へと一礼し深く頭を垂れた姿は*在るべき処へ帰還する*]
(10) 2010/08/03(Tue) 15時頃
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― 回想/戻り来るオルグイユ村 ―
こんにちは 君の名前を当ててみせようか
[森で出逢った魔女と同じ容姿の少女。 金の髪に結ばれた赤いリボンが風に揺れる]
え?! ゾーイじゃないの?!
[自信満々に紡いだ名は容れられず、 別の名前を名乗られて驚きに幾度か瞬いた瞳。
立ち去ろうとする少女の小走りに追いかけ、 並び歩き始めると顔を覗き込んだ]
…待って アルファルド 僕はソフィア
(11) 2010/08/03(Tue) 15時頃
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君を想う人を知ってるよ ノックは三回 何時か逢いにいってご覧
[リーベン村で出逢った魔女の事を詳しくは語らない。 同じ顔をした少女の手を引き招くは広場の近く、 村人の多くが半ば薬局として訪れる小さな雑貨屋]
ラッカちゃん? どんな人だろう…逢えるといいね
リボンよく似合ってるよ
―――アルファルド…
[整える筈の髪を梳く手つきは愛しむ如く柔らか。 解けかけたリボンを結びなおして少女の顔を覗きこむ。 拗ねめく物言いに途方に暮れるも*たのしげで*]
(12) 2010/08/03(Tue) 15時頃
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― 現在/オルグイユ村・雑貨屋 ―
[薄暗い室内、視界を塞ぐほどに高く高く重なる箱の震え。 動く度に揺らめく箱たちを抱え慎重に足を運ぶ。
―――カラ ン…
客の押す扉にぶら下がる小さな店構えには大き過ぎる鈴。 来客の音に足を留めそろりと入り口へ顔を向ける]
いらっしゃいま わっ、ととっ…
――― あ …
[抱える箱の雪崩れ声にも成らない間の抜けた音。 派手な音と共に舞い散らばる品々は一見すると用途不明]
あーっ!!!
(13) 2010/08/03(Tue) 15時頃
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店番 ソフィアは、床へと落下してゆく品物のひとつに飛びついた。
2010/08/03(Tue) 15時頃
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ってて
[前のめりに床に伏し呻くも手の中を見て安堵の溜息。 握られているのは所々気泡の浮く簡素な硝子瓶]
はっふ よかったぁ
[床に這う身体の周囲には不思議な輝きを放つ石から、 古ぼけた指輪や羅針盤から妙な干物、散乱する様々な品々]
あっ! いらっしゃいませ! オルグイユ魔法商店へようこそ お探し物でしょうか?
旅のお供に盗賊避けの呪いでしたら此方の指輪がお勧めです 一寸お財布事情がと仰られるのでしたら 靴にまくだけで一日安心な呪い粉の量り売りもしてます
[客を想い出し慌てて立ち上がると一気に捲し立てて、 気まずそうに頭をかきわたわたと散らばる品を片付け始める]
(14) 2010/08/03(Tue) 15時頃
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店番 ソフィアは、気泡浮く簡素な硝子瓶は陳列せずポケットに仕舞った。
2010/08/03(Tue) 15時頃
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― 回想/束の間の邂逅 ―
『ンで?幾らまけて呉れンだァ?』
[白い外套を目深に被る行商人の口許にギラと覗く八重歯。 怯えるソフィアを横目に行商人の傍ら胡散臭い男が、 連れを宥めるのだか揶揄かうのだか定かでない声を掛けた]
『…ンメェ、イイ度胸じゃねェかァ?』
[商売相手を放置して話の進む商談を前にただ、 取り残されたソフィアは口も挟めずおろおろするばかり。 結局のところ双方に満足いく商談は纏まった]
この後はどちらへ?
[証立てずも感じるものは互いにあった筈で、 二人の面持ちと雰囲気の変化を前に浅く頷いて見せる。 心地よい潤いを孕んだ風の通り抜ける気配]
(-2) 2010/08/03(Tue) 15時頃
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[翻る白い外套の奥に垣間見た行商人の髪は左右非対称。 睨みつけるが如き鋭い視線に身を竦ませるも、 フードを下げる手に隠されたのは顔でなく首にかかる品。
聴こえた舌打ちは何を想ってか向ける先を違える態。 宛先を知るらしき風の人は宥めるともなく、 水の人へ向ける眼差しは誰にも気取らせる事はなく]
西の風―――でしょうか…
[風の神子と水の巫女が向かう先に想い馳せ呟く。 添い向かう道中の無事を願い膝を折り、 地に立つ二人の足先へ触れる手指は精霊に願う。
代金と一緒に託された気泡浮く簡素な硝子瓶に、 籠められた想いは濁らず何処までも清廉。 別れに添えたのは名も無きしろい花の*香りだけ*]
(-3) 2010/08/03(Tue) 15時頃
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[荷馬車に揺られながら通り過ぎてゆく景色を見る。帰郷すると告げた時必死になって止める優しい親戚のことを思い出す。]
うん、そうだね。もうすぐ…だね。
[隣にいるグロリアに笑顔を返した。立ち寄った村で見かけてもしかしたらと思いながら声をかけた、懐かしさと嬉しさとで昔の思い出を語り合っていた。そしてその話が途切れたところだった。]
[優しい親戚を振り切り帰ることを決めた自分。悲しいのか嬉しいのか複雑な自分の心、あれがぼくが生まれ過ごしていた場所。ああ、ぼくはやっと…。]
………帰って…きたよ。
[徐々に近づいていくオルグイユ村におぼろげな両親の顔を思い出し、ぼんやりとしながら呟いた。]
(15) 2010/08/03(Tue) 15時頃
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すみません 暫く留守にしてたものですから散らかってて
[棚に並ぶ古い書物から瓶に詰められた妖しげな粉末まで。 処狭しと並ぶ商品の間に床に散らばった品を更に詰めて並べ]
あ、もしかして! おじいちゃんの所の患者さんですか?
備えあれば憂いなし 急な腹痛にも是があれば安心 塗れば擦り傷切り傷打撲に打ち身に捻挫にも効いちゃう 万能薬なんかもあるんですよ
[魔法商店とは言え多くの村人にとっては薬局的な店。 評判の魔法薬は柄の悪い行商人の目にも叶った一品]
自分でも愛用してますけど良く効くんです こんな調子だから直ぐ怪我しちゃうんですよね
(16) 2010/08/03(Tue) 15時頃
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其れに怪我したお客さんは 入店前に塗って貰う事にしてるんです
[『―― OPEN ――
怪我をしている方は店外から声を掛けて下さい。 其のまま店内に踏み込まれると危険です。
オルグイユ魔法商店』]
一応は魔法商店ですから 血が流れてると危なかったりするんですよ
[魔法商品を扱う店内に血を零されぬ為に、 開店を報せる外の看板に添え記された注意書き]
あ、其方の席にどうぞ
[漸う床に散らばった商品を片付け終え一息。 客に茶を淹れるのは*母の代から変わらぬ習慣*]
(17) 2010/08/03(Tue) 15時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 15時頃
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― 回想・数日前のオルグイユ村 ―>>11>>12
[クリストファーから離れ、1人で村まで辿り着けば いつもと同じように子供のふりをして紛れ込む。 けれど、同族の臭いがどこからともなく漂う空気。 すん、と 鼻を一度鳴らして周囲を見渡した。 それから空を見上げれば、まだ太陽が眩しい時刻。
金色の髪に結ばれた赤いリボンを風が揺らした。]
(@10) 2010/08/03(Tue) 15時半頃
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?
[1人の人間が近づいてくれば ゾーイ と名を呼ばれた。
それは捨てた名前。 人間の時の名前だ。]
人違いだよ。 あたしは、アルファルド。
[怪訝な顔を滲ませながらその場を離れようとするけれど]
『君を想う人を知ってるよ』
え。
[きょろりと瞳を開いて、いつの間にかこの人間のペースに巻き込まれた。]
(@11) 2010/08/03(Tue) 15時半頃
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|
あたしはここで ラッカちゃんを 待ってるんだ。 約束、したから。
[彼女は相変わらず、諦めが悪いんだろうかと思い出す。 けれど、同時に あの日の出来事が思い浮かぶ。
覚えてしまった人間の味。
―――― もう、戻れないよ。
言い聞かせるかのように 心の内で 囁いた。*回想・了*]
(@12) 2010/08/03(Tue) 16時頃
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――今でない刻――
――あぁ、くそッ…
[草叢の中響くのは パキリと小枝を踏む音と 地面を這う程に低い呻り声の隙間に掠れた言の葉]
痛ぇ…――あの、ガキ……――
[パキリ][がさり] [濃い赤錆と翠樹の混じる]
…の…せぃ、 のか……――?
[*…――……ン――…*]
(@13) 2010/08/03(Tue) 17時頃
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始末屋 ズリエルがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(始末屋 ズリエルは村を出ました)
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〔近づく村の景色に、心が一段と引き締まる。同じく故郷に向かっているはずの兄のこと、人狼のこと……。 帰ってくると約束はしたけれど、それを守れる保証はどこにもないのだから。〕
……… 〔並んで村を見やるオスカーの横顔。10年前と違い、大人びて、凛々しく見えるのは、複雑な表情が浮かんでいるせいだろうか。〕
うん、帰ってきたんだね。 〔相づちのように呟いて、鞄に本をしまい込む。〕
―村の入り口―
ありがとうございます。
〔乗せてもらった行商人にお礼を言い、鞄を抱えて荷馬車を降りた。〕
ええと。 この先に広場が……
〔幼い記憶を頼りに、オスカーが着いてくるならば並んで広場に向かうのだろう。〕
(18) 2010/08/03(Tue) 20時半頃
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―広場―
あー そうそう。こんなかんじだった。
〔歩きながらも記憶は次々に甦り、懐かしいと思いながら広場に出た。〕
〔金色の髪をした少女の姿は、まだそこにあるだろうか*〕
(19) 2010/08/03(Tue) 20時半頃
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/*iとsが抜けてたorz
is大事 be動詞大事(違
むむさんご指摘ありがとー
(-4) 2010/08/03(Tue) 21時頃
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― オルグイユまでの道程 ―
[故郷までの道のりは近いものではない。 足癖の悪い神子の力を借りて傷は癒えたが それでも回復までの日数はある程度かかった。
それまでの間、義父との別れ。 親しき友との別れを経験した。]
[空を舞う蝶を見れば 自然と目線で追い、彼女を思い出す。] [風に流れて聞こえるハーモニカの音色に、義父を思い出す。]
(20) 2010/08/03(Tue) 21時頃
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[ ふわり ] [麝香草の香りに包まれる。]
――――― …、…。
[大切な親友を、 思い出す。]
(21) 2010/08/03(Tue) 21時頃
|
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―回想 数日前―
カラン――……。
[ベルが乾いた音を暗い森の中を響かせる。 それに混じるは木々のざわめきではなく、嗚咽。]
……、…うっ……うう……。 一緒に群に行くと……。 あなたの傍に居ろと、言ったじゃないですか。
[既に骸と化した巨体に少女は縋りつき、泣く。]
(@14) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
|
|
[黒狼の巨体に残っていた全ての熱が冷め。 涙を流し尽くした頃。 遠く、何処かで遠吠えがが聞こえた。]
……ポルクス様。
[赤く、泣き腫らした顔を上げる。 肩と脇腹には鈍痛。 立ち上がるとじわりと広がる熱。 服を汚す赤は、死した黒狼のものだけではなく。]
…………必ず。戻ります。 私は、あなたのものですからね。
[頬を涙で濡らしたまま、ふらり覚束無ぬ足で駆け出した。]
(@15) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
|
|
[暗い森の中、獣道。 人の通らないその道を人狼の少女は駆け抜ける。]
あっ!
[不意に足が縺れ。 次の瞬間には、木の根や硬い石の転がる地面にその身を叩きつけられる。
どれほどの間、その場に倒れ伏していただろうか。 身体を支え起こされる感覚と肩と脇腹に走る激痛に、少女は顔を歪めながら目を開く。 心配そうに少女を見下ろすその顔は――。]
(@16) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
|
|
ポルクス様ッ……!
[目指していた姿に涙が滲む。 今にも消え入りそうなほどか細い声で。 けれど、渾身の力を込めポルクスに縋りつき言葉を紡ぐ。]
(@17) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
|
|
ムリフェインが、死にました……。
[伝えるべき言葉を口に出した途端。 安堵と絶望と疲労とが一斉にその身を襲う。
無慈悲なベルの音が耳元で響き。 その向こうで深い嘆きに満ちた遠吠えを聞いた。
辛うじて保ってきた少女の意識はそこで闇に*閉ざされた。*]
(@18) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
|
牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 21時半頃
牧人 リンダがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(牧人 リンダは村を出ました)
|
―森の中―
[深い森の中。 風に吹かれ、緑の漣が森全体を揺らす。
まるで墓標の様に、そこには一つの大きな石が置かれていた。 それを見上げる影一つ。 左手には木製の杖。 右手には小さな花籠。 風に靡いた茶の髪が、蒼白い頬を撫ぜあげている。]
(22) 2010/08/03(Tue) 23時頃
|
|
兄さん……。
[知らされた嘗て兄と呼んだ人狼の死。 手紙を出したのは、つい此間だというのに。
その無念を思い、悼む。 ずきりと胸が痛んだのは、限界に軋む体のせいだけではなくて。]
(-5) 2010/08/03(Tue) 23時頃
|
|
[痛みに耐えるように胸元を掴み、赤みがかった茶の目を閉ざす。
やがて、深い長い溜息を落とし。 籠の中、連なるように咲く釣り鐘状の紫色の毒花をその場に残した。]
……薬、貰いにいかないと。
[ずっずっ] [憂鬱そうに呟き、左足を引き摺りながら歩き出す。]
(23) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 23時頃
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[もうすぐ村に着く。偶然出会えたグロリアは10年前より大人びて、綺麗になっていた。声をかけてよかった、とても懐かしく楽しかったから…。 横顔が不安そうに見えるのは気のせいだろうか…?]
グロリア…… ああ、村の入り口だよ!
[問いかけようとしたが小さく頭を振り、ごまかすように声を上げ笑顔を浮かべた。]
― 村の入り口 ―
ありがとうございました。
[馬車から降りて乗せてもらった行商人に軽く頭を下げお礼を言い、やや古ぼけた鞄を手繰り寄せ抱えた。]
……… あ、待って。
[久々の故郷に帰ってきたという思いが強まる。鞄とマフラーをぎゅっと胸に抱き両親に思いをはせる。]
[はたと振り返ると広場の方に向かっていくグロリアの後ろ姿にあわてて小走りで近づき隣に並んだ。]
(24) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 23時頃
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/* アイリス……まさかクリストファーか? キャラ違い過ぎるw
(-6) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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― オルグイユまでの道程 ―
[ぱちり][たき火の炎が爆ぜる。]
[狩ってきた兎や採取した無花果で空腹の胃を満たした。 炎の前で片膝を立て、左手でそこを抱える体制。 右の手で癖のように脇腹の辺りへ手を当てる。]
―――― ズリエル、…
[目標にしていた人、人狼だった彼を 思い出す。 萌葱色の瞳を細くし、鼻から下は膝で隠すようにした。
オルグイユまで *もう少し*]
(25) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
|
|
――診療所――
そいつは大きな牙を持っていてね、 それを見せ付けるようにしてぐるるると呻るわけよ。 そりゃぁ恐かったさ、でもボクも男だからね。 必死で――
[広げられた骨に皮だけが張られたかのような細い腕 血色の悪い其れには幾つも老班が浮かび 枯枝のよう]
逃げようとしたのさぁ。
[円い眼鏡を鼻からずり降ろし顎を引いて その上から小さなまなこをきょろり くるり おどけて回す。]
(26) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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でも、足が竦んで動けなくてね。 ボクは男だけど、やっぱり人間だからね。 それなのに――そいつは、襲ってこなかったんだよ。
[言葉を並べる先の顔の更に奥 視線を遠くにやってから 老人は円い眼鏡をくいと指の先で戻し、髪の無い頭を撫でた]
ありゃぁ、もう駄目だったのかもしれないなァ。
(27) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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[医師たる老人の話は、何時だって何処までが法螺か曖昧。 だが聞く方も語る方も笑顔を浮かべるから、 きっと 幸せを分け合うひと時。
此処はオルグイユ村の小さな診療所。 雨漏りすら絶えぬその小屋に今は独り つんと鼻をつく薬品の匂いと共に 在る**]
(28) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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― 広場 ―
懐かしいなあ… うん、覚えてる。
[歩く度に村を見る度に蘇えってくる昔の楽しく懐かしい日々にかすかに笑みを浮かべながら広場に着いた。]
! そうだ、グロリア。 ぼくこれからお墓参りをしなくちゃいけないから、ここでいったんお別れするね。じゃあ、また後で。
[辺りを見回し村はずれに目を向けると当初の目的を思い出した。グロリアに声をかけ、軽く手を振りながら村はずれにある墓場の方を見る。]
ええと、お墓… こっちだっけ?
[10年前の記憶を掘り出しながらどこか不安げな足取りで広場を出て村はずれの墓場へと*向かっていく 。*]
(29) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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―オルグイユ村―
[森の中に1人で暮らし滅多に顔を見せないその青年が、村中を杖を突いて歩く姿は珍しい。 村人に対し愛想良く笑うでもなく。 挨拶をするでもなく。 悪い顔色も相俟り、酷く陰気な印象を人に与える暗い表情でゆっくりと進んでいく。]
………、……。
ソフィアさん、いつもの物、持って来ました。
[オルグイユ魔法商店前に辿りつくと、いかにも憂鬱そうに溜息を一つ。 あまり気の進まぬ態でノックをして、声を掛ける。]
(30) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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─宿屋─
はふぅ…。なんか気だるいですのぉ。 やっぱまだ定着してないのなの。
[宿屋の一室。 ベッドで寝転がりながらぱらぱらと本をまくる。 赤銅色の革装丁。ウロボロスの蛇が彫られた表紙。 鞄のスペースを7割占拠していた程の分厚い書物。]
以前よりは力の補充が出来てるみたいだけどぉ。 それでも本調子じゃないみたいなのなの?主様。
…頭痛ぁ。 医者にでも行って適当に薬貰っとこうかななの。
[本を閉じ、ぐったりとベッドに突っ伏した。]
(31) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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……お久しぶりです。
[ソフィアが顔を出せば軽く頭を下げ。 視線はそのまま地面に落とし、目は合わせない。]
いつもの様に、薬草をいくつか。 それで、いつもの薬を。 あと、常備薬を切らしたので怪我に効く薬も。
……いえ、お茶はまた今度に。 これから、用がまだあるので。
[ぼそぼそと呟きながら用件を伝え。 抱えた花籠の中に集めた色々な薬草を渡し、目的のものが揃っていればそのまま受け取り。 そそくさ、というにはゆっくりな動作で魔法商店を後にする。]
(32) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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もうちょっと血と怨嗟の声を御所望みたいなのなの。 どうにかならない?なの。
[忌々しきはあの魔法薬。 あれさえなければ、もう少し主の力も補充出来ただろうに。]
(-7) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 00時頃
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っていうかぁ。 どうも調子悪いのなの?合成魔術失敗するしぃ。 普段あんな失敗しないのなの。ぶー。
[書物を鞄にしまい、鞄ごと動かされないように術をかけ。 財布だけ手に持ってぷらぷらと宿屋の外へ。]
(33) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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ま、待ってくれ!
(@19) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 00時頃
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−森−
[―森の中に響き渡る中年の男の声に鳥が驚いて空を飛んでいく。]
待ってくれ!
[中年の男は少し先に走っていく人影を追いかけていく。]
(@20) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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郵便屋 ウェーズリーがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(郵便屋 ウェーズリーは村を出ました)
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はぁ……。 しばらく、先生のとこ行かなかったツケかな……。
[魔法商店からほんの僅か歩いたところで、大きな溜息をついて足を止める。 激しい運動をした後の様に呼吸と鼓動は乱れ。 苦しそうに杖にもたれ、*蹲った。*]
(34) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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来ないで!
[大声で叫びながら追いかけてくる男に向かって叫ぶ女。その褐色の肌からは大量の汗が流れ落ちる。]
(35) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 00時半頃
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貴方からは用があったとしても、あたしは用なんて・・・あっ!
[褐色の肌の娘が追いかけてくる人影に言葉を返すと、生えていた草に足をとられ、体勢を崩す。]
(36) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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踊り手 フランシスカは、もつれた足に導かれるようにその場に倒れこんだ。
2010/08/04(Wed) 00時半頃
踊り手 フランシスカがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(踊り手 フランシスカは村を出ました)
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・・・フランシスカ! 大丈夫か!
(@21) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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郵便屋 ウェーズリーは、倒れこんだフランシスカの元に駆け寄る。
2010/08/04(Wed) 00時半頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 00時半頃
|
[ウェーズリーは倒れこんだフランシスカの元に駆け寄る。フランシスカはウェーズリーから逃れようとするが、その褐色の腕を掴む。]
フランシスカ・・・私は君に伝えたいことがあるんだ・・・
[ウェーズリーはフランシスカの眼を見ながら口を開く。]
(@22) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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・・・君に、謝らなくてはならない。
あの時、私が君の愛に応えられなかった事。 あの時、君と一緒に逃げようと言いながら勇気が振り絞れなかった事。 あの時、君が一筋でも抱いた希望を打ち砕いてしまった事。
[ウェーズリーは、離して、ともがくフランシスカの腕を掴みながら言の葉をつむぐ。]
(@23) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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郵便屋 ウェーズリーがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(郵便屋 ウェーズリーは村を出ました)
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・・・・・・
[ウェーズリーの言葉を聞くとフランシスカは急に抵抗をやめ、大人しくなる。]
・・・ウェーズリー、わかったわ。 あたし、貴方のことを許すわ。だから、そのかわり、
(37) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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―――あたしのために、死んでくれる?
(38) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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踊り手 フランシスカは、強烈な力でウェーズリーの喉元を掴むと、不敵な笑みを浮かべる。
2010/08/04(Wed) 00時半頃
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・・・ねぇ、どうしたの? ウェーズリー。 あたしに許してもらいたいんじゃないの、ねぇ?
[フランシスカは咳き込み、もがくウェーズリーの鳩尾に拳を叩き込むとニコニコと笑いながら口を開く。]
アンタたちが言ってた『狼さん』だったら、これくらいじゃ済まないわよぉ?
[フランシスカは蹲るウェーズリーに次々と蹴りを叩き込む。蹴りを入れようとして、ウェーズリーがひっ、と反射的に避ける仕草をすると。]
(39) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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踊り手 フランシスカは、呆れた表情をウェーズリーに向ける。
2010/08/04(Wed) 01時頃
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・・・呆れた。 貴方は結局、何も、変わっていないじゃない。
[フランシスカは蹲ったウェーズリーの顔に唾を吐きつける。]
・・・自分のエゴの為に、他人を振り回して。 結局は何にも変わっていないくせに。
(40) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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|
それが愛!? 勇気!? 希望!? ・・・笑わせないで。上っ面だけで虫唾が走るわ。
[フランシスカは血まみれのウェーズリーの股間を蹴り上げるウェーズリーの身体は綺麗に宙を舞い、大樹に打ち付けられる。]
(41) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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|
・・・臆病者は大人しく屋敷にお帰りなさい。
[フランシスカはウェーズリーに背を向け、森からの抜け道へと足を進めていく。 しかし、フランシスカは足をたち止め、]
・・・・・・そうそう、
(42) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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|
その香り、ムカつくのよね。 甘ったるくて、優しくて、苛々するのよ。
[そして、再び踵を返すと。]
あなたには、そんな匂いよりも、涙と涎の見っとも無いにおいがお似合いだと思うけど。
[フランシスカはヒラヒラと手を振ると、森の奥へと*消えていった*]
(43) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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― 雑貨屋 ―
[客が引け一息つくと空いたカップを片付ける。 慌てて並べた商品を陳列しなおしているとノックの音]
いらっしゃいませ って、あ! テッドだ こんにちは
[商品を手に扉を開くと内側から開けど鈴は鳴らない。 テッドの陰鬱な面持ちとは対照的な明るい表情]
ほんと、ちょっと久し振り そろそろ薬草が減ってきてたから助かったよ
…おじいちゃんの所は行ってる?
[目を合わせないテッドの顔を覗き込まずも、 顔色の悪いのを気遣う態でこてりと首を傾げた]
(44) 2010/08/04(Wed) 03時頃
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いつものと常備薬ね どうぞ 直ぐにお茶を―――…
あ、うん
[用のあると言うテッドを無理に引き留めはせずも、 返答には一拍の間が空いてこくりと頷く]
…少し待ってて
[店内に戻り受け取った薬草と陳列途中の品を置き、 先の客にも宣伝した万能薬の瓶を棚からひとつ。
"いつもの薬"は一回ごとの分量に小分けされた包み。 お茶の代わりに素朴な味の喉飴をひとつ]
お待たせ はい、是はおまけ 暇なときには用がなくてもお茶を飲みに寄ってよ
(45) 2010/08/04(Wed) 03時頃
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―道中― [とても長くて、とても永い夢。 けれどその夢はとても短くて。
そしてとても儚くて―――。]
――――――…。
[心が痛い、気がしました。 この痛みはわたしの痛み?それとも―――。 零れた涙が頬を伝ったような感覚。 もう泣かないって決めたのに――――、]
(46) 2010/08/04(Wed) 03時頃
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『モゥウウウウ〜〜〜』
わひゃ?!
[頬を拭おうとしたその前に頬に触れたもの、それは。]
う、うしさん…え……もしかしてなぐさめてくれてるのー?! ありがとうっ!!うん、そうだよね! 泣いてる場合なんかじゃないし、天気もいいしね!!
『モゥウウウウウウウウ〜〜〜〜!』
[なんて言ってるかなんてわたしには分からないけど。 元気づけてくれててるのかな!なんて考えたら。 ちょっと臭うことすら愛おしく思えるのでした。 …っていうのはちょっと嘘だけど。]
(47) 2010/08/04(Wed) 03時頃
|
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[子牛と一緒にこうして運ばれているのには訳がもちろんあります。]
『お嬢ちゃん、オルグイユ村の近くまで来たよ。 ここからならお嬢ちゃんでも歩いていけるはずだからね。』
[勢いよく村を飛び出したまでは良かったのだけれど。 読み方を覚えたばかりの地図とか。 絵本で読んだ冒険記とかおとぎ話とか。 不思議な力でそこまで導かれるとか考えたわたしがお馬鹿でした。
1時間で道に迷ったのが3日前。 親切なお姉さんに会ったのが2日前。 そして、今のおじさんに会ったのが昨日。]
はいっ!ありがとうございましたっ!!
[勢いよく荷車から飛び起きればおじさんの手が頭に伸びました。 口を開けてそれを黙って見ていたけれど。 おじさんの手は頭を軽く撫でて。 それにならって、頭についていた干草が地面に落ちていきました。]
(48) 2010/08/04(Wed) 03時頃
|
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[ずっと考えていたことがあります。 けれど、答えなんてでません。 答えがあるのかも分かりません。
けれど、今は。 父と母が守ってくれた場所に。 勇気ある兄の背中が見えた場所に。 愛ある姉の温かさの近い場所に。
大事な友達との約束を果たすために。]
えっと、こっちですよねっ!!
『あっちだよ。』 『モゥゥウウウウウウ〜〜〜!』
っ!!!あっ、うぅっ、大丈夫!!ありがとうございましたっ!
[ぺこりと頭を下げます。 長かった髪はショートヘアとなり、ヘアバンドのように結んだピンクのリボンが垂れました。あ、前髪とか作ってみたんですよ。]
(49) 2010/08/04(Wed) 03時頃
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/* つまりはオレ好みの少女にしたわけだw
(-8) 2010/08/04(Wed) 03時頃
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じゃ、お大事にね
[おまけの飴までテッドの手に握らせて扉の前で手を振り、 背の見えなくなるまで短くない時を見送っていた]
―――…
あんまり具合よくなさそうだったな …
[ カラ ン ] [店の扉にかかる大きな鈴は表から開く時にだけ鳴る構造。 店内に戻ると届けられた薬草と睨めっこを*始めた*]
(50) 2010/08/04(Wed) 03時頃
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バイバーイ!!うしさーんっ!!
[わたしができることは、諦めない、ただそれだけ。 今は前に進むしかないんだ。 どんな結末が待ってるかなんて分からないけど。]
……わたしはポーチュラカ=ワーズワースで。 そして、ポーチュラカ=オルグイユなんだからっ。
[ぐっ、と握り締めた拳を空に突き上げてみた。 ほら、また頑張れる、わたし。 さっきのおじさんもそうだし、その前に会ったお姉さんにも。 幸運を分けてもらったのだから頑張れる。]
よしっ!じゃあ行くぞーっ!しゅっぱーつ!
[どこか懐かしさを感じるその村へ。 1歩、1歩進んでいきます。**]
(51) 2010/08/04(Wed) 03時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 03時頃
|
/* まぁ、いうまでもないですが。 ポーチが出会っているお姉さんはパティでござる。
終わりの続きを見届けるため、ストーカーしてます。
ただの犯罪者やないか!! パティは警察に捕まえられるべき。 蝶になって逃げただけや…黄泉の国でお母さんが泣いてるで…。
そんなわけで、どうぞよろしくお願いします!
(-9) 2010/08/04(Wed) 03時半頃
|
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 08時半頃
|
― 雑貨屋 ―
[カラ ン]
うわ、ここくさーい。 ソフィア、よく平気だね。
[鼻をつまみな、あいた手は周囲を扇ぐ。]
暇つぶしにきたの。 それから、おなかすいたっ。
[わがままを言いながら店内の様子は流し見して ソフィアの元へ、ててて、と歩み寄って見上げた。]
*ごーはーんー*
(@24) 2010/08/04(Wed) 09時頃
|
|
/*
ぽーちゅかわいいよ、ぽーちゅ><
(-10) 2010/08/04(Wed) 09時頃
|
|
―回想風味:>>24 >>29 ―
うふ。オスカーくん、遅い。 〔待ってと言われて振り向いた。マフラーをなびかせ、鞄を抱えて小走りに近づいてくるオスカーを待って立ち止まり、一緒に並んで広場へむかう。〕
よく、お母さんに連れてきてもらったり、オスカーくんや兄さまやソフィアお姉ちゃんと一緒に遊びに行くのに通ったよね。 お姉ちゃんどうしてるかしら。
〔道を歩きながら、懐かしい思い出を、オスカーと話したりもしただろうか。 道で転んでケガをしたり、お店の品物を悪戯して壊してしまったり。
些細なことばかりだけど、思い出はあとからあとから溢れてくるように甦る。〕
〔広場にたどり着くと、オルグイユの家までは小さな丘を上がるだけ。〕
あ、うん、じゃあね。 〔お墓参りにいくというオスカーと手を振って別れた。〕
―了―
(52) 2010/08/04(Wed) 10時頃
|
|
―元領主の家:玄関前―
〔10年前、両親の死を悲しみながら下った坂を上っていく。家はあの時とほぼ同じ姿でそこにあった。 風雨にさらされて積もった泥や、壁を這って伸びたツタや、割れたガラス窓が、この家にしばらく人が住んでいないと物語る。〕
…… ただいま。 〔覚悟はしていたけれど、やはり涙がこみ上げる。あまりの酷さに、あまりの悲しさに。
甦る最後のつらい思い出に。〕
(53) 2010/08/04(Wed) 10時頃
|
|
―回想:10年前―
〔あの事件が起きる晩の前の日、猟師たちが檻に入れられた奇妙な生き物を連れてここへやってきた。玄関前に置かれた檻に興味があったのだが、猟父からは、近寄るなとキツく言いつけられた。 〕
〔それでも、ぐったりと檻の中にうずくまるその小さく奇妙な生き物が気になって、ギリギリ近づいてないと思われる自分基準の距離から声をかけた。〕
……痛いの?
〔生き物は檻の中から首だけをこちらに向け、じっと睨みつけてから、唸り声を漏らす。〕
『……イタイ』 〔唸り声の中から、言葉が漏れた、様な気がした。〕
……言葉、わかるの?
〔驚いて耳を疑い、たずねた。〕
『ワカル …… ココカラ ダシテ』
〔少年のような声は、助けを乞うように悲痛に囁いて聞こえた。〕
(54) 2010/08/04(Wed) 10時半頃
|
|
そこから出たいの?
…… ごめん、出してあげられない。 鍵持ってないもん。
〔檻は鍵がかかっているし、その鍵は猟師が持っているはずだ。取りに行くのは難しい。〕
〔それを聞いた奇妙な生き物は首を戻し、ぐったりとうずくまってしまった。〕
……えっと えっと。 …… 出してあげられないけど、お話なら……
えっと、えっと。
どこから来たの?
〔彼の気を引きたくて、話しかけたが、檻の中の生き物は、何も言わない。〕
(55) 2010/08/04(Wed) 10時半頃
|
|
えーっと? ………ケモノさん?
『カストル』
〔恐る恐る呼びかける声に、彼は告げる〕
え?
『オレノ ナマエハ カストル』
『こら、グロリア!』
あ ごめんなさい!!
〔丁度家から出てきた父に怒られ、慌てて檻から離れて坂を駆け下りた。〕
―了―
(56) 2010/08/04(Wed) 10時半頃
|
|
―元領主の家:玄関―
〔玄関の鍵はしまっていたようだが、軽く揺さぶるとボロボロと破片が落ちて、扉が開いた。玄関ホールの正面には二階へつづく階段、玄関口の左隣には、父の書斎と応接間がある。右の廊下を少し行くと、突き当たりにリビングとキッチンがある、はず。〕
……わぁ 酷い……
〔舞い上がる埃にむせる。 人狼たちに荒らされた後、ある程度片づけてもらったとはいえ、壁や床には穴が開き、床にはガラスや陶器の破片が散らばっている。その上、天井に10年の間風雨にさらされ続け、泥や埃が白く積もり、天井には埃のつもった白い蜘蛛の巣がはびこっている。〕
……
〔家の中を見回す。 蜘蛛の巣やら埃やら。 片づけるのは難しそうだ。〕
(57) 2010/08/04(Wed) 11時頃
|
|
―元領主の家:二階―
〔ぎしぎしと音のする階段を上がる。階段の正面に両親の寝室がある。扉は跡形もなく壊され、破片も撤去されていた。 部屋の真ん中に置かれた大きなベッドがないせいか、部屋はがらんとしている印象があった。 床にはまだ、黒い染みがいくつかこびりついて残っている。〕
…………
〔あの夜、この場所で起きた恐ろしい事件を思い出す。〕
〔部屋の奥に据え付けられたクローゼットを開けた。5歳の自分、8歳の兄、そして生まれたばかりの妹、どうやってこのスペースに入っていたのだろうかと思うほど〕
……こんなに小さかったんだなぁ
〔思わず呟いた。〕
(58) 2010/08/04(Wed) 11時頃
|
|
―回想:10年前の事件―
〔あの夜、恐ろしい形相で子供部屋に駆け込んできた父と母に、急かされるようにしてこの部屋へ連れてこられ、妹を手に押し付けられた。〕
『絶対、声や音をだすな。いいな』
〔いつもより増して厳しく強い語調で告げる父〕
『グロリア、ポーチュが泣かないように、しっかり抱いてあげなさい』
〔悲痛の表情で頭を撫でてくれた母〕
〔クローゼットの扉がしめられる。〕
〔少しして、聞こえるうなり声、銃声、叫び声。 どうなっていたかなんて覚えていない。 ただ、ポルクスという言葉、レグルスという言葉を聞いた、様な気がした。〕
(59) 2010/08/04(Wed) 11時半頃
|
|
…………
〔恐ろしくて声を出すことも、音を立てることもできなかった。ただ、ポーチュが泣かないように祈りながら、胸の中に抱きしめるだけで〕
〔物音が静かになったあとも、そのまま兄に守られ、妹を守りながら、兄がそれを告げるなら、父と母が死んだ悲しみも恐怖と一緒に抱きしめて、いつのまにか*眠りについたのだろう*〕
―了―
(60) 2010/08/04(Wed) 11時半頃
|
|
復讐って、何故起こるのかしら? …それは簡単。どちらも生き残りがいるからなの、なの。 くすくす。
[謳うようにひとりごちながら、雑貨屋に足を踏み入れる。]
(61) 2010/08/04(Wed) 12時頃
|
|
─雑貨屋─
はろはろー?なの。
[満面の笑みでひらひらと手を振る。]
何か面白いものはあるかしら。 それからアルちゃんは数日振りなのなの。いちお、約束は果たしたのよ?
[ころころ笑いながら、興味深げに店内を観察し始めた。**]
(62) 2010/08/04(Wed) 12時頃
|
受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 12時頃
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― 雑貨屋/→10年前の一幕に馳せる想い ―
[テッドの薬草から薬を作り終え暫く。 直射日光に傷む商品も多く昼間でも薄ぐらい店内。 一息いれカップを片手にカウンターで寛ぐ。
10年前のあの晩も同じ場所に座っていた。 温かかった筈のミルクは何時しか冷め切っていき、 握り締めると膜が揺らめき皺を寄せた]
『イイコで待っててね』
[あの晩の人狼を捕えた鹿捕り用の罠を作った父親と、 あの晩までは店のこの場所が指定席だった母親。 温かな腕は名残惜しみ頬を辿って呉れたけど離れて…
夜が明けるまで雑貨屋の扉を表から"封じた"母親。 息を詰めた夜が明けても戻ってこなかった両親。 差し込む朝の気配に微睡みから目醒め扉を開いた]
(63) 2010/08/04(Wed) 12時頃
|
|
[独りでも寂しくない様にと父親が呉れた"友達"]
…グルジエフ
[母親から受け継いだ才能とひとつだけの"魔法"]
(-11) 2010/08/04(Wed) 12時頃
|
|
[未だ沢山の"魔法"を教えて貰ってなかった] [未だ沢山の"狩猟"を教えて貰ってなかった] [未だ沢山の"時間"を両親と過ごしたかった]
[眼前に広がるのは深く傷ついたオルグイユの村。 遺されたのは両親と暮らしたこの雑貨屋。 あの晩に家を出た両親の亡骸は見つからなかった。
―――待っていた…
あの晩より座り続ける母親の指定席からの景色は、 あの晩と違うけれど未だに馴染みきらず椅子を温める態。 自分で淹れたお茶にミルクの膜は張らずに温かい]
大丈夫、独りじゃない
[誰もいない店内で浅く顎を引き頷きながら呟いて、 飲み干したカップは落ち着く先を探して彷徨う。 来客の鐘が響くとカップを持つまま*顔をあげた*]
(64) 2010/08/04(Wed) 12時頃
|
|
― 現在/雑貨屋 ―
いらっしゃいませ あ、アルファルドだ
―――お帰り…
[ カラ ン] [扉の開く音に顔をあげると一度は雑貨屋へ招いた少女。 丁度薬草から薬を作っていれば独特の匂いもする。
宿を定めぬ少女に此処での寝泊りを勧めもしていたから、 迎える挨拶は客を迎える時とは違うものになる]
え? あ… さっきまで薬草作ってたから ごめんね
ふふ、僕は大丈夫だよ 気にして呉れるの?
(65) 2010/08/04(Wed) 12時半頃
|
店番 ソフィアは、不満を零す少女に謝罪は紡げど続いたのは和らぐ声音。
2010/08/04(Wed) 12時半頃
|
そうなんだ…今日の泊まる場所は見つかった? あ、うん 何が食べたい?
[カップを片手に立ち上がり細く窓を開いて空気を招く] [ カラ ン ]
いらっしゃいませ …?
[扉の開く音に振り返ると満面の笑みを浮かべる客。 きょとりと見詰める間にアイリスが口を開いた]
え? あ、はい お薬類から日用の便利品までいろいろ取り揃えてあります ゆっくりご覧になって下さい
[カップを持ったまま商品の説明をしようと歩み寄り、 アイリスが少女へ言葉をかける様子に二人を交互に見る]
えっと…お知り合いですか?
(66) 2010/08/04(Wed) 12時半頃
|
|
んー。知り合いというかちょっと旅は道連れだった時期があったのなの。 小さい子の一人旅って危ないなの。そゆことなの。
[ねー? と、同意を求めるようにアルファルドへ話を振る。]
薬?ちょっと頭痛いから頭痛薬あると助かるのなの。 あるなの?
(67) 2010/08/04(Wed) 12時半頃
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|
ま、その後ちょっと小細工しに戻ったんだけどね、なの。
[くすくす。]
やっぱり若い女の子の顔だと油断されやすいの、なの。
(-12) 2010/08/04(Wed) 12時半頃
|
|
旅は道連れ… アルファルドはひとりじゃなかったんですね ありがとうございます
[何処か安堵した様子で少女を撫ぜ遣る眼差しが細まる。 求められる頭痛薬の声にアイリスに向き直り]
はい、頭痛薬ですね 村ではお見かけしませんし旅の方ですか?
あ、宜しければ其方の席へどうぞ ゆっくりしていって下さい この店一番の魔法をお出しします
[アイリスに何時も客に勧める椅子を勧めながら問い、 店一番の魔法が何か示すともなく胸元には空のカップ]
ごめんね、アルファルド ご飯は少しだけ待って呉れるかな?
(68) 2010/08/04(Wed) 13時頃
|
|
[蹲り、呼吸が整うのを待つ。 その間、ソフィアに押し付けられるように渡された飴をじっと見詰める。]
………、……。
……飴は嫌いじゃない。 捨てるのは勿体無い、か。
[自分を納得させるよう呟き、飴を籠の中に仕舞い込む。 そして、またゆっくりと足を引き摺り歩き出した。]
(69) 2010/08/04(Wed) 13時頃
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どうもー、なの。 お茶を淹れてくれるのかしら?あれも一種の魔法なの。
[言われるままに着席し、のんびり待っている。]
あとそうねー。 魔法商店、って入口に書いてあったけどあれはほんと? 魔法の品物置いてたりするのかしら?
[もう一度、ぐるりと店内を見回して。]
(70) 2010/08/04(Wed) 13時頃
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……こんな身体でさえなければ。
[人間に優しくされれば、されるほど。 心にどす黒い感情が降り積もる。]
(-13) 2010/08/04(Wed) 13時頃
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―診療所―
……先生、セオドアです。 ご無沙汰、していました。
[また暫し逡巡してから、診療所の戸をノックする。 老医師は暫く顔を見せなかった青年を咎めただろうか。]
暫く……出かけていたので。 先生には悪いですが。 他の先生に、診て貰ったりと……。
診断は先生と同じ、でしたよ。 次の春は迎えられないかもと。
[目はやはり合わせぬまま、無表情で話す。 そして、いつも通りの診察を受けたならば、すぐに*帰るつもり。*。]
(71) 2010/08/04(Wed) 13時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 13時半頃
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はい、母直伝のお茶なんです 美味しいですよ
[嬉しそうに答えお茶の準備を始める。 手順も茶葉も教えて貰った通り。
蒸らした茶葉が広がりお茶の香りが漂い始め、 店一番の魔法は母の代から変わらぬ風味]
頭痛薬も一応は魔法商品なんです 僕が未だ半人前なので薬草に近いですけど
盗賊よけの指輪や見た目よりたくさん荷物の入る袋 妖精が内側を削った宝石は飾りにも最適ですが 割れば持ち主の精神疲労を少しだけ癒して呉れますし…
[アイリスと自分の空のカップともうひとつのカップ。 説明をしながらアルファルドの分もお茶を出し手招いた]
…若しかして魔法使いさんですか?
(72) 2010/08/04(Wed) 13時半頃
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店番 ソフィアは、受付 アイリスを見詰め瞳を輝かせた。
2010/08/04(Wed) 13時半頃
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んー。魔法使いかなぁ。どうかなあ。 魔法がかかった商品の使い方くらいはわかるかもなのよ。
[ソフィアの問いを肯定も否定もせず、お茶の匂いに頬を緩ませる。]
強力な魔法を使うには、大分長い事お勉強しなきゃなのよ、なの。 アイリスまだ若いし。 お茶はもういただいていいの?なの。
(73) 2010/08/04(Wed) 13時半頃
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おいしいお茶は一種の魔法。 作法がたくさんあるものね、なの。あとは気持ちの問題。 おいしくなあれと思いながら淹れるとおいしくなるらしいけど、作法と気持ちの両方が完璧な人は少ないの、なの。
いいにおい、なの。
[のほほん。]
(74) 2010/08/04(Wed) 13時半頃
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― 少し前・雑貨屋 ―
[>>65 『お帰り。』 懐かしい言葉に、きょろりと瞳を開く。]
別にソフィアを心配なんてしてないよ。
ぅ、…それは
まだ 決まって… ない、けど。
[宿にどうかと勧められたけれど返事は濁す。]
んー、じゃあ ソフィア。
[何が食べたいかと問われれば にこりと笑みを浮かべてそう言った。]
(@25) 2010/08/04(Wed) 14時頃
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[それから陽気な口調で入ってきた女性の姿。 すん、と一度鼻を鳴らす。]
ずいぶん、美人な子だね。
[>>67同意を求められれば、こくりと頷きを返してから]
この村までの道を案内してくれるように あたしが頼んだの。
[ご飯のおあずけを言い渡されれば、ぷくりと 頬をりすのように膨らませ、唇を尖らせた。
そのまま、ててて、と店の外へと駆け出して 店を出た所で身を翻し店内へと声を届ける。]
夜までには*戻ってくるからね!*
(@26) 2010/08/04(Wed) 14時頃
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わあ…わあ 僕も未だ未だ勉強中なんです
アイリスさんはどんな魔法をお勉強中なんですか? この店にもいろんな商品はありますけど 気になる商品があれば何でも仰って下さいね
[束の間だけ瞼を伏せカップからあがる湯気をなぞる掌。 問いには瞳を開いてアイリスへと頷いた]
僕が母にきちんと教われた魔法は是だけなんです お作法は特にありません ただお茶会での嘘はお茶をまずくしてしまうんです 変わりに沈黙はお茶を味わい深くします
どうぞ、召し上がって下さい
(75) 2010/08/04(Wed) 14時頃
|
|
あれ?お茶飲んでいかないんだ。 代わりに二杯分飲んじゃうよ、なの。
まいっか。いってらっしゃい、なの。
[のんびりのほほんと手を振り、アルファルドを見送った。]
(76) 2010/08/04(Wed) 14時頃
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そっかぁ。お茶の魔法ってあるんだ。知らなかったなのよ。 いただきます。
[カップを手に取り、一口。]
沈黙しっぱなしのお茶会もあまり面白くないけどね、なの。 アイリスが勉強してる魔法かぁ…んー。 直接相手を攻撃するような魔法は勉強してないかな、なの。
[嘘は言っていない。なので当然お茶の味にも影響はない。]
そうねぇ、お化粧も魔法の一つかもなのよ、なの。 お化粧はしないの?なの。
[お茶を半分飲み干し、カップを置いて。 じっと、ソフィアを見つめる。]
(77) 2010/08/04(Wed) 14時頃
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其れなら此処に泊まって …僕?
…
えええ…?!
[>>@25言葉の意味に思考が追いつくと瞳を見開いて、 少女の食事を如何するか考える間にアイリスがやってきた。
そうして双方の説明>>@26を受ければこくこく頷いて、 不思議な物言いに少女とアイリスを再び交互に見た]
…? 確かに美人さんだよね
お茶は要らないの? うん、いってらっしゃい 気をつけてね
(78) 2010/08/04(Wed) 14時頃
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― オルグイユまでの道程 ―
[馬車が通れる幅のある道を足早に歩く。 村の周囲は森に囲まれていた記憶がおぼろげにあった。
歩む道の先を視線で追えば――――]
あそこか。
[見えた緑。その先に思いが馳せられる。 ――― どくん、と鼓動が高鳴った。]
(79) 2010/08/04(Wed) 14時頃
|
|
嘘は言わないの。 でも、どちらとも取れる言葉はよく使うの、なの。
[くすくす。]
(-14) 2010/08/04(Wed) 14時頃
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ふふ、なんだか変な魔法でしょう?
ずーっと黙ってなくても大丈夫 答えたくない事に沈黙が赦される魔法ですから
でも僕は嘘もすきですよ
[嘘に対するにカップを丁寧に両手で持ち上げ、 学ばぬ魔法を語るアイリスの学ぶ魔法に想いを馳せる]
え…? 僕がですか?! した事ないですがたぶん僕には似合いませんし 僕はお化粧の魔法はさっぱりです そう云うのは…
[向けられる視線に落ちつかなげにそわそわおろおろ。 はたと目の前の客の名前を知らない事に漸う思い当たる]
あ、僕 ソフィアって言います 美人さんの*お名前を伺ってもいいですか*?
(80) 2010/08/04(Wed) 14時頃
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ま、占い師だって嘘ついたときはやむをえないこともあるけど。 それくらいは仕方ないわよね、なの。
(-15) 2010/08/04(Wed) 14時半頃
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今まで見聞きした事のある魔法の中では、とびきり面白い魔法だと思ったのなの。 …なまえ? さっき言わなかったっけ。アイリスなの。 ソフィアは女の子じゃないの?なの。 お化粧苦手、っていう子ほどお化粧すると似合うのなの。
[じーっとソフィアを見つめ、にっこりと笑う。]
お茶会にはお茶菓子もほしいところだけど、あるの?なの。 ケーキがあるともっとお茶がおいしくなるの、なの。
[満面の笑顔のままで、ケーキを催促した。**]
(81) 2010/08/04(Wed) 14時半頃
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今の名前は、アイリスなの。
[くすくす。]
(-16) 2010/08/04(Wed) 14時半頃
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お気に召して貰えたなら好かったです あ…! すみません、アイリスさんですね
[会話を思い返せば名乗り出なく一人称として紡がれた名。 性別を問われると笑まぬ口唇にそっと添える人差し指]
昔は女の子だと思ってましたよ 今は―――…
[『今』を騙らぬ為に添えた沈黙は柔らか。 化粧が似合うと言われ恥ずかしそうに身を縮ませる]
僕はアイリスさんみたいに美人さんではありません でも、あの…似合うかは判らないですけど 何時か僕にお化粧の魔法を教えて貰えませんか?
あわわ お茶菓子も出さずにすみません お話がたのしくて夢中で…木苺のパイでいいですか?
[パイを切り分け二人分を並べる時には思い出したもうひとつ、 アイリスの求めていた頭痛薬も一緒に*添えて出した*]
(82) 2010/08/04(Wed) 14時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 14時半頃
|
―森の入り口―
これで、よしっ、と・・・
[フランシスカは、血を洗い流した手足に香辛料の香りの練り香水をつける。]
(83) 2010/08/04(Wed) 15時頃
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あまりつけ過ぎないようにしとかないとね。 下手に勘ぐられて、面倒な事になるのは、もうこりごりだし−
[フランシスカは香辛料の香りを身に纏いつつ、酒場の方へと足を向ける−]
―森→酒場―
(84) 2010/08/04(Wed) 15時頃
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― オルグイユまでの道程 / 森付近 ―
[タイムの香りは義父から渡された石鹸と それを愛用している本人から香る。
切りそろえられた髪。 耳元で回される危ない癖を思い出してしまう。]
――――…、ハ
[肺から息を思いっきり吐いて]
(85) 2010/08/04(Wed) 15時頃
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そっちは 『前』 じゃねぇ。
(-17) 2010/08/04(Wed) 15時頃
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―酒場― ・・・あら、マスター。
[店の支度を始めている店主の姿を見ると、頭を下げ]
ごめんなさい、ちょっと体調が優れなくて・・・少し遅れちゃいました。
[フランシスカは申し訳無い様子で店主に遅れた旨を詫びる。]
(86) 2010/08/04(Wed) 15時頃
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― オルグイユまでの道程 / 森 ―
[ ザザ―― ― − ]
[周囲を緑に包まれた道を弓矢は手に持った体勢で駆けていく。 途中、獣か何かの血の匂いがした。]
?
[すとん、と視線だけ一度そちらを向けたけれど何も捉えることは出来なかった。 駆けるたび、森を抜けた先に見える光景に自分がどんな感情を抱くのか想像できず、だからこそ 鼓動の高鳴りが激しくなっていくのが解った。]
(87) 2010/08/04(Wed) 15時頃
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いや、ちょっとは体調は良くなりましたから、大丈夫です。
[体調を心配するマスターの気遣いに深々と感謝の意を告げると。]
後で、ロミオ先生の所に行ってお薬でも貰ってきますね。 こんな調子が悪くなるのって、『あの時』以来なんで、何も無いといいんだけれど・・・
(88) 2010/08/04(Wed) 15時頃
|
踊り手 フランシスカは、ふと、マスターの表情が曇ったのを見て、はっとする。
2010/08/04(Wed) 15時半頃
|
あ、やだなぁ、冗談ですよ、冗談。『あの時』のような事なんて、起こるワケないじゃないですか。 前だって、『やつら』を追い返した実績があるんだし、大丈夫ですよ。
[フランシスカは少し苦笑いに近い笑みを浮かべて]
マスター、そんなしょげた顔してると、お客さん逃げちゃいますよ。
[マスターの肩をポン、と叩いてフランシスカは料理の仕込みに*取りかかる*]
(89) 2010/08/04(Wed) 15時半頃
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/*戻った。 出る機会伺いつつ。 フランシスカ>>41 かっこいいよ 惚れるぜ兄貴(何
むーん。 武器を出すのはもうちょっと後かな、うん。 別に、家の物置じゃなくてもいいし(←
あと兄と妹のモノローグがかかっこ良すぎるんだぜ>< 二部のログとベネットの日記よんでこよっと。 λ
(-18) 2010/08/04(Wed) 15時半頃
|
踊り手 フランシスカがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(踊り手 フランシスカは村を出ました)
|
―森―
・・・うぅ・・・フランシスカ・・・!
[瀕死のウェーズリーは振り絞るような声でかつての恋人だった女の名を呻く]
・・・わ、わたしは・・・きみを・・・
[何かを訴えるような声を振り絞ると、*気を失った*]
(@27) 2010/08/04(Wed) 15時半頃
|
|
― オルグイユまでの道程 / 森 ―
―――― !
[狩りの時から、"勘"はいい方だった。 血の臭いは狩りの残り香かと思ったけれど]
誰かいるのか?
[目視では判断できなかった森の奥に向けて声を投げる。 手に持った弓を背にしまい、今度は腰に構えた剣を抜く。 その剣を構えたまま道なき森の方へ、一歩 踏み込んだ。]
(90) 2010/08/04(Wed) 15時半頃
|
|
おーい、…って …いねーのかな?
[しかしそのまま血の匂いがする方へ歩めば そこで倒れている人を見つけた。]
[ どく、ん ]
――――な ッ
ンで ここに、…
[ どくん、… ]
(91) 2010/08/04(Wed) 16時頃
|
|
こんなとこでくたばってンじゃねェ!! 目ェ覚ましやがれ!!
[剣を腰へ戻し、倒れた義父の元へと駆け寄った。 彼の傍らに片膝をついて容体を確かめる。 彼が重傷であることは見た目で判断できただろう。]
……ふ、ざ ――― けんな。
[下唇を噛んで、彼に対する怒りを堪えた。]
(92) 2010/08/04(Wed) 16時頃
|
|
・・・うぅ・・・その、声は・・・
[近くで叫ぶ声によって微かな意識がウェーズリーに戻る。]
その・・・声は・・・ルー・・・カスか?
[混濁した意識と、腫れ上がった瞼のお陰で姿は確認できないが。 幾年もの歳月と麝香草の香りが声の人物とルーカスを結びつける]
(@28) 2010/08/04(Wed) 16時頃
|
|
!
[返事が返り、一寸、ほ、っと胸を撫で下ろした。 けれど――― ]
どっか痛いとこねェか?
(93) 2010/08/04(Wed) 16時頃
|
|
無理して喋ることもねェか…
[顔を上げ、周囲を見渡すが人が通る気配はせずで]
乗れ。 村まで行けば医者くらいいるだろ。
(94) 2010/08/04(Wed) 17時頃
|
|
ふ・・・少しいい所を・・・お前に見せようとしたが・・・このザマだ・・・
[ルーカスに強がりめいた言葉を吐くも、その言葉は咳によって遮られ。]
(@29) 2010/08/04(Wed) 17時半頃
|
|
悪いな・・・
[ウェーズリーは傷だらけの体を動かすと、全てをルーカスに任せる。]
(@30) 2010/08/04(Wed) 17時半頃
|
|
馬鹿なこと言ってンじゃねぇよ。
[咳をする義父へ萌葱色の瞳を細めて見てから背の弓をずらし 傷を広げないよう気を付けながら彼を背に乗せる。]
―――…走るぞ。
(95) 2010/08/04(Wed) 17時半頃
|
|
[森の中、駆けてきた道へと戻る。 村へと続く道を、背に人を乗せたまま走る。
その最中、ぽつりと背の彼へ声を投げた。]
なぁ、何しにオルグイユ村へ来たんだ?
(96) 2010/08/04(Wed) 17時半頃
|
|
・・・自分に・・・カタをつける為だ。
[ルーカスの大きくなった背中の上でふと呟く言葉。 数年前は、小さな子どもだったのにな、という言葉は譫言のように囁かれ。]
(@31) 2010/08/04(Wed) 18時頃
|
|
で、返り討ち ――― ってか?
[鼻で一度笑いつつも足は速度を保ったまま
やがて、森を抜けきるとどこか懐かしいようで 見覚えのない景色が視界に飛び込んできた。]
―――― 戻ってきたぜ。**
(97) 2010/08/04(Wed) 18時頃
|
郵便屋 ウェーズリーは、良家の息子 ルーカスの背中の上で意識を*失った*
2010/08/04(Wed) 18時頃
|
―元領主の家:庭園―
〔クローゼットから鍵を取り出して一階のリビングへ向かう。〕
……うわぁ
〔リビングもご多分にもれず、10年分の埃が積もっていた。 誰かが片づけてくれたり直してくれた所もあるのか、修復の跡がある箇所もある。 寝泊まりできなくはなさそうだが、埃まみれになりそうだ〕
〔取ってきた鍵で庭園に向かう扉を開け、庭園へ出る〕
……雑草だらけね……
〔母がガーデニングを楽しんでいた庭は、手入れされないまま荒れていた。〕
(98) 2010/08/04(Wed) 18時半頃
|
|
〔ひゅんっ〕 きゃっ!
〔突然やって来た一瞬の強い風に、肩のマントを飛ばされそうになって思わず引き寄せ、このローブを羽織っていた『魔女』のこと、優しく肩にかけてくれた『彼』のことを思い出す。〕
〔ふっと、店の中でロウソクに火をともす魔法を練習している『彼』の姿が唐突に思い浮かんだ。〕
……元気かな? 〔思わず笑みがこぼれた。〕
(99) 2010/08/04(Wed) 18時半頃
|
|
…… 種と、花のお薬……
雑貨屋さん、まだあるかな。
〔昔、母に連れられてよく行った、不思議な品物がたくさんあるお店。 かならずお菓子とお茶が出て、それが楽しみで遊びにいったお店。〕
お姉ちゃん元気かな。
〔一緒に遊んだ友達の顔を思い浮かべ。〕
……行ってみよう。
〔玄関においていた鞄を持って、丘を*下りていく*。〕
―領主の家→広場―
(100) 2010/08/04(Wed) 19時頃
|
良家の娘 グロリアは、雑貨屋を探して道に迷い中。。
2010/08/04(Wed) 19時半頃
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―診療所―
ありがとうございました。 ……ええ。次は、ちゃんと来ます。
[老医師に礼を言い、診療所を後にする。
広場の方へ戻っていく途中。 怪我人を背負った見慣れぬ青年が隣りを駆け抜けていくか。]
……、……血。
[振り返り、その姿が見えなくなるまで。 僅か眉を潜め、睨むような眼差しを向けていた。]
―診療所→広場方面―
(101) 2010/08/04(Wed) 19時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 20時頃
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―広場―
[疲れたため息と共に足を止める。 ふと、目に付くのは道に迷っているらしい女。 声を掛けるでもなく、胡乱な眼差しを向ける。]
(102) 2010/08/04(Wed) 20時頃
|
|
―広場―
……ええと、多分この道……?
〔朧げな記憶を辿り、雑貨屋の道を探っていると、通りかかった青年の姿。 誰か知っている人だったろうかと首を傾げながら声をかけた。〕
すみません、ええと、雑貨屋さんを探しているのですが、ご存知ですか?
(103) 2010/08/04(Wed) 20時頃
|
|
……あっちですよ。
[無愛想に、視線だけで雑貨屋の方向を指し示し。]
……怪我人でも?
[先程通り過ぎた青年に、何処か似た面影のある顔。 じろりと不躾に見詰め、尋ねる。]
(104) 2010/08/04(Wed) 20時半頃
|
|
〔無愛想な青年の態度の端々から、誰も寄せ付けない壁のようなものを感じていた。それはまるで、よそ者という壁を無意識に作っていた、少し前の自分のようで。〕
〔視線で示された先を見やり、あ、そうそうと思い出す。〕
有り難うございます。
……怪我人? 〔続く言葉に首をかしげた。〕
いえ、知らないです。 ついさっき村に着いたばかりですし。
〔視線を落とし、杖に気づく。〕 貴方もお怪我を……?
何か、酷く疲れているみたいですけど…… 大丈夫ですか?
〔余計なお節介のような気がしたが、腕を支えようと手を伸ばした。〕
(105) 2010/08/04(Wed) 20時半頃
|
|
……そうですか。 なら、別にいいんです。 連れだと、思っただけなので。
[誰の連れだと思ったかについては言わず、ついと視線を逸らし。 女が先に立ち去るのを待っていると、伸ばされる手。]
(106) 2010/08/04(Wed) 21時頃
|
|
触るな!
[差し伸べられた手を振り払う。]
(107) 2010/08/04(Wed) 21時頃
|
|
……うっ……。
[苦しげに息を吐き出し、膝を折る。 何度も肩を上下させ。 女を睨み上げる。]
……大丈夫ですから。 放っておいて下さい。
(108) 2010/08/04(Wed) 21時頃
|
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/* ほっとけば勝手に死ぬよね。このラスボス。
(-19) 2010/08/04(Wed) 21時頃
|
|
連れ……?
〔思いつくのはオスカーのこと。しかし、自分とオスカーが広場に向かっている時、彼を見ていただろうかと、戸惑い。〕
……っ
〔伸ばした手は振り払われ、所在なく彷徨う〕
〔苦しげに息をし、うずくまる青年。〕 ……全然大丈夫じゃないじゃないですか。 誰か呼んできましょうか?
〔再び手を伸ばすが、振り払われればそれ以上の手出しはしないだろう〕
(109) 2010/08/04(Wed) 21時頃
|
|
…………。
[再び差し出される手を、何処か恨めしげに睨むが体調が悪いのは事実。 もう一度振り払う事はせず、胸を押さえる。]
……少し休めば、平気です。 心配は、掛けたくないので。
[言葉とは違い、人を呼ぶのは迷惑だ、とはっきりと表情に表れている。]
(110) 2010/08/04(Wed) 21時半頃
|
|
―診療所―
[ノックの音も軽く 小さな小屋に響く空気 見知った顔の久しぶりさに、老医師は眼鏡の上の眉を寄せる。]
久しぶり、だね。 ちゃんと定期的に来い、って、 ボクが君に言うのはこれで4度目。
[現れた若者の姿>>71に、聴診器の先を揺らす。 首を傾け、座るようトントンと椅子を指先で叩き]
君はぼくが誤診でもしたんじゃ、って思っていたの? もうその様子じゃなんとなく自覚もしてるだろうに。
[呆れた声。]
(111) 2010/08/04(Wed) 21時半頃
|
|
お化粧は似合えば女の子じゃなくてもしていいと思うのよ、なの。 似合えば正義、なの。
[ソフィアが女の子かどうかはひとまず気にしていない様子。]
魔法もおなじ。 身の丈にあわないものを無理に使うのはあまり良い結果を招かない、なの。 お茶の魔法はとても平和で、いい魔法だと思うの、なの。 木苺のパイはアイリスの大好物。おいしくいただくの!
[貰った頭痛薬に対価を払って、木苺のパイを早速一口。]
おいしいなの。おいしいお茶とお菓子にはすべからく魔法がかかってるとアイリスは思うの、なの。
[ほわん。]
(112) 2010/08/04(Wed) 21時半頃
|
受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 21時半頃
|
[いつもの手慣れた診療と治療。 枯れ枝の指が触れる青年の胸の鼓動は、 今は、力強く全身へと生命を送って居る。]
ぼくは名医だからね。 半年を壱年に伸ばしたければ、 ちゃんと定期的に来るんだよ。
[大人しくしていた彼が立ち上がる前に、 トン、と臍の辺りを服の上から指で突く。 僅かに くの字の彼に 眼鏡の奥で笑み添えて]
君の努力も必要だからね?
[閉じる扉にかける声は 明るくも重い*]
(113) 2010/08/04(Wed) 21時半頃
|
|
〔青年の背中に指先が触れた。少しでもよくなりますようにと無意識に祈る〕
〔少し休めば大丈夫 との言葉に〕
……そう、ですか。
〔これ以上は迷惑にしかならないのだろうと、手を離した。〕
……ゆっくり休んでくださいね。
教えてくれてありがとうございます。 〔お辞儀をし、時折振り返りながら、教わった道へ足を進めた。〕
(114) 2010/08/04(Wed) 21時半頃
|
|
頭痛薬ありがとね、なの。 お茶とお菓子もおいしかったし、また来るのなの。 あ、さっきのお茶とお菓子代も込みなの。いいものには対価を払うのがアイリスのルール、なの。
[ぺろりと平らげ、にこにこ笑顔で席を立つ。]
いちお、お医者さんに見てもらってくるの、なの。 実はちょっと重い病気でしたーとかだったらアイリス困るし、なの。 多分旅行疲れだとは思うけどね、なのなの。
[入口で振り返り、ぶんぶん手を振ってから。 店を出て行った。]
(115) 2010/08/04(Wed) 21時半頃
|
|
ふん、ふふんふん♪
[途中で誰かとすれ違ったかもしれないが、そんなこと知ったことじゃない。]
ケーキとお茶には、幸せの魔法がかかってるの、なの♪
(116) 2010/08/04(Wed) 22時頃
|
|
― オルグイユ村 →診療所 ―
[血の臭いが背から漂ってくるたび心音は高鳴る。 これ以上、近い者を失いたくないという思いは足を速めて]
怪我人がいるんだ。 医者はどこだ?
[村に入れば懐かしんだりするより先に医師を探した。 診療所の場所を知れば、あそこか、と記憶を頼りに向かう。 途中、杖をついた青年とすれ違う事となった。>>101]
…?
[視線を感じて不思議に思うが、それを気にしている時間もなく診療所へ飛び込む事となった。]
(117) 2010/08/04(Wed) 22時頃
|
受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 22時頃
|
─広場─
でもま、一休み一休み、なの。 ひなたぼっこひなたぼっこ、なの。
[近くの切り株に腰掛け、うーんと大きな背伸び。]
ふわあああああぁ、なの。 ねむねむ。
(118) 2010/08/04(Wed) 22時頃
|
受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 22時頃
|
― 診療所 ―
おい!誰か!
[声を響かせる。 背で気を失っているウェーズリーはそのままで 奥の診察室の方までずかずかと入っていく。]
(119) 2010/08/04(Wed) 22時頃
|
|
[背中に触れた指から、体温以上の暖かさを感じる。 それがすぐに離れる事にほっとしつつ。]
……ありがとう。
[むすっとした顔のまま、女の顔も見ず、小さく零し。 地べたに座り込んだまま休む。]
(120) 2010/08/04(Wed) 22時頃
|
|
おい…!って、…
[そこでロミオに出会えたのなら、見下ろす位置。]
背ェ縮んだか?ロミ爺。 なぁんてな、久しぶりだな。
―――― 俺だよ、ルーカスだ。
つっても挨拶してる場合じゃねぇ。 このバカ親父の治療 ―――頼む。
[そのまま背負っていたウェーズリーを指示された場所へと移動させ、治療を頼むことになるだろう。]
(121) 2010/08/04(Wed) 22時頃
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/* そう言えば、昨日は村建てアイコンがちびポリスだったのにぱるっくさんにもどってた。
王様お疲れさまです。 */
(-20) 2010/08/04(Wed) 22時頃
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[思い起こすのは老医師の言葉。]
寝たまま一年生きるくらいなら。 俺には半年で十分。
俺がするべきなのは長く生きる努力ではなくて……。
(-21) 2010/08/04(Wed) 22時頃
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で。 そこのおにーさんはそこでひなたぼっこ?
[地べたに座り込んだままの青年に声を掛けてみた。]
日光浴にはいい天気ね、なの。
(122) 2010/08/04(Wed) 22時頃
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……また、知らない顔か。
[お節介な女が去ってすぐに、別の女が来て見える場所の切り株に座る。 独り言を言いながら背伸びをしているのに、また変な女来たとこっそり溜息をついた。]
(123) 2010/08/04(Wed) 22時頃
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……ええ。そうです。 本当に、珍しくいい天気ですね。
[また構われては面倒だと。 愛想なく頷いて、顔色の悪い顔を背ける。]
(124) 2010/08/04(Wed) 22時頃
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そうねー知らない顔ねー、なの。 まあいちお旅行中なの、なの。 おじゃまならこのままどっかいくけど?なの。
[うずくまっていようがなんだろうが、特に何か手助けしようとする気はないようだ。]
(125) 2010/08/04(Wed) 22時頃
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―雑貨屋―
〔途中で鼻歌を歌う女性にすれ違った>>116〕
あー ここだぁ 懐かしいなあ。
〔店構えに思い出が甦り、OPENの札を確かめて、中に入る〕
こんにちは。
〔店主の姿が見えれば〕
ええと、
…………ソフィアお姉ちゃん?
〔探り探りたずねてみる。訊ねられればこちらも名前を名乗るだろう。〕
(126) 2010/08/04(Wed) 22時頃
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それにしても、この村はところどころ寂れてるね、なの。 何かあった?なの。
[答えが返ってくるかどうかはあまり期待していないかもしれない。]
(127) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
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― 村はずれの墓場 ―
ええっと… どこ、かな…? ………おかしいなぁ。
[墓石から墓石へと視線を彷徨わせながら自分の両親を探す。しかしなかなか見つからず立ち止り息を吐く。]
この辺りだと思っていたんだけれど、記憶違いかなあ。 ……あれ?そもそもぼく、正確な場所知っていたっけ?
うん、もう見つかるよね、きっと。
[いやな予感を振り切る様頭を振ると、墓石探しを再開した。]
(128) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
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別に……。 広場は皆のものでしょう。 好きに休んでください。
[近寄っては来ない様子に、僅か張りつめた気を緩める。]
こんな何もない村に旅行? 他にも、何人か来ていたようですけど。 物好きですね。
[無表情で吐き捨てるような、他人への印象は悪い口調。]
(129) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
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10年前。 人狼が滅ぼしそこなった村ですよ。此処は。
[問いかけに、端的に答える。]
(130) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
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何があるかないかは、訪れてみないとわからないものなの、なの。 思わぬ人と出会ったり、意外なものを見かけたりね、なの。
[物好きと言われても気にはしていないが、軽くはぐらかしたようでもあり。]
わりと色々なところを回ってるの、なの。 とはいえ確かに此処最近の旅路は少し退屈だったかもね、なの。
[再び大欠伸。]
(131) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
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[ずきり
十年前。 思い出すだけで、また胸と足の傷が痛む。]
(-22) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
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そっかぁ。 それじゃあ荒れた場所が多くても仕方ないね、なの。
[子供のように足をぱたぱたさせる。]
それでもまだ人が住んでるのは驚きね、なの。
(132) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
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そうですか。色々と旅を……。 俺は、誰かを訪ねるので精一杯ですね。
[視線を自らの不自由な左足に落とし。 声には僅かに羨望が混じる。]
…………本当に。 本当に、人の逞しさには驚きですよ
[視線を落としたままの表情は暗い。]
(133) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
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ああ…! やっと見つけたよ、母さん 父さん。 オスカーだよ、ぼく 帰ってきたよ、ただいま二人とも。
[やっとみつけた両親の墓石に歓喜し、駆け寄り墓石の前に座り込んだ。目に涙をにじませながら笑顔を浮かべて挨拶をする。]
そうだ、この人がぼくのこと引き取って育ててくれたんだよ。
[古ぼけた鞄の中を探り絵姿を入れた小さな額を取り出し墓の側に置く。]
母さん… 父さん…
[そっと胸の前で手を合わせる。]
(134) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
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双生児 オスカーは、両親の墓の前で黙とうしている。
2010/08/04(Wed) 22時半頃
|
知ってる? 復讐が起きるのはね、どちらにも生き残りがいるからなの。
[くすくす。]
だから、復讐されないようにするには一族郎党皆殺しにするしかないのよ、なの。 どんな争いごとも、禍根が残らないなんてありえないものね、なの。
(135) 2010/08/04(Wed) 23時頃
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|
…………。 何故、そんな事を?
[笑う女を見遣る赤茶の目は鋭い。]
まるで、復讐が起こるとでも、言いたげですね。
(136) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
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それでね、村に帰ってくる途中で… …? え?今の、ピンク色……森で?
[両親にこれまでのことを語っている途中ふと視界に不自然なものが映り目を向けるがただ森が広がっているだけだった。]
気のせい?でも… うん、ちょっと見に行ってみよう。
[両親に軽く別れを告げ、気のせいかもしれない不自然を確かめるため森の方へ足を向ける。]
― 村はずれの墓場→森へ ―
(137) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
|
起こらないと思う?なの。 人狼が滅ぼし損なった、村に生き残りがいた。 禍根なんて、10年如きでどうにかなるようなものではないのよ、なの。 そうね。この村が廃村になっていれば、もしかしたら復讐は起きなかったかもしれない。 けれど現状ではそうではないなの。
[くすくすくす。]
(138) 2010/08/04(Wed) 23時頃
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/* >>136「「ここで」復讐が起こるとでも」 抜けてるorz
(-23) 2010/08/04(Wed) 23時頃
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…………。 10年如きで禍根は消えない。 ならば逆にどうして十年も此処は無事だったんでしょうね。
[起こらないと思うのか。 その問いには明確な答えは返さない。]
……復讐が、起こるのを望んでいるんですか? だとしたら。 物好きでなく、悪趣味だ。
[ふう、と陰鬱な溜息を落とし、視線を臥せた。]
(139) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
|
機会を待っていたのかもしれないね、なの。 コトを起こすための準備期間って重要ね、なの。
[悪趣味だと言われてもにこにこ笑ったまま。]
(140) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
|
|
― 森 ―
この辺りだったんだけど…。 ううん…?
[森の中に入ったはいいがピンクの物など周囲には存在せずやはり気のせいだったのだろうかと首をかしげる。]
…誰か、いますかー?
[このまま村に戻らずピンクのなにかを探してみようと声を上げながら森の中を歩きだした。]
(141) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
|
|
…………。 あなたは何ですか?
[女へ不審を抱いた表情を隠しもしない。 杖に縋り、よたよたと立ち上がる。]
……お話できて楽しかったです。 家で人が待っているので失礼します。
[答えは待たず。 抑揚なく告げると、左足を引き摺り歩き出した。]
(142) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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|
さあね?なの。 それじゃあ気を付けて、なの。
[青年と別れた後、立ち上がり診療所へ。 さて、先客はいるか否か。**]
(143) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 23時半頃
|
…………。
[一度だけ振り返り。 診療所へ向かう女の背を*睨んだ。*]
(144) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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― 診療所 ―
[義父の治療をして、彼が大丈夫だと解れば席を立ち]
行かなきゃならねェとこあるから… ――― このバカ親父のこと、頼む。
[弓の位置を戻し、診療所を後にする。 >>143診療所へ女性がくればすれ違っただろう。
その足で向かった先は、両親が眠る場所。]
― →墓所 ―
(145) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
|
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 00時頃
|
― 墓所 ―
[どこか冷えた空気が身を包むような錯覚。 いくつかの墓石が並ぶその中を、記憶の糸を辿りながら歩き
そして辿り着く。
本当は一番最初に来る予定だった場所。 思わぬ出来事で順序は狂ってしまったけれど。]
……
[墓石に刻まれた名を確認して、その場で膝をつく。 萌葱色の瞳でゆっくりと瞬いてから]
(146) 2010/08/05(Thu) 00時頃
|
|
ただいま。
[短い帰還の挨拶を、両親に伝えた。]
(147) 2010/08/05(Thu) 00時頃
|
|
―村はずれの森―
……あれれ…?あのおじさん…こっちに行けば…って…。
[歩けでども、歩けども。 見たことのあるような木がわたしを出迎えてくれます。 今は、そんなことお願いしてないのに。]
…まよってないしーっ!!!
[って叫んだ声は空に吸い込まれました。 ちょっと疲れてへたり込んだときに、誰かの声が聞こえたました。(>>141)]
(148) 2010/08/05(Thu) 00時頃
|
|
[その声に反応したかのように立ち上がりました。 もしかして、村の場所知ってる人なのかもしれない。]
はいはーい!! いますーいまーすっ!!
[その場で軽く2、3回ジャンプしてみました。 こちらから、声の主は確認できません。]
(149) 2010/08/05(Thu) 00時頃
|
|
10年で俺も、ずいぶんでかくなったよ。 妹たちも元気にしてるといいな。
―― なかなか帰ってこない息子でごめんな。
(-24) 2010/08/05(Thu) 00時頃
|
良家の息子 ルーカスは、墓所の前で両手を合わせ、しばらくその場で祈りを捧げていた**
2010/08/05(Thu) 00時頃
|
/* この村のコアタイム的にオレはかなり無理しか感じねぇーぜ…。 すまないな、末っ子が一番夜更かしとか。
(-25) 2010/08/05(Thu) 00時頃
|
|
! 今叫び声が…。
[声のした方に反射的に顔を向ける。誰かいたのだと確信し、茂みをかき分けながら声の方へ早足で向かう。]
…あ、こんな所でどうしたの?
[茂みを抜けた先で意外にも元気そうな少女の姿に一瞬惚ける。なぜこんな場所にと内心首を傾げながらも少女に近寄り笑いかける。]
(150) 2010/08/05(Thu) 00時頃
|
郵便屋 ウェーズリーがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(郵便屋 ウェーズリーは村を出ました)
|
わわっ!!!
[自分から呼んでおいてすごくごめんなさいな気持ちになったけど。 急に現われた男の人を見上げました。]
ああ、ご、ごめんなさいーっ!! えーっと、そのー。 何から言えばいいかなー。 あっ、そうそう!
[聞きたいことはいっぱいあった気がしたけど。 何から聞けばいいのか整理して一生懸命考えて。]
あの木ってさっきもありましたよねー?
[他と違う木を指さして言いました。 幹についた傷は、この村であったことを忘れさせないためなんでしょうか。]
(151) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
|
|
[それとも、これから起こることを暗示しているんでしょうか。]
(-26) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
|
|
―酒場―
・・・最後にパセリを入れて・・・出来上がり、と・・・
[フランシスカはスープを仕込むと、肉を捌いている男に声をかける。]
マスター、スープの仕込み、終わりましたよ。
[スープはみずみずしいトマトの赤で彩られて。 村では酒では無くスープを目当てにする者も少なくない、との噂である。]
(152) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
|
|
えぇ??
[いきなりの質問にうろたえながらも少女の指した木を見つめる。そして気付いた。]
ぼく今来たばかりだから初めて見たよ。
[違うことはよくわかるけれど… 他の場所にもあったのかな?あるかも、しれないな。だってこれは…。]
ええっと、君村の子?村の外に何か用事でもあるの? よければぼくも君につきあうよ。
[自分の心を隠すように笑顔を浮かべ、少女に問いかける。少女が一人きりで外に出て行くのが心配で一緒に行こうと手を差し出した。]
(153) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
|
|
えっ、トマトのスープは珍しいって? まぁ、最近はヴィシソワーズとかパンプキンスープが多かったですけど。
[フランシスカは手元にあったトマトを一つ、手に取ると。]
エルビス村から、トマトが届いたんですよ。 凄く、甘みがあって美味しいんですよ?
[フランシスカはマスターに笑顔をふりまく。]
そうそう、確か名前は−−
(154) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
|
|
−−−『phoenix(フェニックス)』。
[フランシスカはそう言うと、トマトをザックリと二つに切る。]
(155) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
|
|
で、すよねぇ…。 ごめんなさいー。
[初めて来たと言われて地面をじっと見つめました。 きっと村の人じゃないから、この人も迷子なんだ。 変な確信だけを持っていました。]
わたし、村の子なのかなー? 昔住んでたみたいだけど、覚えてないの。 村の外っていうよりかは、村に用事があるんだよ。
大事な約束があるの。
[差し出された手を一瞬ぱちくり見たあと。 なんだか嬉しくなってぎゅっと握りました、安心です。]
(156) 2010/08/05(Thu) 01時頃
|
|
伝説の火の鳥のように、赤く瑞々しいから名付けたんですって。
[フランシスカはザクリ、ザクリとトマトをみじん切りにしていく。]
何だか龍神様の御加護で出来た、とかエルビス村の人から聞いたけど。 ・・・そんなご利益のあるモノ、食べちゃっていいんですかね、マスター。
[みじん切りになったトマトはスープが入った鍋へと放りこまれていく。]
(157) 2010/08/05(Thu) 01時頃
|
|
村に??て、君も昔オルグイユ村に? そうなんだ、ぼくと同じだね。
[そうか、この子 迷子だったのかとわかり軽く頷くと手を握り返す。]
村まで案内するよ。 ここからだと最初に墓場に着いちゃうけどね。
[自分が来た方に少女の手を引き歩き出しながら苦笑を浮かべる。正面を向くと自然と頬が緩んだ、どこか幼い頃のグロリアに似た少女に懐かしいものを*感じて。*]
(158) 2010/08/05(Thu) 01時頃
|
|
・・・あっ
[フランシスカは不意に軽い眩暈を覚え、その場に座りこむ。 マスターが心配そうに駆け寄ると]
・・・大丈夫です、マスター。少し疲れてるだけですから。
(159) 2010/08/05(Thu) 01時半頃
|
|
・・・ロミオ先生の所で少し薬を貰ってきます。
[心配するマスターを横目にフランシスカは診療所へと向かう準備をする]
あ、そうだ。
(160) 2010/08/05(Thu) 01時半頃
|
|
帰りに雑貨屋にも寄っていけますけど何か買っていくものありますか?
[マスターは何か思い出したかのようにランプのオイルが切れている旨をフランシスカに伝えると]
・・・わかりました。帰りによっていきますね。
[フランシスカはよろよろ、とした足取りで診療所へと向かっていくので*あった*]
―酒場→診療所―
(161) 2010/08/05(Thu) 01時半頃
|
|
え?お兄さんもこの村にいたのーっ?! えへへー、同じだー!
[何か変な納得をされた気がします。 わたし迷子なんかじゃないと小さく心の中だけで主張しました。]
案内!! 助かったー!やったー!
[助かった、という言葉が漏れた時点で迷ってた、ってことバレバレなんだろうけど。 そんなこと、気付かないぐらい喜んでいたのでした。 兄も、ここにいるかもしれないけど。 この人はわたしのお兄さんとは違う気がする。 それは分かる気がしました。]
墓場………。
[そこにもしかすると、お父さんとお母さんがいるかも、って。 思ったその後、言葉が続きませんでした。]
(162) 2010/08/05(Thu) 01時半頃
|
|
お兄さんがこの村を出たのって……。 もしかして…、もしかして…。
[見上げた顔。 その瞳はどんな色でこちらを見詰め返したんだろう。]
ううん、ごめんなさい。 言いたくないよね。 あ、村ってどっちなのかなー?!
[先に行こうとしたけど、道にまた迷う自信があったので。 お兄さんの後をついていくことにしました。 1度道を覚えれば、もう迷わないんだからね。]
わたしの、お父さんとお母さんもそこにいるのかな…。
[ポツリ呟いた後。 それなりの数の墓石が見えてきました。]
(163) 2010/08/05(Thu) 01時半頃
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|
―墓地― [なんだか心が酷く痛かった。 ここにいる人たち、みんなが――――、って考えると。]
――――…。
[黙って鞄の持つところにぎゅっと力を込めました。 わたしにとっては記憶のないところ。 けれど、やっぱり心が痛いのは傷がわたしにもあるということなんだと思う。]
墓参り日和なのかなー? 先客のお兄さんがいるー。
[わ、武器持ってる!怖い人なのかな。]
こんにちはー。
[少し離れたところから手だけ振り。 1つ、1つの墓石の文字を確かめながらそして。 1つ、1つに手を合わせていくのでした。**]
(164) 2010/08/05(Thu) 02時頃
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― 雑貨屋 ―
―――ほ ぅ…
[アイリスの>>112の紡ぐ一言一句を逃さぬように、 身を乗り出してこくこく頷きながら耳を傾けた]
身の丈にあった魔法 ですか 凄い!勉強になります
ふふ お茶とお茶菓子が気に入って貰えて好かった アイリスさんのお眼鏡に適ったぞ!
って、え?! うちの店はこんなに高くないですよ?!
[嬉しそうに胸元で小さく両手を握りガッツポーズ。 したのも束の間なんだか多いお代を手にわたわた]
(165) 2010/08/05(Thu) 03時頃
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[アイリスが暇を告げるのに慌てて席を立ち、 見送るべく扉までは添い眉を下げる]
お茶はサーヴィスなんですよ 次は是非お代なしでもいらして下さいね
あ、でもでも お化粧の魔法を教えて貰えると嬉しいです …母には教えて貰えなかったので
[ほつりと零してからアイリスの言葉>>115にぱちくり瞬く。 健康そうに見えても医者ではないから内情は判らない]
はい、診療所へも寄ってみて下さい おじいちゃんは名医ですから!
[診療所の場所をあっちですと大雑把に説明して、 手を振るアイリスが見えなくなるまで見送った]
(166) 2010/08/05(Thu) 03時頃
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[ カラ ン ] [10年前から変わらない小さな店に大きな来客の鈴の音。 其れはこの店がこの村に開かれた時からあった。
アイリスを見送り店内に戻って雑事を片付けていたが、 誰かが外から扉を開く音に薄暗い店内で振り返る]
いらっしゃいませ
[―――ソフィアお姉ちゃん]
…ふぇ? え?
[そんな呼びかけはついぞ聴いた事がなく、 ひとつふたつ瞳を瞬かせグロリアを見詰める]
え?
[更にぱちくり瞬いてグロリアを見詰める。 記憶に残る幼い像が重なる速度で瞳を見開いた]
(167) 2010/08/05(Thu) 03時頃
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グロリア?!
え?! ほんとにグロリアなの?
わあ わあ わあ わあ おっきくなったね
[過日を懐かしむ口振りは驚きを隠さずも眉が下がる。 眩しげに瞳を細め下がる眉の理由は悟らせない]
ン…久し振りだね ソフィアだよ
――― おかえり …
[笑まぬ口唇はそうっと囁いて、 求められる品があれば其れ等を*提供するだろう*]
(168) 2010/08/05(Thu) 03時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 03時半頃
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